
こんにちは!アニメ大好きソウカナです!
『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』について各話レビューをつづっています。
※リアタイは夜遅くてできず配信で見てます!
第1話では顔の怖い先生が原因の幽霊騒動とそれに巻き込まれるかのようにして心霊探偵カンナが誕生した面白い回でした


さて第2話のお話で一番の見どころはこんなところ
厳しくも優しい白石先生が生徒を守るためについた嘘とは?
ちなみに白石先生は家庭科の教師。厳しい先生って嫌がられがちだけど実はめっちゃ優しいこともある。白石先生はそんないい先生だったというお話です。
で今回の大まかな感想はこんな感じ
- 白石先生は時間に厳しく、中禅寺先生は生徒に厄介ごとを押し付ける。どっちもいい先生?
- 心霊探偵カンナ。七不思議の呪いに挑む?いやそんなのない?
- 心霊探偵カンナの初めての尾行。金髪イケメンに捕まってびっくり
- 超能力ではなくあくまで体質ならば不思議なことではない。って納得していいのかどうか……
- 生徒の尊厳を守るための白石先生の優しいウソはつまらなくはないと思う
- 納得のできるエピソードってやつが真実よりもふつうだったりする
『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』アニメ第2話:感想と解説
学校の怪談でよくあるやつらしい。ケツなでお化けが怖くなったバージョンみたいなやつ。てっきり動脈と静脈かと思った……
白石先生は時間に厳しく、中禅寺先生は生徒に厄介ごとを押し付ける。どっちもいい先生?
引用元:『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』アニメ公式サイトより
駆け込むように登校したカンナ。ギリギリ間に合わなくて白石先生に呼び止められて放課後、職員室に呼び出されてしまう。白石先生は眼鏡をした厳しそうな家庭科担当の女性の先生。
時間厳守は人としての基本ですとがみがみ叱られる。この時代はひっぱたく人もいるだろうなと思うと白石先生は優しい。泣いてるカンナをおんぶしてくれる学友もやさしい。



優しさからくる厳しさだけど生徒からしたらおっかないよね
カンナは心霊がらみの相談のせいで全然夜寝られず遅刻したと。全部、中禅寺先生のせいだった……
心霊探偵カンナ。七不思議の呪いに挑む?いやそんなのない?
カンナはその日もすんなりとは帰れず。女子3人組に相談されてしまう。
放課後、彼女たちは七不思議を紙に書いていた。その紙がどこかに消えてしまったんだとか。
七不思議を知ってしまうと死んじゃうかもしれないという噂におびえる少女たち。
ちなみに紙に書かれた七不思議は
- 赤い教室
- 貯水槽の子供
- 一段多い階段
- 生首を持つ女
- 死神の楽譜
- 焼却炉の鬼婆
- 図書室の幽霊



7番目がそもそも怪奇現象というか中禅寺先生……
全部書いたタイミングで、廊下の窓から強い風が吹いて紙が吹き飛ばされてどこかに行ってしまったことから七不思議の呪いなんじゃないかとおもったというわけ。
カンナがサクッとその紙を探し当てる。単純に吹き飛んで教壇の下に入り込んだだけだったみたい。
さすが心霊探偵と持ち上げられてカンナは困惑



いやいや心霊関係ないやんけってなるよねそりゃ……
それでおしまいかと思いきや、教壇の下にはほかにも1枚紙がありその特徴は
- 古い漢字で七不思議が書いてあった
- 5番目が「赤い紙・青い紙」になっていた
- 5番目の付近に血がついていた
もしかしてのろい?と3人が騒ぎ出したので昔の人も同じようなことしてたんだねとカンナは話を切り上げる
引用元:『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』アニメ公式サイトより
カンナは中禅寺先生のいる図書準備室へ。先生は「やってきたな霊能力者君」とお出迎え。いい笑顔だ。
中禅寺先生にとっては呪いもお化けも不思議なことではないらしくカンナの問いに呪いもお化けもいると言い切っていました。



実は幽霊が見えるのか学術的な知識なのか……
「赤い紙・青い紙」というのは「かいなで」という妖怪に派生するもの。トイレの中から「赤い紙が欲しいか、青い紙が欲しいか」問われるもので答え方によっては……
他にもトイレにまつわるお化けはたくさんいるみたい。



先生が異様に幽霊に詳しい
厠に現世と幽世をつなぐ道が厠にあると考えられていたっていうのが面白い。なんだろう、体の中から外に出すところだからかな?
心霊探偵カンナの初めての尾行。金髪イケメンに捕まってびっくり
引用元:『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』アニメ公式サイトより
カンナがぼやきながら後ろから走ってきたタケ坊に腕をつかまれる。



告白なのか!そうなのか??
全然違う。旧校舎の男子トイレで人が消えた事件についての相談でした。
トイレの個室がずっとしまっていて、扉の中に気配はあるのにタケ坊が話しかけても返事がない。そこに白石先生がやってきて様子を確認。中で倒れているかもと幸田君に武隈先生をよんでくるようにタケ坊に指示。
個室の壁を壊して鍵を開けてみたら誰も入っていない。
タケ坊がいないうちに白石先生が中の人を逃がしたんじゃない?とカンナは考えるけど白石先生が嘘をつくとは思えずややこしいことに。



「生徒に厳しい=嘘をつかない」とは違うってわかんないよね
どこから消えた?と探ってみるもわからず、血が壁についているのを見つける。赤い紙・青い紙に結びついていてしまい中禅寺先生に相談しに行く。
図書準備室にはすでに中禅寺先生はおらず帰路についているのが窓から見えて、カンナは尾行開始。
先生は歓楽街に向かう。いかがわしい雰囲気にカンナ困惑。



カンナの行動力の高さときたらもう心配になる
たどり着いた先にはazzバーj。ちょっと意外な趣味。学生が入っちゃまずいよねと入口でおたおたしていると後ろから
眼帯、金髪の男性天才ギタリスト榎木津が現れる。中禅寺の教え子かな?と声をかけられ、一緒にjazzバーに入ることに
中禅寺先生に見られてびくついていたカンナが、ホットミルクをご馳走になってほんわかしている様子がかわいらしかった。
超能力ではなくあくまで体質ならば不思議なことではない。って納得していいのかどうか……
カンナが厄介ごとに突っ込んだ挙句僕に相談しに来たんだろうと言い当てる先生はさすが。彼の知っている誰かに似ているらしい。



まあ中禅寺先生のせいで心霊探偵になっちゃったからしょうがないよね
榎木津は中禅寺先生の学生時代からの友人。
カンナが中禅寺先生の教え子だとわかったのは「みえる」からで推理力ではない。



急に超能力きたーー!!
と思ったけれど先生曰く、それは他人の過去が見える体質。目の前の人物が過去に見てきたことを視覚情報として感じることができるんだとか。子供の頃からみえていたけど戦場で閃光弾を左目に浴びてさらに強くなったそうな。
とんでもない話にカンナはあぜん。お目目まんまるしてた。
めちゃくちゃ不思議なことなのに、実際に見えているんだから体質だという。また、榎木津にかかわらないようにカンナに注意するのでした。結局、カンナの相談事を聞いてくれる先生。



なんだかんだ優しいとこあるやん。
榎木津が会話に入ってくる。人が消失した事件にわくわくした様子の彼に、先生は事件なんて起きていないつまらないから来ないで下さいと言っていたけれど……
生徒の尊厳を守るための白石先生の優しいウソはつまらなくはないと思う
引用元:『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』アニメ公式サイトより
翌朝、田口くんはまた学校に来こず。女生徒たちが騒いでいた。その視線の先には榎木津さん。
中禅寺先生がつまらないとい来るなという時は面白いものがあるから学校に来ちゃったみたい。
カンナの様子を見て案内されずとも開かずの便所にたどりつく榎木津さん。当然この人は部外者なわけで、白石先生が注意しに来る。で榎木津は白石先生を近くで見て事件がなかったことを知る。



つまんなそうにしてたけど真実を言わないでくれてよかった
榎木津を捕まえようとした柔道部の人たちは返り討ちにされてしまう。榎木津さんめっちゃ強い。
騒ぎを聞きつけたのか中禅寺先生がやってきてトイレを確認、女子トイレの紙入れをカンナに確認するように言う。
女子トイレに紙がないことを聞いて事件なんて起きていないと推理に確信を得られた様子
旧校舎の女子トイレは掃除をたまにしかしない→紙が切れていることが多い→使おうとしたが紙がなく仕方なく男子トイレを使った手芸部の女生徒→その子を助けるために白石先生がタケ坊にうそをついたという結論。
女生徒を逃がした後に先生は針と糸で鍵を閉め開かずの扉を完成させた。その時に指を切ったせいで血が付いたと。女生徒が男子トイレを使ったと揶揄されないように。



生徒を守るためにもうそまでついてくれるなんて白石先生熱いお人や
中禅寺先生と榎木津さんとの関係性も垣間見えて楽しかった。
納得のできるエピソードってやつが真実よりもふつうだったりする
引用元:『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』アニメ公式サイトより
翌日、田口の友達の家に行ったらそこにいたらしい。人騒がせな奴だ。田口じゃないとなるとトイレの謎が気になるとタケ坊が言い出す。
そこでカンナが霊の事件の真相がわかったからと生徒を呼んで謎を解いてみせる。ただのいたずらってことにしたみたい。
中禅寺先生曰く、真実を明かせないときは別の納得のできる別の解答を示すことも大事なのだとか。
なんだかなぁと思いながらも、まあいいかとかえるカンナなのでした。
白石先生も七不思議を書いたことがあるエピソードを聞いてカンナが見つけたもう一枚の「七不思議が書かれた紙」の出所が判明。



やっぱり学生って同じようなことしちゃうのかな
七不思議こわいこわい言いながらついつい話したくなったり書き出したくなったりね。小学生の頃よく階段の段数数えたりしたなぁと思い出すほのぼのと楽しい回になりました。
まとめ|『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』第2話の感想と気になる謎
今日もなんだかほんわかした感じの謎解きで面白くておおむね満足。ちょっとだけ作画が不安定になる印象があったのは残念だったけど。まぁ話のほうが重要だから問題なく見られたけれど。
その心意気は中禅寺先生も認めている様子。真実を明らかにすることだけがいいことではないんですね。



真相を知るのは探偵だけでいい
で、今回の僕が気になった疑問はこんなところ
- 中禅寺先生のいう不思議なことなんてないってどういうことなんだろう。
- 榎木津さんが戦った戦場はどこ?金髪?銀髪?どっちや?
- カンナのように厄介ごとに首を突っ込んで中禅寺先生に相談してくるのは誰なの?
- なんで田口が友達の家にいることが分かったの?
- 中禅寺先生が妖怪やお化けがいると断言した理由は?
解決されない類の謎もあるけど納得できるエピソードを見つけたいと思います!!
それでは皆さんよいアニメライフを〜!!