アニメ感想『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』第3話感想|はた迷惑な青マントの男。旧華族の家族の絆を偽札で買い戻す?

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第2話では白石先生が生徒の尊厳を守るためについた嘘と学校の7不思議がたまたま合致してしまい榎木津さんが学校に来てしまうほどの騒動になってしまいました。いい先生ですよねほんと。

真実は学生たちには明かされずまたまた心霊探偵カンナの手柄がでっちあげられてしまいました( ´艸`)

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今回も心霊探偵カンナはどんな手柄を立ててくれるのか楽しみです。そんな第3話の見どころは

青マントの男と偽札の関連性と家族の絆

「青マントの男」とある華族を示すもの。偽札事件が先生を動かし結果として家族の絆を再び結ぶ結果になったっていう流れが面白い回です。今回の僕の大まかな感想はこんなところ

  • 華族令嬢と元使用人の結婚。身分を超えた結婚って素敵だけど本来、旧華族令嬢って書くべきだよね?
  • 犬も歩けば棒に当たる。カンナが歩くと厄介ごとに出会う。
  • 財布を見ただけで持ち主をプロファイルするとかすごすぎるわ中禅寺先生!!
  • カンナは食欲と好奇心にたいし良い娘なのだと思うんだよね僕は
  • 旧華族のおじいちゃんが偽札で買い戻したのは家族の絆?お札に興味を持とうね!!

ネタバレ注意!!この記事は『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』アニメ第3話をもう見たけど他人の感想を見たいって人や理解を深めたい人、まだ見ていないけど内容把握してから見るかどうか判断したいってい人に向けて書いていきます。

華族令嬢と元使用人の結婚。身分を超えた結婚って素敵だけど本来、旧華族令嬢って書くべきだよね?

引用元:『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』アニメ公式サイトより

青マントの男:ばらばらにした人間を袋に詰めて持ち去る怪人。そのマントの裏地は返り血で真っ赤に染まっている

それを見て女学生がビビってましたが確かにあれは現代でもびっくりされたことでしょう。

翌日、日本夜話という雑誌を見ていたクラスメイト達。カンナも加わり、華族令嬢が元使用人の実業家と結婚した話で盛り上がる。

その華族令嬢は御薙麗子さん

華族のご令嬢と元使用人の恋は確かに素敵ですよね。身分を超えた二人の恋愛とか……

ソウカナ

華族制度なくなるまえから付き合ってたのかな?

雑誌は中禅寺先生に見つかって取り上げられてしまう。学校に持ってくるのは感心しないとなぜかカンナが代表しておこられるのでした。

ぷんぷんはしてましたが、それを素直に受け入れるカンナはえらいし、クラスメイトたちの彼女へのゴマの擦り方が面白かった。

犬も歩けば棒に当たる。カンナが歩くと厄介ごとに出会う。

その日の帰り道、晩御飯のことを考え込んで歩くカンナは古物商店をのぞき込む麗子さんとぶつかってしまう。

華族の御薙麗子さんですよねと聞くと私はもう華族じゃないと答える麗子さん

使用人と結婚したからなのか、そもそも華族はもういないという意味なのか……

麗子さんが立ち去ってしまった後カンナに学校の生徒から心霊探偵への依頼

怪人青マントの男を退治してほしいというもの

女生徒たちに青マントにあったという路地まで連れてこられて調査の開始。

そして見つけたのはお札が束で入った薄汚れた黒のクロコ革?の財布

学生たちが盛り上がっていくとその後ろを通っていく青マントの男

カンナは後を追いかけるも角を曲がったところで消えてしまう

ソウカナ

そのタイミングで青マントが近くを通ったらマジでびっくりしそう

財布を見ただけで持ち主をプロファイルするとかすごすぎるわ中禅寺先生!!

引用元:『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』アニメ公式サイトより

青マントも見ちゃったということでカンナは先生に相談

ソウカナ

めんどくさそうにするも受け答えしてくれる先生優しい

彼が言うにはとある事件から派生した怪談らしい

吹雪の中、青いゲットをかぶった男が妻と子供を殺し時効を迎えてしまったという青ゲット事件。

ソウカナ

ゲットってタオルケットみたいなもんかな?

カンナは流れで先生に財布を見せる。先生が推測した持ち主の特徴は

  • 昔は羽振りが良かったが今はそうでもない
  • 自分で買い物をする習慣のない人物
  • 落としたことすら気づいていないかもしれない

なぜそんな推理ができたかというと

  • お金が結構入っていたこと
  • 仕立てがしっかりしていること
  • 傷んでいるのに手入れもされていないこと
  • 札しか入らなず実用性が低いこと

乗り気じゃなかったせんせいだけど、中のお札を見て何かに気がついて知り合いの警官がいる近くの派出所に行くと言い出しました

なぜなら財布のなかの札は偽札だったから

札をみてすぐに偽札だと気がつくところとか、警官の知り合いがいるところとかなんかすごいなこの人

ソウカナ

いったいなにものなんや中善寺先生!!

カンナは食欲と好奇心にたいし良い娘なのだと思うんだよね僕は

引用元:『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』アニメ公式サイトより

とワクワクしてましたが、警官は榎木津さんの知り合い。声がでかくてこわもての木場さん

ソウカナ

あ、なんだ榎木津さんか。じゃぁしょうがないわぁ

カンナは最初ビビるけど結局やさしくてお茶と茶菓子を出してくれて怖がっていたくせにいいひとかもとすぐに手のひら返し

カンナはほんと食欲に素直ないい子

木場さんのこんな先生じゃ生徒も困るだろという言葉にリアクションに困るカンナも面白かった。

で本題の財布について。先生がすぐ派出所に持ってきたのは中に偽札が入っていたから

カンナが青マントの男が持ち主だと思うと伝えたところで、お店で偽札を使われたとしげ爺が派出所にやってくる。

その札を使用した人物はカンナが持ってきた財布をつかっていたのです

あとは警察の仕事だと帰路につかされたカンナは子供だからのけ者にされたんだと諦められず青マントの男がいた路地へ

青マントの後をつけるとたどり着いたのは立派な家具の置かれた空き家

中禅寺先生に伝えないとと駆け出すと木場さんに連行

ソウカナ

中善寺先生のもとには行けたから結果オーライ!!

カンナが青マントの男を付けた話を報告。先生は空き家に立派な家具というのを聞いて何か思いついたようでした。

おそらく青マントは考えているようなものではない、といわれまたのけもの扱いとしょげるカンナでしたが木場さん曰く

中禅寺先生は自分で動くことは少なくカンナは気に入られている

それを聞いてすぐに安心するカンナが素直すぎてかわいい

旧華族のおじいちゃんが偽札で買い戻したのは家族の絆?お札に興味を持とうね!!

引用元:『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』アニメ公式サイトより

翌日、空き家に訪れる先生とカンナ

例の空き家で待っていたのは麗子さんとそのお父さんと木場さん

呼んだのは協力してほしいからだという先生。その前に次の二つの謎の解明から

  • 青マントの噂
  • その近くに落ちていた札入れ

先生から明かされた真実は

  • 財布は麗子さんのお父さんの物
  • 青マントはお父さんと麗子さんのふたりだということ

ちなみに榎木津さんも旧華族らしい

お父さんも麗子さんも正体を隠すために着ていた

青いマントは御薙家を示すものでもあるのだとか

古物商池谷で御薙家の家具を見かけてしまいショックを受けていると、麗子さんの旦那さんがすべて買い取り空き家で補完しようと申し出てくれたのだとか

お父さんはほとんど嫉妬からくるセリフを吐き喧嘩を始める親子

カンナがお互い大事にしているんですよねと不思議そうに言って喧嘩をとめたのはすごい

先生の説得と確認により、御薙さん(お父さん)の財布に入っていた偽札の犯人は家にやってきた古物商の男だと判明

池爺さんがやっているはずなのにやってきたのは30台の角刈り釣り目の男

頭髪頼りない池爺さん……名前を使われてしまったらしい。

麗子さんのお父さんは古物商を語るその男に騙され家具を売り偽札をつかまされたということ

ソウカナ

華族だった時代にお金に無頓着だったせいだよね……

幸いすぐに発覚したので、詐欺師どもをとらえるために一芝居。娘の指輪を売ると偽古物商を呼び寄せるのでした。

あっさりと捕まってしまう偽古物商たちでした。詐欺師のリーダーがこの時代らしくどすを持ち出す小物っぷりがすごかった……

最終的にお父さんが麗子さんの結婚を祝福してくれてよかった

青マントの男はどう学生たちに話すのかぼやくカンナに君が解決したことにしたらいいという先生

ソウカナ

また探偵としての実績が積みあがる……

先生に注意され、もっと自重するようにしますと素直にうなづくカンナ。先生はそれを奇妙に感じた様子でした。心霊探偵カンナと中善寺先生の物語は続く……

表面上はカンナがホームズで、先生がワトソン君。その実態は逆っていうのが面白い

目次

『中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。』第3話の感想まとめ

カンナは自分がのけ者扱いされているように感じてしまっていましたが、先生の配慮によるものだと知ることができ、少しだけ成長したように感じました。

あの年代はついつい何かあると自分が子供扱いされてのけ者にされていると感じてしまいがちですからね。

ソウカナ

木場さんがうまいこと先生のこと教えてくれたからかな?

中善寺先生は懐に入れたモノに対してはなんだかんだ優しいのかもしれません

青ゲット事件=青マント?の男とつながってしまいましたが、実際は華族である御薙家を示すものだから使っていただけというね。

麗子さん、本当はお父さんに見つかりたかったのかなぁとも思ってしまいました。

物語は華族制度がなくなって没落するかうまいことやって繁栄するか大きく差が出始めたころなのでしょうか。家財を売らなくてはいけない状況にまでなってしまったことはとても大変。

ソウカナ

生活レベルを落とすって難しいからね……

御薙家の場合、家は没落したものの、元使用人が実業家として成功するという皮肉な状況にはなってしまいましたが、最終的に娘さんは幸せな結婚を迎えられそうでよかった。

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