アニメ感想『薬屋のひとりごと』第46話|子翠との別れは、壬氏との再会。猫猫に子翠が頼んだことはいったい……

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前回のお話は我が猫猫が神美に対して誰もが言いたかったことを言ってくれました!!

まおまお

くそババア

の一言はまさに爽快。

ソウカナ

言われた後のババアのふるまいがえぐかったー!!

そのあと普通の人なら地獄のような蟇盆の刑。毒虫やら蛇やら、カエルやらと共に密室に閉じ込められる猫猫でしたが

マッドサイエンティストな猫猫にとってはただの天国

余裕で乗り越えてしまっていました。結果的に楼蘭(子翠)の機転によって救われた猫猫。二人がわずかな時間だとしてもまた友達に戻れたことにはとてもうれしくなってしまいました。

そんな45話の感想が気になった方はこちらをどうぞ↓↓

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さて、45話も気になるところが満載でしたが、特に気になるのは猫猫が最後に聞いたこれ

楼蘭(子翠)はなんで猫猫を狐の里に、北方の砦に連れてきたの?

という疑問。壬氏がついに皇弟として動く決意をした44話。45話の最後でのこの質問。また、討伐軍が動き出した描写もありました。

楼蘭(子翠)の狙いはまさにこれ。皇弟(華瑞月)を、禁軍を動かすことだったんじゃないでしょうか?

この記事はアニメ『薬屋のひとりごと』第46話の感想を、すでに見たけど感想を共有したいって人や、まだだけどネタバレ全然大丈夫って人、見るかどうかの参考にしたいって方へ向けて書いていきます!!

そのほかにも今回の見どころはたくさん!!

  • 楼蘭(子翠)の過去やその胸中だったり
  • 楼蘭(子翠)と猫猫の別れ際の約束だったり
  • 鎧を着た壬氏の活躍ぶりだったり
ソウカナ

この回を見るのがめちゃくちゃ楽しみでした!!

さて46話の感想は大まかにこんな感じ

  • 死を覚悟した友人との別れにできることって何があるだろうか?
  • 羅漢と羅半がそろう陣営の心強さときたらもう
  • やっぱり原因はあのお方。先帝は種だけでなく不幸もまき散らす…?
  • 最後だけはちゃんと父娘で。楼蘭(子翠)の行動には尊敬の念しかない
  • 速攻で結した戦いを子昌がどう締めくくるのか気になる
  • 壬氏と再会しいろいろ知っても変わらない猫猫の安心感

それでは感想の詳細を書いていきますがその前にこちら↓↓

このブログ記事はネタバレも含みますのでご注意ください。

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目次

アニメ『薬屋のひとりごと』第46話|解説と感想

サブタイトルは『禁軍』

子の一軍と禁軍との戦いがメインになりそうなサブタイですが果たしてみんな無事でいられるのかどうか……

ソウカナ

楼蘭(子翠)には生きていてほしいよね!

死を覚悟した友人との別れにできることって何があるだろうか?

画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

猫猫をお母さんに会わせるつもりはなかったらしい。

ソウカナ

恥ずかしいというかひどい目に合うから会わせたくなかった?

子昌曰く、神美は最初からあんな女じゃなかった。でも楼蘭(子翠)からしたらうまれたときからあんな女。

下女から何からいろんな女をいじめて親類の女たちは堕落させる妲己のような悪女

楼蘭(子翠)は神美のことを酷評

子供が生まれたら夫を食い物にするまるで虫

子に命をつなぐためという理由がある分虫の方がずっとましだと。

ちなみに子昌のことは神美しいが許してくれるのを待ってだけのダメな人と思っているっぽい。また、楼蘭(子翠)が堕胎剤を自ら口にするほどに母親になりたくなかった理由は

神美の様になりたくないから

ソウカナ

それはそうだ神美が彼女にとっての母親像なんだから

猫猫について調べた楼蘭(子翠)が感じたのは

猫猫と翠苓の生い立ちが似ている。父が高官で、元医官の養父に育てられたところが。

その話を猫猫にしたのはきっと、翠苓は子の一族とは関係ない巻き込まれた人だと印象付けたかったからだと思います。

姉さんではないと言いながらみせた覚悟を決めた子翠の表情は翠苓そっくりで、血のつながりはなくても姉妹は似るのだと感じました。

こんな状況でも無関係だとかばうぐらい翠苓を慕っていることを感じ取った猫猫。でも猫猫がモノローグで語った通りそんな理屈は通せない。なぜなら

翠苓はこれまでの事件にかかわりすぎているから

寝台に寝かせられた息をしていない子供たちを見て楼蘭(子翠)は

ねぇ猫猫。この子たちが虫であれば冬を越せたのにね

自分は冬を越せない虫だと言っていたのに反対のことをいう楼蘭(子翠)の言葉に猫猫は自分が連れてこられた理由を察します。

虫は冬を越す際に色々な形で活動を停止する。サナギになったり土に潜ったり

ソウカナ

まるでそこで寝て?いる子供たちみたいだ

またその会話で子翠はもう戻って来るつもりがないと気が付いた猫猫。肩に手をかけようとするもよける楼蘭(子翠)

逃げてしまえばいいのに、政治のことも両親も、一族も捨てて。私だって他人はどうでもいい自分が一番大切だと

そうモノローグで語りながらも彼女を引き留めてしまう。手を伸ばさずにはいられない

自分の突き動かす感情を言い表せない猫猫がもどかしく、かつ尊い

意味がないのだとしても役目を果たそうとするのは楼蘭(子翠)の意地なんだとか。

そんなもの捨ててしまえばいいと言われた時の子翠の口の動きがまた切ないというかなんというか……

ソウカナ

猫猫に未知の毒のたとえ話をしたのは理屈じゃないんだよって言いたかったのかな?

せめて願掛けぐらいさせてと猫猫は壬氏からもらった簪を渡します。

死んでほしくないという思いを伝える物でもあるでしょうし、以前の会話から逃げた先で売ったとしたら生存確認につながるからでしょう

ソウカナ

前に売っても戻ってくるって言ってたし

簪についてはこちらの記事でも詳しく書いてみたので良かったらどうぞ

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最後に部屋を出ていく前。晴れやかな表情で笑顔を見せて「後は頼んだから」のセリフ。一体何を頼んだのか気になるところですが、流れ的にそこにいる子供達の事としか思えませんでした

ソウカナ

てか最後の笑顔だけ本物っぽい。笑顔を書き分けるとかすご

羅漢と羅半がそろう陣営の心強さときたらもう

画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

シーンは変わり禁軍の陣営に。

ソウカナ

派手な鎧を着た壬氏はやたら綺麗

羅漢がまだうだうだしてるようだったら引きずってでも連れてきたと絡む。

羅半に皇族にだしたら…とあっさりなだめられているのが面白かった

ちなみに羅半は数字を愛する人だから、全く同じ数値の人はいないと壬氏=皇弟だとわかっていました

ソウカナ

見ただけでスリーサイズわかってるのこわ

女性であれば壬氏は羅半の理想だったとか。また、子昌の砦がある地域は火薬が取れるとか

  • 温泉地帯→硫黄が取れる
  • 洞窟がある→硝石が取れるから

火薬が取れる→フェイファや砲が使われることが予想されましたが、フェイファは籠城戦には向かない事から対策すべきは砲だけに絞られました

普通であれば砦に近づくまでに相当数の被害が出ますが……

砲を使う前に制圧することは理論上可能と羅半。多分、羅漢と同じ事を思いついたのでしょう

羅漢が示した作戦は

雪崩を起こして火薬の保管庫を落とすこと

山に囲われているのは通常なら強みだけど今回は雪のせいで弱点になってしまったと。ただ、高順がいうには問題があるらしい

禁軍が奇襲なんて真似をしていいのかどうか?

帝直属の軍隊だからこそ本来は正々堂々と。

でも壬氏は羅漢の作戦に賛同することにしました

それはおそらく敵味方の被害をできるだけ抑えたいからでしょう

高順からの指摘から猫猫との接し方は今まで通りとはいかないらしい。

それも当然、今回羅漢と一緒に軍を動かしたのは猫猫は漢太尉の娘なのだと公言してしまったも同然だから

ソウカナ

かっこいい軍人でてきたのちょっと気になった

パパが必ず助けてやるからなという羅漢のセリフには思わず失笑。

やっぱり原因はあのお方。先帝は種だけでなく不幸もまき散らす…?

画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

一方その頃。楼蘭のパパ、子昌は最近眠れないらしい。

それはもちろん神美のふるまいのせいで

  • 子昌の聞こえる場所で享楽にふけったり
  • 親類たちとともに男娼相手に堕落していったり

彼曰くむかしはそんな女ではなかったとか。今のイメージしかない僕らからしたら想像もつきませんが。

もしかしたら神美のひどいふるまいは子昌に対する当てつけなのかもしれません

と、そんな考え事をしていると爆発音がして地下の火薬庫に火がついてしまったと察する。神美に負い目を感じているからか、早く何とかしなくてはと思っていても動けない。

彼の苦痛が始まった原因は先帝の「大宝との間に生まれた娘を妻にしてくれ」という願い

大宝と医官が不義をはたらき生まれた子とされ後宮から追放されかわいそうな目にあっている娘。

ソウカナ

つまりは翠苓の母親だね

元婚約者が後宮に入内したことから、妻を持つつもりはなかった子昌。先帝に望みをかなえてもらうことを条件に娘を妻として迎えることにしました

おそらくその望みは神美の下賜

でも神美が戻ってくる頃には先帝の娘との間に翠苓が産まれていて、完成したのが今の化物……

ソウカナ

同じ下賜でも芙蓉妃の話とは大違い

妖怪になってしまった妲己の願いを聞くなんかの王の話みたいにも感じました。ちなみに妲己は九尾の狐が変化したものともいわれるらしいから狐の里にはピッタリ。

意を決して部屋に入った子昌と神美のやり取りがまた酷かった。

最後だけはちゃんと父娘で。楼蘭(子翠)の行動には尊敬の念しかない

画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

そんな最中、煤で汚れた楼蘭がやってくる

楼蘭は汚い服装を神美に指摘されるも、逆に快楽に溺れる母親たちを否定

ソウカナ

攻め込まれる砦に呼ばれるとか男娼も被害者なのでは?

キョウウの母親が部屋から出ようとして引っ叩かれていたけれど皆さんこう感じたことでしょう

いまさら遅いよ。息子は決死の覚悟で毒杯?を煽ったのに……

そして手慣れた様子で監禁された翠苓を救いだす楼蘭。それを見た子昌はこう思う

  • 人形でしかないと思っていた娘が違う人物に見えた
  • 翠苓がここまで酷い目にあってると思ってなかった
  • すべて自分の至らなさが招いたこと

冷静にそれこそ他人事のように自分を責める子昌でした。それに対して楼蘭の告げた「最後ぐらい責任をとってください」という言はある意味救いだったかもしれません。

笑顔で楼蘭が行ったように、最後まで子昌は周りを化かしていけるのか、どう化かしていくのか次回がとても気になるところです。

この瞬間だけ子昌と楼蘭(子翠)が本当の親子になれたのかもしれませんね

ソウカナ

楼蘭はえらい。父親に死に方を選ばせるのは結構きついよね

速攻で結した戦いを子昌がどう締めくくるのか気になる

画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

羅漢の作戦により戦闘らしい戦闘がないままに禁軍は砦に到着

雪崩を起こして武器庫がふさがれてしまっては厳しいのは当然のこと。

禁軍の奇襲を目の当たりにした神美もさすがに焦った様子。

そんな彼女のご機嫌なんてどうでも良いかのように火薬に火をつけたことを暴露する楼蘭(子翠)お母さんは私に任せて役割を果たせと子昌に促す楼蘭でしたが……

ソウカナ

任せてっていったいどうするつもり?なんかこわい

子昌は自分の責任だなと覚悟を決めていまいした。

子昌はモノローグまで狸っぽいしゃべり方をするので少し間の抜けた印象を持ってしまいそうになりますが、羅漢と張り合うだけの男。きっと良い狸っぷりをみせてくれると期待

軍を率いて攻め入る壬氏。圧勝していたたため、戦いの様子もどこか安心感がありました。

壬氏は戦う意思の無い者たちは殺すなとできるだけ死傷者を出したくない様子。

優しさからくるのか、今後の調査のためなのかは気になるところですが。

作戦に参加していた李白はこんなことを感じているようでした。

  • とんでもない作戦を立てるやつもいるしその作戦を実行するのもすごい
  • 狸おやじと言われた子昌がこんな砦にこもるなんて違和感がある
  • 猫猫の上官の天女がまさか禁軍の対象としてでてくるとは驚いた

軍全体に作戦を伝えるときの壬氏の印象はとても頼もしかった

禁軍としては印象が悪いかもしれないけれど、兵の消耗を避ける選択はとても理にかなったものと言えるでしょう。

ソウカナ

内乱だしあんまりやっちゃうと隣国がね……

中はどんな様かとらえた兵に聞きますが…

こんな時でも神美を恐れる兵士の様子は洗脳のようで怖さを感じてしまいました。

李白に止めれても煙があふれる砦に入ろうとする壬氏の言い分は

  • 逃げられない者がいるかもしれない
  • 漢大尉の娘がとらえられている
ソウカナ

立場上、素直に猫猫が心配なんだ!!とは言えないよね……

羅漢が政敵になったらめんどくさいだろうなと李白も一応の納得をしていました。

壬氏と再会して、いろいろ知っても変わらない猫猫の安心感

楼蘭が出て行った部屋に残っていた猫猫。壬氏が戦う様子を上から見てこんなところにいるわけないと首を振る

ソウカナ

いやいやさすがに見たものは信じようよ( ´艸`)

彼女が自分のことを逃げりゃいいのに馬鹿だよなと自嘲していました。

このまま事情を知らない、猫猫を知らない軍の人間が部屋に来たら猫猫も子の一族だと思われかねないから

話の通じるやつだったらと願っていると部屋に入ってきたのは壬氏。抱きついて感動の再会って感じではなくあっさりとしたリアクションの猫猫が印象的でした。

猫猫が久しぶりの壬氏とのやり取りに懐かしさを感じているようでうれしかった

兵が壬氏を「東宮」と呼んだことで猫猫もさすがに正体に気がついてしまいました。

ソウカナ

本当は自分で告げたかったんだろうなぁ……

ちなみに壬氏曰く、すでに東宮ではないとのこと。

なぜなら玉葉妃が子供を生んだから

猫猫のどこか抜けたようなやり取りで安心したのか壬氏は李白にあとを任せる

そのあとの李白と猫猫のやり取りが面白かった。さすがに猫猫が羅漢の娘なのだと気が付いた彼に猫猫は

あれの名前を出さないでください。あのおっさんとかで

ソウカナ

その後、律儀におっさん呼びをしてくれる李白の乗りの良さがたまらない

そして、やっぱり優しい李白。

子供たちの事情を聴いてこそっと母親たちの墓地の近くに埋めてくれるよう取り計らってくれました。「まるで眠っているみたいだな」というセリフをきいて浮かんだのは

やっぱり子供たちは冬眠状態に近いのかな?という疑問

罪に問われませんかという猫猫の心配に、そん時はお前が何とかしてくれと返す李白

ソウカナ

李白からしたら軍部高官のお姫さんだしね

彼はいい手として、羅漢をパパと呼んであげることを提案しますが途中で焦って話題を変えてしまいました。

猫猫が一体どんな顔をしてしまったのかとても気になります 

そして李白は命令を完遂した合図の笛を吹く。猫猫を連れ出すのが仕事だったようです。

丁寧に子供たちを運び出す様子を見届けた猫猫が子翠から託された役割を全うする決意をして今回は幕引き。

子翠から託されたことはおそらく子供たちのことだと思いますが一体どんな内容だったのでしょうか?相変わらず次回ががめちゃくちゃ気になる終わり方なのでした

まとめと気になる謎

禁軍は皇帝が直接動かせる軍だったと思うけど、弟とかがいる場合その人が指揮をとったりすることも多いみたい。今回は壬氏が動かしたと。壬氏が高らかに自分が皇弟だと公言した瞬間ってことになるのでしょう。

また、羅漢が動いたことで猫猫も高官の娘であると大々的に明かされてしまったわけですが

今後、猫猫と壬氏の関係がどう変わっていくのか楽しみですね!!

また、猫猫が子翠に行ってほしくないと腕を伸ばすさまは結構ウルウル来てしまいました。普段ドライな猫猫だからこその感動なのかもしれません。小蘭は若干妹枠に入っているから純粋な友達とはちがうでしょうからね。

もう一緒にふたりごとを言うことはできなくなってしまうんですねぇ(´;ω;`)

46話で残された気になる謎は?

今回のお話で残された気になる謎は↓をどうぞ~

  • 髪ではなく襟に簪を刺したのはほんとに華美すぎるからって理由だけ?
  • 子供たちは本当に亡くなったの?黄泉がえりの薬で冬眠してるの?
  • 子翠(楼蘭)が猫猫に頼んだことは一体何なの?
  • 子昌は一体どんな狸っぷりを演じて見せてくれるの?
  • 楼蘭は母、神美をどう処理するつもりなの?
  • 壬氏は一体どこへ向かったの?

とまぁあくまで僕が気になった疑問。解決されるかどうかはわかりません。

ソウカナ

ここまで読んでくれてありがとう!!

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