第9話『自殺か他殺か』では壬氏の大切な人が亡くなったり、下女が水死体で上がってきたりとミステリー感満載。で壬氏と猫猫の立場の違いや死にたいする考え方の違いなど考えさせられる回でした。
にしても、猫猫ってば壬氏の心をえぐるようなことを結構いう…
\コンニチハ/アニメ『薬屋のひとりごと』の感想記事を書くのもこれで10個目。文章は全然下手だけど作品への愛情は深まるばかりの僕ソウカナです。
- 蜂蜜がどうやって事件にかかわるんだったっけ?
- 潜入調査から帰った猫猫はどうして里樹妃の元へ?
- 事件にかかわる過去の出来事って何だっけ?
という疑問を持った方のために、1度見た方が理解を深めるために…
でまずはこの回の予告から
なんかやたらりりしい美人さんが出てきましたね。
アニメ『薬屋のひとりごと』あらすじと感想
といっても蜂蜜自体の話ではありません。こんなところがポイントになっています。
- 蜂蜜によるアレルギー反応が出た事のある里樹妃
- 怪しいのは実家が養蜂場を営む侍女頭の風明
- 過去になくなってしまったという阿多妃の?赤子
- それを取り上げたのは猫猫の養父
主な登場人物
- 猫猫(まおまお)・・・この物語の主人公。花街の薬屋の娘。故あって今は宮廷勤め。
- 壬氏(じんし)・・・美貌の宦官。猫猫曰く顔だけは無駄にいい。後宮で強い権力を持っている。
- 高順(がおしゅん)・・・壬氏のお目付け役の武官。まめで気が利く人。宦官?
- 玉葉妃(ぎょくようひ)・・・上級妃の一人「貴妃」。穏やで柔らかい雰囲気の妃。
- 里樹妃(りーしゅひ)・・・上級妃の1人「徳妃」。まだ幼く後宮のしきたり等の知識の浅い女の子。
- 阿多妃(あーどぅひ)・・・上級妃の一人「淑妃」。現帝の最初の妃。中性的な印象。
- 翡翠宮の侍女たち。
噂とお茶会と
水死した侍女についての噂
城壁の上。酒を飲む男装の麗人。その横顔はどこか寂し気で…
シーンは後宮に移り変わり猫猫に噂話を話す小蘭。
内容は水死した柘榴宮の下女が自殺。園遊会で里樹妃に毒を盛ろうとした犯人だった?とか
若い妃と入れ替えで後宮を出されてしまうという阿多妃を想って起こされた事件ではないかとのこと
後宮を出る阿多妃は一人息子を亡くしたらしいのです。やはり後宮は世知辛い。
猫猫もいろいろ思うところはある様子でした。
お茶会の残りのお菓子をもらった小蘭のリアクションがかわいかった。
いろいろと闇のある後宮の中で素直でいい娘な小蘭の存在は猫猫にとっても大事なものなんでしょう。
で翡翠宮に戻ってみるとバタバタとお茶会の準備。玉葉妃のお茶会に招かれたのは…
楽しい?お茶会
玉葉妃に招かれたのは里樹妃。のんびりお茶。というより腹の探り合い…
玉葉妃は柑橘類の皮を蜂蜜で煮た今でいうゆずちゃ的な奴を出そうとしますが、里樹妃はとても苦しそうな顔。その横の毒見役だけは心配そうにしていましたがほかの連中ときたら…
それをみて猫猫は蜂蜜もダメなのかと察し玉葉妃に対し首を横に振る。結局ショウガ湯を出してあげるました。その時の女官どもの様子から里樹妃へのいじめはあると確信。
お茶会後、部屋から出された猫猫。待ち構えていた壬氏にこう聞かれます。
- 柘榴宮の下女は本当に自殺?
- 毒を盛った理由は?
猫猫はわかりませんと回答するも壬氏からある依頼をされました。
潜入調査と壬氏への報告
潜入調査in柘榴宮
猫猫が頼まれたのは柘榴宮への手伝いという名の潜入調査
他にも手伝いの下女が二人いて柘榴宮の大掃除のお手伝いは本当に必要でした。で侍女頭の風明に挨拶をしているところに阿多妃が顔をみせました。彼女を見た時の猫猫のイメージはこちら。
中性的な雰囲気でりりしく美しい、とても35歳には見えない、男装が似合いそうだと評していました。
ほかの下女たちも阿多妃に憧れのまなざし。
猫猫も言ってたけど明らかに似てるよね彼に…
風明の案内の元大掃除を進めていきます。彼女は人当たりが良くてとても接しやすそうな雰囲気。夜には猫猫を呼び出し柘榴宮に泊まる下女たちのために毛皮を渡すくらい気の回る人。
その時、猫猫の感じたろうそくの匂いはとても甘かったらしい。
あくる日も大掃除兼調査を進めていると厨房?掃除の手伝いに。そこには大量の蜂蜜。
風明の実家が養蜂場でたくさんあるとのこと。
その時ふと窓に目をやるとそこには里樹妃と毒見役の女官の姿が。
調査結果と新たな疑問
調査を終えて報告。壬氏のとても気やすい様子に猫猫の気に障ったようです。
報告内容は壬氏達が調べた範囲と同じようなものだったみたいで裏付けが取りたかったのかなと。
壬氏はご褒美と称して指に着けた蜂蜜を猫猫になめさせようとします。
それを猫猫はかたくなに拒否。
顔がいいからって何してもいいって思いやがって!!といった感じの猫猫が面白かった。
この変態紳士め…そりゃ高順も遠く見たくなるわ。
壁際まで追い詰められた彼女の中で蜜という言葉からすべてがつながります。
で玉葉妃が訪れて猫猫は無事救出。よかった指を舐る羽目にならなくて…
確認したいことがあると高順とともに猫猫が向かったのは里樹妃のところ。確認したのは
- 蜂蜜が苦手かどうか
- 風明と面識があるかどうか
その時の里樹妃の様子はとても怯えた様子でした。
また猫猫は後宮の過去のでき事を知るため高順に書物を用意してもらっていました。高順の猫猫への評価は少し変なところはあるが賢い娘というもの。
過去に阿多妃の子供が生まれた同じ日に、先帝の子供も生まれていた。
同時期、赤子が死亡したようでそれを取り上げたのは養父である羅門。責任を取るかのように肉刑に会い花街に薬師になったようです。
まとめ!!
まとめ
高い医術を持つ羅門が花街で薬師をしている理由や乳幼児はどうして亡くなったのか。なんだかいろいろ複雑に絡んできた様子で、不謹慎ながらもわくわくしてしまいました。
それにしても里樹妃の侍女たちは何なんだろうか…。頭がイイんだか悪いんだかわからない娘たちでしたね。
本人にも気づかれないようにいじめるとかどんな高等技術だよっ!!って感じで力入れる方向がおかしい。
そしてかっこよくて美しい阿多妃。性格もよさそうで侍女たちに慕われている様子でした。忠誠心ももって働くってこういう仕事がら素晴らしいこと。ただ、それが悪事のきっかけになったりもして…
今回の壬×猫の絡みについては壬氏君がとっても鬱陶しくて僕は嫌いじゃなかったです。まぁでも指しゃぶるのは嫌。歯医者で手を突っ込まれて治療されるのを思い出しますし。
次回第11話「二つを一つに」
蜂蜜が一体どのように事件に関わってくるのか?直接的な毒的な役割なのかそれとも何らかの動機に関わってくるものなのか気になるところですね。
そして次回予告では里樹妃が走っていたけどいったい何が?やっぱり犯人はあの人なのかしら?なんでつつじを壬×猫の二人が並んですっているの?などなどとっても気になる次回予告でした。。次回がとっても楽しみです。それではまた~。