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前回の47話では子の一族である子昌、神美の最後が描かれました。子昌の死にざまは見事だったけど、神美は最後まで見苦しく……結局のところ、二人のすれ違いがとても悲しかった
- 上級人して入内したのに侍女に先を越された神美は下賜された後も恨みが晴れず
- 元婚約者を取り戻すために先帝と大宝の間に生まれた娘を娶った子昌
神美からしたら自分のプライドを傷つけた大宝。その娘を自分より先に娶ってたようにしか感じなかったでしょう。そりゃ子昌の思いは伝わるわけもなく。神美は哀れな人として最後を迎えると。
同じ幼馴染同士による下賜でもここまで差が出るとは……

芙蓉妃の下賜はあそこまで幸せそうだったのになぁ
そして最後にいろいろ持っていった楼蘭(子翠)の狂気の舞。飛発(フェイファ)で撃たれ砦の下に落ちて行ったわけですが……
そんな前回47話の感想はこちらからどうぞ↓↓


今回は気になるところたくさんの状態で最終話である48話を迎えてしまいました
子翠(楼蘭)は本当に死亡したの?生きててくれないかな?
っていうのが一番の疑問であり願いでもあるわけですが
彼女が猫猫に託した役割と、壬氏に願ったことがどう物語に影響してくるのかも気になるポイント
第1期にひきつづき圧巻の伏線回収劇を見せてくれた『薬屋のひとりごと』第2期はどんな最終回だったのか……
今回の僕の感想は大まかにこんなところです!!
- 傷だけを見る猫猫と、猫猫だけを見る壬氏の差が面白い。てか、かわいそう?
- お疲れ壬氏様は大興奮。キス直前で邪魔されてかわいそう!!
- 「蘇りの薬」の伏線回収!楼蘭(子翠)の願いに込められた狙いがすごい‼
- 「はじまり」が失ったものを実感させる。クールな猫猫の目にも涙
- 壬氏…またもキスを邪魔されかわいそう!気になる簪の行方は!?
アニメ『薬屋のひとりごと』第48話|解説と感想
傷だけを見る猫猫と、猫猫だけを見る壬氏の差が面白い。てか、かわいそう?
目を覚ます猫猫、声をかけられ傷に手をやろうとしていた壬氏は慌てる



今更照れちゃってもうったらもう
壬氏の顔の包帯に気がつき症状をみる猫猫。二人のリアクションの差が印象的
- 猫猫は傷の雑なぬい方が気になった様子
- 壬氏は猫猫の顔が近くてちょっと照れる



後が残っちゃいそうだからね
前線に出た事を咎める猫猫。彼が傷つくと周りが迷惑すると歯に衣着せぬものいい
壬氏もどこか嬉しそうに笑ってしまう。



確かに彼が傷ついて馬閃がかるく罰を受けたし…
けがをするつもりはなかったんだがと言い訳する壬氏にだれだってそうでしょうと返す猫猫



何このやりとり夫婦かな?
妙な頼みを聞いてしまったからな
という彼のセリフには後悔するような感じはなく
楼蘭(子翠)と友人関係だったのか問われ
よくわかりませんと答える猫猫
口には出さないけど彼女にとっては友人に近い関係。



素直に友人だと言えないのが猫猫らしい
壬氏もよくわからないまま終わってしまったと言った事で猫猫は察する
子翠は逝ったのかと
彼女は子翠に頼まれたことを全うする事を心に決める



そう思える時点で友人なんだよね
お疲れ壬氏様は大興奮。キス直前で邪魔されてかわいそう!!
画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより
猫猫に休むように提案されてその場で寝てしまう壬氏
ここは忌むべき場所だという猫猫に、それはわかるだったらなんでお前はここにいると言われてしまい→「わたしだって子供を憐れみます」と猫猫は言い訳しますが……
お前は薬の師に言われて死体には触れられないのではなかったか?
と返されてしまう。



壬氏は猫猫のことよくわかってるわぁ
その時の猫猫のモノローグが口が悪いのがまた良い。
猫猫のあざをみて襲われたのかと心配する壬氏に、他人の貞操にいちいち干渉してくるのはなんなんだと相変わらず厳しい猫猫



そらねぇ自分の嫁候補のことは心配するよねぇ
お互いに傷を残すなと言い合う壬氏と猫猫
壬氏は自分は男だから問題ないと笑い、猫猫は壬氏は性別を凌駕していると指摘
そんなもの知るかという壬氏、猫猫もそれなら私も知らない、傷一つで価値がなくなるようならそれまでと返す。
自分は傷一つで価値がなくなる顔だけの張りぼてか確認する壬氏に首を振る猫猫
猫猫が感じている壬氏の本質は
- 見た目ほど華美じゃないもっと実直なもの
- みための美しさよりも価値がある内面



良かったね壬氏様!!意外と評価高くて
とどめとばかりに、前より男前になったではありませんかという猫猫
グッときてしまったのか壬氏は興奮を抑えられなくなくなってしまう
欲望のままに猫猫の唇を奪おうとするけれど……子供たちの方から何かが動く音がしてキスはお預け!!
蜂蜜舐らせようとした時とは関係性が違うからか



猫猫、焦ってたけどそこまで嫌そうじゃなかったよね
「蘇りの薬」の伏線回収!楼蘭(子翠)の願いに込められた狙いがすごい‼
画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより
子供達の包みを必死な様子ではがす猫猫。最初に女の子が目を覚ます
毒といわず薬といったのは、黄泉がえりのくすりを飲ませたという事
それが判明した時の様子にはちょっとグッときました
壬氏にお湯を用意するようにお願いする猫猫。ここで効果が出てくる壬氏と楼蘭の約束
一度死んだ者は見逃すという約束
ここまで見越していたのかと思うと



壬氏が狐につままれたようだと感じるのは無理もない
必死に子供の面倒を見る猫猫。壬氏にお願い?指示?をして桶に湯、暖かい飲み物用意してもらう
次々と子供たちが目を覚ましていく様子に、猫猫は嬉しい悲鳴
人手をよこしてくれと、できれば翠苓をよこしてくれとお願いする
お湯を持ってきたジンシは、続きはまたでいいか?ちゃんと聞いてない猫猫は、ぁあはいはい



壬氏、家事をしている奥さんにイチャイチャタイムを後回しにされた感じにみえた……
壬氏ご翠苓につげた子供たちがよみがえったぞという言葉



彼女からしたら唯一の救いだもんねぇ
一度死んで目を覚ます、壬氏の律儀な性格を利用して約束を取り付けておく子翠(楼蘭)は賭けに勝ったってことですよね。
まるで冬眠する虫のように…子供達は見事に冬を越すことができた…
「はじまり」が失ったものを実感させる。クールな猫猫の目にも涙
画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより
舞台は花街へ。新年早々おめでたいことが
それは東宮のお披露目
正式に御后様が玉葉妃でけってい



それにしても相変わらず美しい3姫だこと
後宮の面面もいろいろな変化があったりなかったり
- 猫猫の養父→羅門は後宮に残ることに
- 壬氏→本来の仕事が忙しくなった
- 猫猫→後宮で居場所なくなり花街の薬師に
子の一族は悪いことしてた奴らが多いのかほとんどが処刑
その子供達と翠苓は阿多様が引き取る。一人を残して
その一人は響迂
彼は蘇りの薬の影響が大きく、最後までよみがえらず目覚めた後も記憶を失い半身に麻痺が残った
響迂は趙迂って名前に変更。記憶を失っていたので反応しやすい名前にしたとのこと
慌ただしいのは変わらず走って部屋を出ていき、使いできた赤羽にぶつかってしまう
赤羽が来た目的は
小蘭から預かった手紙を渡すこと
赤羽に子翠と猫猫が居なくなってからの話を聞く
- 小蘭は二人がいなくなって悲しんでた
- ちゃんと挨拶したがっていた
- 明るい性格でなんとかなってたらしい
元気でと猫猫と赤羽はお別れ
一人になり小蘭からの手紙を読む猫猫



小蘭、沢山字を書けるようになっててえらい!
手紙の内容は
小蘭は年期が明けたあとは、後宮をでて簪をくれたお妃さまの実家の妹の下女になったらしい。ほんとはちゃんと話して伝えたかったと彼女らしい言葉。



涙を流す猫猫の姿にもらい泣きしたよ…
それにしても子翠が提案した湯殿でのマッサージ。
三人で集うことはもう出来ないんだよなぁと思うと涙が止まりませんでした。
手紙をよみ終え猫猫が外に出ると雪が降っており北の地のこと、子翠の事を思い出す
子翠の死体は雪をいくら漁っても見つからなったとか
猫猫の『見つからなければいい』という願いは天に届いたのだろうか……
壬氏…またもキスを邪魔されかわいそう!気になる簪の行方は!?
画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより
後日、緑青館の部屋で新しい薬の実験をする猫猫。小指を落とそうとしたところに壬氏がやってきてとめる
壬氏の顔の傷を見て縫い目の綺麗さに感心するとか興味はやっぱり医療に向かう…



おかわいそうに壬氏さま……
壬氏はいろいろ仕事がいそがしかったらしくぼやいたりため息ついたり。猫猫は話に出た子一族について思いを馳せる
ちなみに子の一族はほとんどが処刑され、市北州は直轄領になったのだとか



おぉ…かわいそうに壬氏さま……
壬氏はアイスの材料を揃えてあげた時の約束を果たすように要求
一つ目は簪をつけるという約束
春になったら見つかるかも、見つからないかも、巡り巡って露店に…
それだけ聞くと売り払ったのかと壬氏も慌てる
楼蘭にあげたと聞いてなっとく
もう一つは、話は最後まで聞けという約束
改めて向き合うももう話すべきことはわかってしまっている



壬氏が話したかったのは自分の本当の立場だろうからね…
ということで、代わりに別のお願い。
抱きしめて首をかむ
これで意味がわかるか?と訊くけれど……
猫猫の空気を読まないセリフに壬氏はおこって強く噛みつく
おそらく前にみた首の傷に上書き=マーキングしなおしたってこと
かみ殺す気ですかといわれて、かむのをやめて抱きしめる。そうしたい気分にもなるっていわれてようやく気付いた猫猫。
砦の続きからってことで向き合う壬×猫。ガチ恋距離でほほをなで、やっぱりきれいだと……
壬氏勘違い?かっこつけた言葉を吐き唇を重ね……
られず。趙迂に邪魔されちゃいました。トカゲに負けるとか……



おぉ、おぉ……おかわいそうに壬氏さま……
まぁ趙迂は今回は無事、猫猫を助け出せました。
疲れた様子の壬氏をみてばばあに寝床を用意してもらう猫猫
エンディングが流れる中でのやり取り。猫猫が壬氏に膝枕をしながら薬を作るという幸せな光景が見られました。
港町で露店を開くおじさんの店。そこには玉製の蝉も並んでいました。
みすぼらしい服装のその女性は、お金がないとぶつぶつこうかんと簪を差し出す
その簪は、猫猫が壬氏にもらい、子翠(楼蘭)に貸した簪
かなり高価なものなのでもちろん交渉は成立
玉製の蝉を気に入ったように眺めながめるその女性が名乗ったのは
玉の玉+海の藻=玉藻
海の向こう側もおもしろそうだよねと振り返ったその女性は子翠(楼蘭)



やっぱり子翠生きてたーーー!!
からの続編制作が公表されるという激熱な流れで幕引き。
きっと、玉藻はたまたま思いついただけでしょう。
でも、その名前は妲己をやっていた九尾の狐が海を渡り日本でつかっていた名前。神美が妲己のようなふるまいをしていてこの世を去り、娘が玉藻を名乗るとか……



すげぇな脚本というか原作書いた人!天才かな?
アニメ「薬屋のひとりごと」第48話|まとめと祝続編制作決定!!
玉にキズとは、まさに今の壬氏のことかなと。
見た目が完璧すぎる事でどこか人間とは思えない存在だったのが人として降りてきた感じでしょうか?
もっと傷があった方がいいかもという猫猫の言葉は彼の内面を気に入ってるといってるようなもの。



そりゃ壬氏も興奮する
- 猫猫が渡した簪のおかげで生き延びた子翠(楼蘭)
- 蘇りの薬で復活を果たした子供達
最終回で新しい人生の「はじまり」を迎えた彼らの幸せを願う限りです。
きっと小蘭との猫猫の友人としての関係も続いていく事でしょう!



最後に小蘭が見たかったわぁ
そんなわけで見事に最終回を迎えた『薬屋のひとりごと』第2期ですが
楼蘭(子翠)が壬氏に渡した紙という最大の伏線を残して終わってしまいました。
アニメだけを見てきた人からしたらめちゃくちゃ気になる終わり方。これで終わるわけないよねって思っていましたが……



続編制作決定おめでとーーーーーー!!!!
まぁ視聴率も悪くないだろうし当然と言えば当然かもしれませんが、やっぱりめちゃくちゃ嬉しいですね。
『薬屋のひとりごと』関連情報|僕と一緒に作品を応援しよう!!
ここでは『薬屋のひとりごと』の関連書籍等を紹介します!!
気になった方はぜひ僕と一緒に作品を応援しましょう!



ついでに僕も応援してくれると嬉しい……
アニメ『薬屋のひとりごと』関連小説
小説版、漫画版×2種類と関連書籍があるこの作品ですがここでは小説版を紹介させていただきます。



アニメは小説版に準拠してるって聞いたことあるよ!!
『薬屋のひとりごと』第1期の範囲はこちら!!
『薬屋のひとりごと』第2期の範囲はこちら!?



3期だと思いがちだけど実は2期なんだよね……
『薬屋のひとりごと』マンガ作品
漫画版はなぜが2種類あるので絵柄の好みとかで選ぶといいかもです。



原作者先生もなんでかは知らんらしいよ!!
- よりミステリーに重きを置いたのがサンデー版(後宮謎解き手帳の方)
- 読みやすさキャラの可愛さ重視ならガンガンバージョン
っていうのが僕の印象でした!!

