わたくしソウカナは毎日何かしら読まないと寝られないほどWEB小説やラノベが好きです。ラブコメやSFも読みますが中でもファンタジーといわれるものを特に好んでおります。そしてファンタジーといえば……
魔法と剣
この記事ではそんな世界における魔法のもととなる魔素についていい大人が真剣に考えてみたいと思います。
30歳まであれでも魔法って使えないんだよね……
魔素とは?
さて、魔法や魔術というのは魔力的な働きかけによって奇跡だったり何かしらの減少を引き起こすものだったりするのはアニメとかラノベとかを見たり読んだりする人にとっては良く知られたことでしょう。
実在はしないけど意外と身近?
僕の読む限りでは魔素というのは魔力に関連する粒子的な物と設定されている気がします。まぁそこまで掘り下げて考えていないっていうのも結構ありますけどが、僕としてはだいたいこんなもんっていう雑な設定でも良いと思っています。
だってファンタジーだもの。
そして、この記事は「そこまで考えなくてもええやろそんなもん!っていうものを題材に真面目に考える」という趣旨で書いておりますので全然それでもいいわけです。むしろ魔素ってもんはちょうどいい題材ともいえます。
そんなわけで魔素についてかたりたいところですが魔法や魔術を使うための素のような存在なわけですからね、まずはそれについて触れていきましょう。
魔法や魔術は大きくわけて二つ
一つは
魔素に何らかの影響を与えて現象を発生させるもの。いわゆる「魔術」といわれることが多いと思います。この記事では便宜上「魔術」と今後表現していきます。
もう一つは
魔素事態を変化させて物質を生み出したり、ありえない現象を引き起こしたりするもの。こちらは「魔法」といわれることが多いと思います。この記事では「魔法」と表現します。
あくまで私見なのですがいろいろ違った表現はされていますが結局のところ上記に収束するような印象を持っています。
また、この記事でいう「魔術」=魔法、「魔法」=魔術、魔導と表現されていたりするケースもあったり魔法と魔術の区別がなくまとめて魔法or魔術と表現しているケースもあります。
「魔術」についての解説
わかりやすい例ですと水魔術。
魔素を操り空気中の水分に働きかけ状態変化させ水を生み出し操る物。少し化学的な印象が強い感がありますが、すでに存在している分子を集めて集合体にしているようなイメージでしょうかね。
この時、術者が行っている働きかけは下記の2通りではないかと考えています。
- 空気中に存在する魔素が水分子と水分子をつなぎ合わせるような働きをして水分子を結集
- 水分子内に存在する魔素が操られて無理やり動かされて結集
前者は砂鉄(水分子)の集まった砂場(空気)に磁石(魔素)を突っ込んで砂鉄(水分子)を集めるような感じです。
よくある「あらゆるものに魔力(魔素)が含まれる」という世界観だと後者の可能性が高いと思います。
ってことは石にも魔素が含まれるわけです。そうなると魔法や魔術だけを防ぐ防壁魔法(以降、対魔防壁とします)みたいなのがある世界では投石ですら対魔防壁で防げそうなもんですがそれに対しての答えは……
励起していない魔力(魔素)に対しては対魔防壁が作用しない or 防壁を通るときに魔素が剥がれ落ちて物理部分だけが素通りする。
このどちらもって考えてもいいでしょう。まぁこれについてはご都合主義でもいいでしょう。
はい、そんなわけですでに存在しているものを魔素を媒介に操って現象を引き起こす「魔術」について考えてみましたがいかがでしたでしょうか?
何言ってんだコイツ
と思った方ごめんなさい。その通りです。
では気を取り直して次は「魔法」について解説していきたいと思います。
「魔法」についての解説
こちらは1からではなく、0から1もしくは10だったり100だったりを生み出す方法。
水「魔法」でいえば水分もなんもないところで魔素自体を水に変え操るような感じ。こちらは本当の意味で奇跡といえるでしょう。
水のある場所で水「魔術」を使うよりも、砂漠などで水「魔法」を使うのはより魔力を消費するというのはよくある設定だと思います。
「魔法」がメインになっている世界観では空間に魔素が存在していると考える方がわかりやすいと思っています。
結局のところ、空間も含めあらゆるものに魔素が含まれると考えれば「魔術」も「魔法」も読者側の視点からはあんまり変わらない可能性は高いんでしょう。そうなってくるとこの二つを比較した意味は……
ええ、ただの趣味です。
それ以外に言いようがないかと思います。ここまでお付き合いいただき誠にありがとうございます。
この記事本当に暇つぶし以外の意味はないんです。
魔素と魔力の違い
さて先ほどからちらちらと魔力という言葉が出てきましたが、そこで思い浮かぶこんな疑問
魔素と魔力って何が違うの?
設定によっては魔素だとおもわれる存在を魔力と呼称しているケースもあるのでわかりにくかったりします。
僕としても大きく考えれば魔素≒魔力だと思っています。よく見る設定では
- 魔力(マナ)…その生物が対内外に保持している魔素
- 魔素(エーテル)…大気中や無機物に含まれているもの
っていうあいまいな感じのくくり方が多い気がします。
また、剣に魔力をまとわせる展開がありますがあれは剣に含まれる魔素を励起させて自分の込めた魔力と結びつけるようなイメージかなぁと。んで、剣にもともと含まれる魔素が少ないと魔力の通りが悪いみたいな感じ。
まとめると魔法もなんもかんも魔素を使って何かしているってことで、ファンタジーには欠かせない粒子だと思います。
最後ざつ……
そんなわけで今回はこんなところで失礼します。次回は「転生者(転移者)が現地人より魔法がうまいという謎設定」について語っていきたいと思います。以上よろしくお願いいたします。