第2話『繰り返し触れられる過去』ではオスカーとティナーシャの間で守護者の契約が結ばれていました。
そして魔獣討伐によって見せられたティナーシャの魔女としての力の一端はすごかった。
回復のため遅くしていた成長を速めることにはなってしまいましたが。
ティナーシャめちゃくちゃ強かった……
なんとなく人から恐れられることが悲しそうな印象もありましたが。
今回の第3話では「閉ざされた森の魔女」とオスカーが出会うようですが見どころとしては
- オスカーが新たな魔女と出会い何かされてしまうのか?
- ティナーシャとオスカーとの関係にどんな影響があるのか?
- ティナーシャとルクレツィアとの関係は?
といったところでしょうかね。そんなわけでいつもながら……
アニメ『Unnamede Memory』第3話あらすじと感想
そんな気になる第3話ですがある人物が見る夢のお話です。
この回の主な登場人物
- オスカー・・・大国ファルサスの王太子。沈黙の魔女にかけられた呪いを解くため荒野の塔に挑みます。
- ティナーシャ・・・青き月の魔女。黒髪の美しい女性。17,8の見た目だけど100年以上を生きるおばあちゃん?
- リトラ・・・ティナーシャの使い魔。たぶん人じゃないんだよね?
- ラザル・・・オスカーのおつきの者。王子にはいじられることの多い癒し枠?てきなキャラ
- ルクレツィア・・・「閉ざされた森の魔女」と呼ばれる人。とんでもない収集癖がる人。
- シルヴィア・・・ファルサスの魔法士。柔らかい雰囲気で魔女と知ってもティナーシャへの態度を変えない
他にも使い魔の猫が出てきて飛んだりしますけどとてもかわいかったです。
ティナーシャが苦手な物事
猫の使い魔をテラスで見送るとティナーシャは唐突にナイフで髪の毛を切り落とそうとします。
成長を一時的に速めたせいで髪も伸びちゃったのかな?
それを見つけたシルヴィアは慌てて自分が切ると声をかけるのでした。
髪を切っている最中に魔女と知って怖くないのかと聞いたティナーシャに対しシルヴィアの答えは魔女は怖いけどティナーシャは違うというようなものでした。
逆に怖いものが無いか聞いたシルヴィアに対してティナーシャは
寝かされるのが苦手と答えていました
きっと過去に何かがあったんでしょうけどここではサラッと話は終わりました。
続けざまにオスカーことが何考えているかわからないから苦手と答えていました。
拾ってきた猫か何かと間違えているとも言ってましたが「ちゃんと仲良く見える」とシルヴィアは返していました。
自分のオヤジに彼女を紹介
シーンは変わりオスカーが父親である王様ケヴィンにティナーシャのことを紹介。
王様が呪いは何とかなるか聞くとティナーシャからは頼もしい返事。
そんな様子のティナーシャに対してオスカーは
ダメだったらお前が責任取ればいい
と言っていました。ティナーシャは否定していましたがどう見ても仲睦まじいほほえましい様子。
王様含め周りの人たちはいちゃついているようにしか見えない感じでした。
まあ400年以上も生きていたらいろいろと過去のこととかもあるわけでその辺が引っかかっているんでしょうかね。
暗躍する者たち
その頃魔獣を討伐した跡地にはヴァルトとミラリスという男女の魔法士がいました。
そして接触してきたティナーシャとなにやら因縁のありそうな怪しいイケメン。イケオジ?
明らかに敵役っぽいイケメンにしねばいいのにと思ってしまう……
そのシーンではヴァルトから気になるセリフ。
あなたはどの歴史でも彼女に傲慢だ
そしてヴァルトはその怪しいイケメンからミラリスを守るべくどこかに転移させ、彼自身は消された?
どうなったかはわかりませんが今後の疑問点が出てきました。
- ヴァルトとミラリスはいったいどんな存在?時間渡航できる人たち?
- 二人を襲ったくそイケメンはティナーシャとどんな関係?
この辺を意識してみていくと面白そうな気がします。
閉ざされた森の魔女との出会い
シーンはファルサス北東「バイルの森」へ移ります。そこにいたのはとある調査をするオスカーとラザル。
村人が9人も干からびた死体になっていたという事件
ティナーシャが不在中にしれっと二人で調査に出た様子でした。
そして真珠の化け物みたいな植物を発見。最初は討伐もうまくいっていましたがラザルが毒にやられます。
オスカーは何とか大丈夫でしたがラザルが大ピンチ。
見た目は赤い髪にオレンジ色の花を挿した若い女性。
美人だけど付き合ったら大変そう……
彼女はティナーシャが魔女になったばかりのころからの知人。
話しているうちにオスカーをティナーシャを嫁にしたいと考えていることをしると彼女は大笑い。
彼女がティナーシャを嫁にするのが難しい理由を教えてくれます。それは…
ティナーシャは精霊術師。純潔でないと必要な魔力が跳ね上がる
というもの。そして真剣な様子のオスカーを見てルクレツィアは応援するといっていましたが、その割にはとんでもない魔術?呪い?を彼に施します。
やっぱりね魔女の考えることってよくわからんよね。
悪趣味な呪いと悪趣味な解呪
後日、執務室に久しぶりに表れたティナーシャ。オスカーの様子を見て彼の具合を心配しているようでした。
彼がちゃんと答えないのでラザルや魔法士たちにオスカーに恋人ができたのでは?と聞いて回るのでした。
その理由は生気が揺らいでいて香水の匂いがプンプンしているから
でも香水の匂いは普通の人間にはわからずティナーシャだけにわかるものだったようでそれがわかったとたん
魔法士たちがありゃ浮気できないとか言ってましたがそういう感情からくるものだったらわくわくするんですが……
彼女が怒っていたのはこれ
魔女との接触を黙っていたこと
精神系の魔法は守護結界では守れず下手したら生気を抜かれてしんでいるところだったんです。
その術は夢の中で恋人に化けてイチャイチャしているときに生気を抜いていくという悪趣味なもの。
なんかサキュバスみたいだな……
その解呪のためオスカーは無理やり寝させられます。そしてその夢の中に出てきたのはティナーシャ。
オスカーはティナーシャとベッドの上で……
エッチなことをすることなく夢の中のオスカーはティナーシャに操られ彼女の幻を殺すことに。
解呪後の様子が↓こんなになるようなやり方…
こりゃオスカーも怒るのは無理はありません。
その後ティナーシャはルクレツィアのもとに訪れていろいろ話をします。
魔女同士の会話はなんとなく一般人とはずれてして興味深い感じでしたがルクレツィアの収集癖にドン引きしました。
ってやっぱサキュバスやんと思ってしまいましたが沈黙の魔女の呪いが一番出ているところらしい。
二人とも若く見えるけど年齢は重ねていますから別になんも気にならないようです
またオスカーの夢には最初からティナーシャが出るように仕込まれていたわけではありませんでした。
その辺の話を聞いて反省したのか翌朝彼女はオスカーの部屋へ。
オスカーも怒ったことを反省していてお互いに謝ります。その時のティナーシャはオスカーの膝の上。
いやいやこれでただの契約者って距離感バグってるやん……
そもそもね魔女とは言え見た目若い侍女でもない女性が王子の寝室に入っている時点であれなんだよなと。
それに二人のやり取りを見ていて先にルクレツィアとオスカーあってたらと思うとなんか怖い。ティナーシャが先でほんとよかった。
まとめ
今回出てきた閉ざされた森の魔女ルクレツィア。ずっと一人きりだったのかなと思ったけど…
1人で生きていくには長すぎる時間を生きているでしょうからね。
誰もが先に居なくなってしまう中魔女はずっといるわけですから貴重な存在だといえるでしょう。
恋人が出てくるはずのオスカーの夢に自分が出てきても全く動じていなかったし。
そんなわけで先に挙げた見どころをまとめると
- オスカーはルクレツィアに夢の中で生気を抜かれる術をかけられる。
- 夢にティナーシャが出てきたことでオスカーの想いの強さを認識した?してるといいな。
- ティナーシャとルクレツィアは魔女友達。んでもってお姉ちゃん的な存在。
呪いによって夢の中で自分の想う相手が出てきてイチャイチャしていずれ生気が亡くなって死んでしまう……
僕も死ぬ間際にはその魔法をかけてもらいたいんだが……
まぁルクレツィアはちゃんとその夢にティナーシャが出てくることを確かめたかったのかもしれません。
もし違う人物が現れていたとしたらやばかったんだろうなぁ。
第4話「形に息を吹き込む」はどうやらオスカーの修行回。
二人の師弟的なやり取りでもあるんじゃないかと思うと非常に楽しみです。