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2024年春アニメの中でも、その壮大な世界観と魅力的なキャラクターで放送前から大きな期待を集めていた「Unnamed Memory(アンネームドメモリー)」
しかし、放送が開始されると、SNSやレビューサイトでは「アンネームドメモリーのアニメがひどい」といった手厳しい意見も目立つようになりました。

原作小説は高い評価を得ているにもかかわらず、なぜアニメ版はこれほどまでに賛否が分かれているのでしょうか?
この記事では、アニメ「Unnamed Memory」が「ひどい」と評価されてしまう理由を、作画、ストーリー構成、視聴者の感想など多角的な視点から徹底的に分析します。



僕はイケメンと美人がたくさん見れらるからこの作品、大好きだよ!!
「視聴しようか迷っている」「見たけど、他の人の感想も知りたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。作品の魅力と課題点を理解することで、新たな発見があるはずです。
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アンネームドメモリー アニメの基本情報と概要



まずは、作品の基本的な情報からおさらいしましょう。
原作小説との関係性
Web小説サイト「小説家になろう」で連載が開始され、その後電撃の新文芸から書籍化されました。
重厚なファンタジー世界と、絶大な力を持つ魔女ティナーシャと、呪われし王オスカーの契約から始まる関係性が多くのファンを魅了しています。



アニメ版は、この原作小説のストーリーを基に制作されています。



小説も時間遡航とかいろいろあって複雑なんだよねぇ
アニメ制作会社と放送時期
- 制作会社: ENGI
- 放送時期: 1期:2024年4月〜6月、2期:2025年1月~3月
- 話数: 1期12話+2期12話
アニメーション制作を担当したのは「メダリスト」や「宇崎ちゃんは遊びたい!」などを手掛けるENGIです。
主要キャラクターとキャスト
- オスカー: CV. 中島ヨシキ
- ティナーシャ: CV. 種﨑敦美
- ラザル: CV. 梅田修一朗
- シルヴィア: CV. 夏吉ゆうこ
- メレディナ: CV. 赤﨑千夏
- アルス: CV. 佐藤拓也
- カーヴ: CV. 天﨑滉平
- ルクレツィア: CV. 川澄綾子



実力と人気を兼ね備えた豪華声優陣が、キャラクターたちに命を吹き込んでいます。



だからワンシーンワンシーンを切り取ってみると凄くステキなんだね!!
アンネームドメモリー アニメがひどいと批判される主な理由
期待値が高かっただけに、その反動で批判的な意見が目立ってしまった本作。



具体的にどのような点が「ひどい」と指摘されているのでしょうか。
視聴者アンケートから見る批判ポイント
各種アニメ評価サイトやアンケートでは、特に「ストーリーの展開の速さ」と「作画のクオリティ」に対する指摘が多く見られます。



原作の濃密な内容を短い尺に収めようとした結果、駆け足に感じられた視聴者が多かったようです。



まぁ、わかりやすく作ろうとしたらとんでもなく尺をとりそうだからなぁ……
SNSでの否定的な意見の傾向



X(旧Twitter)などのSNSでは、リアルタイムで視聴しているファンからの率直な意見が飛び交いました。
「#UnnamedMemory」のハッシュタグを見ると
- 「戦闘シーンが物足りない」
- 「心理描写が足りなくて感情移入できない」
といった感想が散見されます。



僕はティナーシャとオスカーのイチャイチャを見られてうれしかったけど……
他の類似作品との比較による評価



同じ時期に放送された他のファンタジー作品と比較され、作画や演出面で見劣りするという厳しい評価も一部で見られました。
特に近年はハイクオリティな作画のアニメが増えているため、視聴者の目も肥えてきていることが背景にあるでしょう。



今後はAIで作画することも増えていくんだろうなぁ
アンネームドメモリー アニメの作画・演出面での問題点



批判の中でも特に目立ったのが、作画と演出に関する問題点です。



演出はよくわからんから教えてくれると助かる!!
作画クオリティの不安定さ
「アンネームドメモリー アニメ 作画」で検索すると、クオリティの不安定さを指摘する声が多く見つかります。
- キャラクターの顔が安定しなかったり
- 遠景の作画が崩れたり



それらが物語への没入を妨げてしまう要因となりました。



ティナーシャは常に美人であってほしいからね
戦闘シーンの迫力不足
本作の見どころの一つであるはずの魔法や剣戟による戦闘シーン。
しかし、アニメでは動きの少なさやエフェクトの物足りなさが指摘され「迫力に欠ける」という評価が多く見られました。



止め絵や引きの構図が多用され、原作で描かれたダイナミックな戦闘を期待していたファンにとっては、肩透かしとなったようです。



フリーレンでハイクオリティな魔術戦闘の魅力を知っちゃったしね



それは比べる対象がおかしい気もしてしまいますが……
キャラクター表現の物足りなさ
オスカーの力強さや、ティナーシャの超越者としての威厳と時折見せる少女らしさなど、キャラクターの繊細な表情や仕草の表現が乏しいと感じた視聴者もいました。



これが、後述する心理描写の不足と相まって、キャラクターへの感情移入を難しくしています。



いやぁだって尺がさぁ……
アンネームドメモリー アニメのストーリー構成の課題



作画と並んで、ストーリー構成にも課題が指摘されています。
原作からの改変による違和感



アニメ化にあたり、エピソードの順番を入れ替えたり、一部の描写をカットしたりといった改変が行われました。
これらの改変が、原作ファンにとっては「キャラクターの印象が変わってしまった」「なぜあのシーンをカットしたのか」といった違和感や不満につながったようです。



仕方のないこととは言え原作ファンからしたらつらいよね(´;ω;`)
尺不足による展開の駆け足感
全12話(act.2も入れたら24)という尺。



原作の膨大な情報量を詰め込もうとした結果、どうしても展開が駆け足になってしまいました。
一つ一つのエピソードが丁寧に描かれることなく次々と進んでいくため、初見の視聴者は物語の背景や人間関係を十分に理解する前に置いていかれてしまう感覚に陥りがちです。



ぼくも原作小説(web版だけど)で補填したしなぁ……
心理描写の省略による感情移入の困難さ



展開の速さは、キャラクターの細やかな心理描写の省略にもつながりました。
オスカーがティナーシャに惹かれていく過程や、ティナーシャの抱える葛藤などが十分に描かれなかったため「なぜそうなるのか」という感情の動きが伝わりにくく、物語に深く入り込めなかったという声が多く聞かれます。



ティナーシャがやや尻軽な印象に……だがそれも良いと思ってしまった
アンネームドメモリー アニメに対する視聴者の率直な感想



ここでは、より具体的な視聴者の声を見ていきましょう。
「わからない」「複雑すぎる」という声
原作未読の視聴者からはこのような感想が寄せられました。
- 「世界観の設定が複雑で理解が追いつかない」
- 「登場人物が多くて誰が誰だかわからなくなる」



丁寧な説明が不足しているため、ファンタジー作品に慣れていない層には少しハードルが高かったかもしれません。



パラレルワールドだと思いきや上書きだったりしたしなぁ……
『アンネームドメモリー』アニメ1期最終回、不満と困惑
物語の大きな区切りとなるはずの最終回ですが。
- 「ここで終わり?」
- 「中途半端すぎる」
特に1期ではこのような不満や困惑の声が多く上がりました。



原作の途中で終わっているため、消化不良感を抱いた視聴者が多かったのは事実です。



1クールでやるには話が壮大すぎたんだよねぇ……
原作ファンからの失望の声



期待値が高かった原作ファンからは、やはり厳しい意見が目立ちます。
- 「原作の魅力が半減している」
- 「楽しみにしていたシーンが雑に処理されて悲しい」
など、作品への愛が深いからこその失望の声が多く見られました。



やっぱ原作が良すぎるとアニメ化大変だよねぇ……
アンネームドメモリー アニメの良い点と評価できる部分



ここまで厳しい意見を中心に見てきましたが、もちろん評価できる点もたくさんあります。



僕はアニメ見て、原作読んで、ってできたからむしろ満足度高かったよ!!
声優陣の演技力の高さ
オスカー役の中島ヨシキさん、ティナーシャ役の種﨑敦美さんを始めとする声優陣の演技は、多くの視聴者から絶賛されています。
特に、二人の掛け合いは素晴らしく、「声優の演技で最後まで見られた」という声も少なくありません。



お二人はキャラクターの魅力を見事に引き出していました。



オスカーとティナーシャのイチャイチャは見てて楽しかったなぁ
世界観設定の魅力
アニメでは描ききれなかった部分はあるものの、その根底にある世界観設定の壮大さや緻密さは、多くの視聴者を惹きつけました。



歴史や魔法体系、国家間の関係など、深く作り込まれた設定は本作の大きな魅力です。



いっそ原作勢をターゲットにしたアニメに振り切ったらより面白かったのかもねぇ
音楽・BGMのクオリティ
劇伴を担当した松田彬人氏による音楽は非常に評価が高く、作品の荘厳な雰囲気を大いに盛り上げていました。
オープニング曲やエンディング曲を含め、音楽面でのクオリティの高さを評価する声は多数あります。



今ならYouTubeできけるよ!!(2025年8月現在)めっちゃ素敵だから聴いてみてね!!
まとめ|「ひどい」の一言で片付けられない魅力と課題



アンネームドメモリーのアニメがひどいと言われる理由について、作画やストーリー、視聴者の感想を基に深掘りしました
確かに、作画の不安定さや駆け足のストーリー展開など、手放しで絶賛できる作品とは言えない部分があったのは事実です。
「ひどい」という評価は、それだけ原作への期待値が高かったことの裏返しなのかもしれません。



この記事を読んで少しでも興味が湧いた方は、批判的な意見も踏まえた上で一度視聴してみてはいかがでしょうか。
最後までアニメを見て続きが気になった方は原作小説を読んでみるのもおすすめします。



ストーリー自体はめちゃくちゃ面白いからね!!
きっと、アニメだけでは味わえなかった深い感動が待っているはずです