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別に魔術師が主人公だからって毎回毎回、魔術を使うシーンがなくたっていい。そう思ってくださる貴方に朗報です。
そう、あのモニカが魔術を使わなくても日常を終えることができた記念すべき回なのです!!

こんにちは!お盆は働かずにアニメを見たい!!ザコオタ王子ソウカナだよ!
前回、ケイシーとどこか運命的な出会いを果たしたモニカ。
初めてのチェスで才能の片鱗を見せて新しいことに挑戦する楽しさを見つけてみたり、引っ込み思案で体を動かすことが苦手だったモニカが選択授業に乗馬を選ぶという冒険をしてみたり……
魔術師としては超一流な彼女が不得手とする人間関係にも成長の兆しを見せていた素敵な回でした。


今回第6話では、ラナを友達だと認識することができていました。



ラナはもうすでにそのつもりだったのにモニカがいろいろ気にしすぎだっただけというか……
そして社交ダンスや、お茶会などの必修科目というモニカ(グレンも)にとって最難関ともいえる課題が舞い込んできました。友達や先輩方の協力によって試験を合格するという青春具合を披露してくれます。



うぅモニカに友達ができてうれしいよ僕は
今回の感想は大まかに
- モニカのダンス練習に付き合ってくれる知人友人たちがたくさんいてうれしい
- セレンディア学園での出会いはモニカがもう一度だけ人に期待するいいきっかけになったのかもしれない
- モニカが苦手そうなお茶会の試験。でも大丈夫、僕たちにはイザベル嬢がいるから!!
- 悪役?令嬢クローディアは清楚系美人で石化魔術(嫌味)の使い手!?
- クローディアは一般的に正しいのだろうけど言い方ぁ!!僕のラナが可哀想やろがい!!
- モニカを助ける王子と臣下。そして友人たち。コミュ障モニカの石化魔術(天然)が光る!!
関連レビュー記事や解説記事はこちらから↓↓↓
『サイレントウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』第6話|感想と解説
モニカのダンス練習に付き合ってくれる知人友人たちがたくさんいてうれしい
冒頭、頭を抱える美人教師。その理由は
社交ダンスがまったく踊れない二人の生徒の存在
考えてみたらこれ自体も正体がバレかねない事柄



だって、本来なら入学できないだろうし
くるくるまわるモニカとグレン。スピードアップして回転するティーカップみたいな状態
モニカは思わず「止まってぇ……」



グレンはなんとなくネロに雰囲気似てるから手を握られていても大丈夫な感じかな?
OP曲が終わると
ストップとニールが止めてくれるが目を回したモニカ、ぐったり
グレンとモニカはステップすら覚えていない状態でまるで初心者。
再試験までに踊れるようにならないといけないにもかかわらず。
彼らを手助けしているのはケイシーとニール。
- グレンの相手をケイシーが
- ニールがモニカの相手を
でも伴奏がいない、そんなところにラナがやってくる
私がピアノ弾いてあげてもいいわよ



腕を組んで登場する彼女が可愛すぎてもう……
グレンに「モニカの友達っすか?」に「はい」と答えるモニカ
『はいって言っちゃった』と悩まげなモニカ
そんな事お構いなしにラナ
そうよ!友達の私が協力してあげるんだから感謝しなさいよね
とグレンに断言しモニカにウィンク
それを受けてモニカはハッとした後優しく微笑む



何このやり取り尊すぎる。鼻血出るわ
美人教師は廊下を歩きながら「あの子たち練習しているのかしら」とそんな彼女にきこえてくるピアノの音。
それを見てなんか和む先生。
対人関係において自己肯定感が極端に低いモニカは『はいって言っちゃった』には
自分が勝手にラナのことを友達って言っていいのかな?迷惑にならないかな?
っていう相手を慮る理由が合ったのではないかと僕は考えています。優しすぎるというかなんというか……考えうる理由としては
認めてくれる存在(おそらく父親)が幼いうちにひどい亡くなり方をしたこと
おそらく今までも数学マニアなことやうまくしゃべれないことから友達ができなかったこと
唯一、友人だと思っていた人からの心無い言葉「あなたは僕のことなんて内心見下していたんでしょう?」
などなどの外的要因も大きかったのではないかと思います。
だからこそ「私なんかが」目立っちゃいけないとか誇っちゃいけないとか、サイレントウィッチ『沈黙の魔女』としての評価からかけ離れた自己評価につながっているのだと思います。
セレンディア学園での出会いはモニカがもう一度だけ人に期待するいいきっかけになったのかもしれない
シーンは生徒会室。
モニカがダンスの再試験に合格できそうかとフェリクスに聞かれこれからの頑張り次第と言葉を濁すニール。
お人好しのニールがこのリアクションをみせたことからシリルはおそらく目も当てられない惨状に違いないと推測



すげぇめちゃくちゃあってる
何も心配することはないさ。彼女はきっと合格するよ。わたしの期待に応えてくれるね?
とモニカを顎クイするフェリクス
申し訳なさそうな表情を見せた後意気込みをみせる
楽曲のテンポの分析、歩幅の照合、ダンスの解析から始めたいとおもいます
頭を使う前に体を動かせとシリルに言われて涙ぐむモニカ
おびえた様子で涙ぐむモニカ



このリアクションをかわいいと思えるかどうかがこのアニメを楽しめるかの分水嶺もしれない
夜、部屋に戻ったモニカの腰をフミフミするネロ



マッサージしてくれる黒猫とかマジで養いたいんだが……
ネロは昼間、モニカたちのダンス練習を見ていてこう思ったらしい
ダンスは相手の足をたくさん踏んだ方が勝ちって競技
ふてくされた様子で「違うもん、小説で知ってるでしょ」
ネロは小説のシーンを思い浮かべる
ジュリアはバーソロミューのリードと音楽に身をゆだね二人は手を取り合い心のままにステップを踏む
登場人物は心のままに互いの足を踏み合ったと考えると意味合いがだいぶ変わる。



それだと愛し合うどころか憎しみ合っちゃってるよ……
場面の解釈がかわると楽し気なネロ。だからちがうってばぁ、とモニカが否定。



お母さんとのやり取りかな?
まぁでもダンスを物にするしかないんだろう?王子に期待されているんだから
ネロのセリフを聞いて父とのやり取りを思い出す
みんなの期待にこたえたいんだ
いいかいモニカ。人体は膨大な数字でできているんだよ
人間を人間たらしめる数式を解析することができたら多くの病に苦しむ人を救えるんだよ
そのためにも頑張らなくてはね
その言葉に感動した幼き日のモニカ
彼女のお父さんは皆の期待に応えたくさんの病をなおしてきた。それなのに、最後は火刑というむごたらしい最後
モニカも期待に応えたくて無詠唱魔術を身につけたけど唯一の友人?からの心無い言葉
あなたは僕のことなんて内心見下していたんでしょう



いったいその友達と何があったんやモニカ!!
期待なんてされなくていい、人のいない山小屋で数字と向き合っていれば
そう考えるモニカの脳裏には、学校での出来事がよみがえる
- フェリクスとの噴水での出会い
- シリルとの資料室でのやり取り
- ケイシーとの美しい夕日の中での出会い
- そしてラナとの笑顔でのやり取り
思い直したモニカはもうちょっとだけダンスの練習すると起き上がる
みっちり鍛えてもらうのでした(いやらしい意味はないのでご注意ください!)



ラナが最後に出てきたのがうれしいんだ僕は
モニカの壮絶な過去。期待に答えた人間が最後に裏切られるという結末。人間とは本当に恐ろしい存在ですね。
確かにモニカのお父さんが研究していた病を直すための数式というと思い当たるのは解剖学やゲノム解析。この世界観だと神の領域に手を出す悪行だとつつきやすそうな研究でもあります。
しかしながら、たとえそうだったとしても、父親という身近な存在が人間の裏切りの被害者になってしまったというのはモニカが人間不審になっても仕方のないことでしょう。
期待に応えたときにちゃんと応えてくれる人がいなかったら、人間に期待することをやめてしまうのも無理はありません。
もしかしたらルイスはモニカに人の心を学んでほしかったのではないでしょうか?
放っておいたらこのまま無詠唱魔術の使い手が人間の敵になりかねません。そうなったら竜害なんて比じゃないですから。モニカが良い娘で本当に良かった。
モニカが苦手そうなお茶会の試験。でも大丈夫、僕たちにはイザベル嬢がいるから!!
翌日の学校。授業中筋肉痛で震えるモニカ
ネロはステップ上手だったけど、モニカは17回足踏んで、23回足をけったらしい……



回数を数えている執念深いネロもなかなかかわいいではないか
もう練習付き合ってくれないよねとモニカのしょんぼり顔。
そんなモニカを置いてけぼりでお茶会の授業のグループ分け。これも必修科目で合格しないといけないんだとか。
貴族子女としての作法の授業は動きを伴うからモニカは苦手なのでしょうね。
イザベルお嬢様へに教えを請うモニカ。もちろん快くいろいろと教えてくれました。
イザベルによるとお茶会は個人の好みによるから明確な正解はないとのこと。でも持ち寄りのお茶会では明確な不正解があるとか
それは誰かとお茶の種類がかぶること
事前に持ち寄るお茶を確認することが理想だけど一緒のグループにいるのは
- ラナ・コレット
- ケイシー・グローブ
- あと一人は知らない人(クローディアね)
そうなってくると確認は難しい。だけど、そんな時こそイザベルがとても頼もしい
安心してください。たとえどんな悪役令嬢が現れようと完璧なお茶をご用意いたしますわ
と笑顔のイザベルにアガサが差し出したカップ&ソーサー。
部屋の外には陶器が割れる音が響き渡る
イザベルとアガサの連携はもはや美しいと感じるレベルに洗練されていました。



ほんとステキな主従関係だよねぇ
悪役?令嬢クローディアは清楚系美人で石化魔術(嫌味)の使い手!?
お茶会当日、厨房にて。イザベルは悪役令嬢と対面したときのためにいろんな行動パターンを披露してくれたらしい



画面を埋めつくすイザベル。かわいくて怖さが足りないような……
数人のメイドたちと、モニカ。そこにやってきたケイシー
茶葉を置きに来たの?
ちなみにラナともう一人の令嬢(クローディア)は使用人お茶を入れてもらうみたい。使用人がいない、モニカとケイシーは一緒に準備することに
茶葉の容器の下に目印の紙を入れるケイシー。使う?とモニカにも紙をくれる
ちなみにモニカはそれを蛇腹折りにして容器の下に差し込んでいました。
ケイシーは他の人と間違えないように目印を用意したらしい。そんなやり取りをしていると、クローディア嬢に嫌味を言われちゃう慌て始めるケイシー。
モニカがケイシーに聞いたクローディアの人物像は
読書家で博識、歩く図書館と言われている
それだけ聞くとモニカと仲良くなれそうだけれど……。ケイシーがだだ……と言いかけてシーンが変わる
モニカの対面の席に座ったクローディアは白いカチューシャ?をつけ、黒髪、ロングの清楚系のお嬢様?
緊張した面持ちのケイシー、ラナ、モニカにきりっとした笑顔で彼女はめ、し、あ、が、れ



って美人だからこそ怖いわー。
イザベル様が教えてくれたどの悪役令嬢とも違うとモニカ。
気を使ったケイシーがおいしいどこの紅茶と聞くと
この国で一番飲まれている紅茶よ。聞くまでもないわ。
石になるケイシー
ラナはミルクティーがすきだからミルクがないか確認
ミルクティー向きの葉じゃないわそんなこともわからないほど舌が馬鹿なの?
石になるラナ
モニカは黙り込む
別のテーブルではラナを押し、モニカを階段から突き落とした令嬢とその仲間たちがモニカのことをあんなさえない女がと揶揄する



突き落とした奴は完全に逆恨みだよね……
モニカのせいでシリルに叱られ、反省文の提出をさせられたと恨む。そんなモブたちをよそにお茶会は進む。
ケイシーが出したのは地元のお茶
渋みが強くてミルクティーにも向いているとか
分けてくださる?もちろん?うふふと和やかなやり取りのラナとケイシー。と比較的和やかなのはここまで。
ここから始まるクローディアの沈黙の魔女大好きっぷりは大変で……
クローディアは一般的に正しいのだろうけど言い方ぁ!!僕のラナが可哀想やろがい!!
次はラナのお茶を出す番に。お茶を飲んだケイシーとモニカはおいしいと絶賛
この時期一番高級なお茶を取り寄せたのと少し嫌味っぽくクローディアを見て言うラナ
は、とびっくりするモニカ。そこで黙っていたクローディアが口を開く。
味の強いものから口にすると舌が麻痺する
最初の一杯をあっさりしたお茶にしたのは舌を麻痺させないためとモニカの解説
フローレンディアのゴールデンチップス、この季節で最も高価な紅茶ね
それを認めるラナに対して
これが貴婦人をもてなす場だったら最良の選択で、持ち寄りの席では明らかに場違いだと指摘。
場違いな高級茶葉を持ち込めばほかの物は侮辱されたと思ってもおかしくないから。そんなことはケイシーもモニカも思っていないのでうろたえますが……



ふたりが友人でなければ侮辱とかもなぁ……
思ってないわよとモニカに話をふるケイシー。思ってないですと言い切るモニカに、お友達にそういわれたらうなづくしかないわねとクローディア
ちょっと、口を開いたかと思ったら嫌味ばっかり。一番場違いで感じ悪いのは貴方じゃない!
それに対してクローディアの返しは痛烈すぎる
他人に口をきいてもらえるだけの価値が自分にあると思っているのね



喧嘩売ってるつもりはないんだろうなぁ
そして、沈黙の魔女の話をだすクローディア
- 若干15歳にして無詠唱魔術を身に着け、ミネルヴァに在学中20以上の新しい魔術式を開発した
- 学会には一度も参加しなかったことで有名
それは人が多かったから
- 七賢人に就任した際の式典でも一言も声を発しなかった
それは緊張で固まっていたわたしの代わりに同期のルイスさんが挨拶してくれたから
論文を読んでわかる沈黙の魔女の性格はとても理知的で聡明な人間。



戦闘モードのモニカは確かにそうだけど……
彼女は沈黙の価値を知っていたと評価するクローディア
内心で必死に否定するモニカ。クローディアの沈黙の魔女に対する評価を聞いたラナは
頭の良い人間は馬鹿とは口を利かないってことを言いたいのだと解釈
それをスルーしてクローディアは
そういえば沈黙の魔女の名前はモニカ・エヴァレット。あなたと同じねモニカ・ノートン
ってこんなところでまさかの身バレの危機
さっきからあなたが黙りこくっているのも馬鹿と口を利きたくないから?



ってこれを言いたかったのかクローディア。めちゃくちゃ沈黙の魔女好きやないかこいつ!!
あせって、わたしお茶を入れてきまふっと走り出すモニカ。意味深に眺めるクローディアなのでした。
沈黙の魔女のイメージが一人歩きしてモニカは大変そうです。それをめちゃくちゃ尊敬しちゃって真似しちゃう人が出る始末。自分じゃない自分が広まっていく感じは恥ずかしいやら恐ろしいやらで、嬉しくはないでしょうねぇ…
クローディアはわりと正論を言っているんだけど不器用なのかもしれません。
それに真っ向からぶつかっていってしまったラナがちょっとやり返して、それにクローディアが応酬してしまった流れ。
まぁ、それを利用してモニカにまで言及するクローディアは食えない人ではありますが……
でもやり方っていうか、もう少しこう、ひとを傷つけない、人と対立しない会話のもっていきかたが有るでしょうね



自分以外の三人が友達同士ってのもきついよね
にしても黒髪清楚の本好きで厭味ったらしいとか俺ガイルを少し思い出しちゃいますね。
モニカの紅茶が捨てられちゃってさぁ大変!!ケイシーの優しい言葉から大切なことに気づけて良かった!!
厨房についたモニカ
気付かれた?私が沈黙の魔女だって
偶然話題にしただけだよねと首を振り否定
顔をあげるとケイシーのお茶の隣にあるはずの自分のお茶がないことに気が付きます。
ここに置いておいたはずと探すとお茶はゴミ箱へ



ピンポイントにモニカの紅茶がないとかこわぁ
呆然とするモニカ、そんなところにやってきたケイシー。慌てて走っていったモニカが心配で追いかけたとのこと
ひどい。誰がこんなことを。予備の紅茶はある?
「ないです」と涙を拭うモニカ
ケイシーは何も出さないよりましだと自分の茶葉を使うように提案
でもかぶったら迷惑になるとモニカは逡巡。
そんなの気にしないで、お茶会なんて楽しくておいしければそれが一番じゃない
それを聞いたモニカはなにかを思いついた様子で駆け出すモニカ。
モニカはケイシーの紅茶を借りることを選びませんでした。
彼女をそうさせたのはきっとこんな理由でしょうね
- 彼女に迷惑をかけたくないと思ったから
- ケイシーのことばから自分が一番好きな飲み物を思い出したから
モニカが導いた場違いな答え。でも友達同士のお茶会では一番好きなものを飲んでもらうのは正解だと思う!
場面はテーブルに戻る。イチゴやクランベリーが乗った甘そうなケーキが映される
ラナはもくもくと食べる。クローディアはツーン
何よ何よ場違いだなんて。私はただ友達に一番おいしいお茶を飲ませてあげたかっただけなのに
そんな険悪ムードのテーブルにもどってきたケイシー
ラナに事情を聴かれてモニカの状況を話そうとしたタイミングでやってきたのは
愛用のコーヒーのポットを運んできたモニカ
目の前に用意された黒い液体を見て、クローディアは意表を突かれたようにコーヒー?と反応。
それに対してモニカは
クローディア様は言っていました。味のつよいものから口にするとしたが麻痺するって。私は最後だから大丈夫です。絶対おいしいので
それを受けてコーヒーを口にするクローディア



なかなか素直でかわいいところあるやん
ラナとケイシーがコーヒーを口にした感想は
- 雑味も酸っぱさも全然ない
- コーヒーってこんなに飲みやすかったっけ?
モニカが自分が入れたコーヒーについて説明
抽出に時間をかけるほど雑味が出るのでこのポットを使って短時間で入れたとのこと
そこまで聞いたクローディアの感想は
なるほど、意表をつくには悪くない。だけど今はお茶会の授業よ。お茶ですらない飲み物を出すなんて論外だわ。
それを言う彼女の様子は否定したいというよりも、なぜモニカがコーヒーを出したのか気になるような表情でした。
そっ、そうですね。私、大好きな友達に私が一番好きなものを飲んでほしくって。だから……
モニカはコーヒーを両手に持ちやわらかい笑顔で
わたしが一番場違いですね
それを聞いたラナは自分と同じ気持ちを持っていたモニカにうれしくなったのでしょう、コーヒーをあおるように飲みケイシーとモニカをびっくりさせました
そしてうっすら涙を浮かべながら「私これ好きよ」



ウォーーー僕も大好きだラナァ
と言い年したおじさんがテレビ画面の前で叫びたくなるラナの可愛さでした。
ちなみにラナが用意した『フローレンディアのゴールデンチップス』についてですが
『アッサムのセカンドフラッシュ』がモデルではないかと僕は考えています
そう考えた理由は下記の3つ
- 紅茶の水の色が赤褐色であること
- ラナがミルクティーが好きなこと
- 庭に緑が多いことから初夏ぐらいの時期であること
そりゃ、クローディアが口をはさむ気持ちはわからんでもない。この後に出す紅茶がどれも薄く感じてしまいますから。
そう考えるとモニカが濃いコーヒーを出したのはある意味一番の正解と言えるでしょう。
また、モニカの使っているコーヒーポットはヴィアレッティのマキネッタがモデルになっているのではないかと僕は勝手に推測しています



エスプレッソは僕は砂糖を入れて飲みたいけれど……
モニカを助ける王子と臣下。そして友人たち。コミュ障モニカの石化魔術(天然)が光る!!
シーンは変わり廊下を歩くモニカとケイシー。
お茶会は無事に終わって後は社交ダンスの試験だけ。思い出したモニカは動揺



まんま(>_<)な表情する主人公かわいいな
大丈夫。今日もケイシー先生が見てあげるから
練習の部屋、音楽室?にたどり着くと、フェリクス&シリルがキラキラと待ち構えていました。
でっでででんでんでん、とモニカ



新しい登場の音楽かな?
フェリクスは期待した手前、モニカのダンスの練習に協力することにしたらしいちゃっかりついてきたシリル。
ちなみにフェリクスは彼を呼んではいないらしい
殿下の側近ですからと返すシリルでしたが
今日はずいぶん仕事をまえだおしで仕事をかたずけていたね。最初からノートン嬢の練習を見に来るつもりだったんじゃないかい?



素直じゃないシリルかわいいな
ちょっとちょっとすごいじゃないとはやし立てるラナ。何のことかよくわからないモニカ
照れ隠しなのかシリルはレディの扱いがなっていないとグレンに矛先を向ける
そこで見ていろとモニカにダンスを願い出る。
踊っていただけますか?レディ
彼のいつもと違う様子に、え?と戸惑うばかりのモニカ



ほかの女子なら顔真っ赤にするところなのに
ラナの演奏でおどるシリルとモニカ。シリルの華麗なリードでモニカがちゃんと踊れる
進行方向がわかりやすいんだとか。
いつものアシュリー様じゃない、体を構成する数字はアシュリー様だし、どういうこと?
と斜め上の感想。



人間は多面体のようにいろんな面があるんだよモニカ
みたか小僧。エスコートとはこうするのだ
シリルの言葉にグレンはぐぬぬ。それを見たモニカはいつものシリルで一安心。



モニカにとって、シリルはいつも面白い人なんだね!!
社交ダンスは男性のリードで決まる。そう聞いて盛り上がるグレンとニールが楽しそうでした。
練習の流れは、シリルがグレンにエスコートを叩き込み、フェリクス王子がモニカの練習相手をすることに
おいでと手を差し出す彼に目をつぶって手を出すけどいつまでたっても届かないモニカ
驚くほどエスコートされる気を感じないね?
エスコートされますと慌てるモニカの手を取り、抱き寄せモニカの腰に手を当てるフェリクス



なんか社交ダンスの授業ってうらやましいんだか大変なんだかわからんな……
シリルのときに自然にエスコートされていた感じになったのは、彼がいつもとちがうから驚いて気づいたら終わっていたかららしい。
踊りだすフェリクスとモニカ。足元ばかり見るモニカに
今はステップを気にしないで私とおしゃべりをしながら適当に歩いているだけでいい



モニカにとっておしゃべりこそが最難関の試練や!!
あわあわするモニカ。そんな彼女の瞳を見てフェリクスは
彼女の瞳を見て近くで見ると少しだけ緑がかって見える。深い森の木漏れ日のようだね



けっ、きざなセリフ吐きやがってからに
はあと反応できないモニカは大正解だと僕は思いました。
今日も友達(ラナ)に髪をやってもらったのか聞かれて自分でやったと答えたモニカは嬉しそうにラナにクシを選んでもらったことを話します。
その表情をみてそういうかをもできるんだねとと言われ照れたのか返しにこまるモニカ
ふと目を上げるとフェリクスの胸元に光る緑の宝石がすごいカッティングであることに気が付き、モニカは見入ってしまいます。その感想はやっぱり斜め上
反射結界に応用できそう。強度が低いから多面体を応用すれば。まずは屈折率の設定、あその前に……
と考えているうちにダンスは終了。



演奏良かったでラナァ!!!
途中からちゃんとダンスになっていた、今までで一番良かった、と拍手するニールとケイシー
フェリクスが言うには
モニカは考え込んでしまう、楽しくおしゃべりしていれば余計なことを考えず相手に身を任せられるだろうとのこと



他人に自分をゆだねるという行為が苦手なのかもね
グレンもすっげえ上手に踊れていたと大絶賛。モニカは両手をほほにあて「私踊れてましたか」の後こう続けます
殿下のブローチのカッティングがとてもきれいに光を反射するので反射率について考えていたら余計なことを考えずに済みました
それを聞いて周囲は固まりました。一瞬色を失います。なぜならそれは
わたしとのおしゃべりは君にとって余計なことだったのかなぁノートン嬢?
慌てたモニカはさらに余計なことを言ってしまいます
上手に踊れたのは、殿下のブローチのおかげです
そこは殿下のおかげと言わんかぁ!!とシリルの雷がおちて幕引き



シリルが突っ込まなきゃ微妙な空気になってたよねきっと……
はたから見ると失礼なやり取りですが、フェリクスからしたらきっと意外でもあり、楽しさもあるやり取りなのかもしれません。
だってきっと多くの女性はフェリクスを前にしたら自分をよく見せようと必死でしょうから。



まぁイケメン王子の前じゃしょうがないけどねぇ……
まとめ|まずはラナとモニカの尊い友情から!!イケメンどもとの恋愛なんてどうだっていいのだ
この回で出てきたフェリクスの顎クイやフェリクスやシリルによる社交ダンスの指導。
人によっては恋愛要素強いやんと思う方もいるかもしれません。



でも僕はそうは思わないんだよね
詭弁だという方もいう人もいるかもですが、モニカは顔を真っ赤にするとかではなく彼女が見せたのは
申し訳なさそうな顔かきょとん顔
男性としてというより対象物を観察するかのようなリアクションなんですよね。異性としてキュンとした様子は一度も見せていないのです。
- フェリクスもただおもちゃを楽しむような様子だし……
- シリルはどちらかというと心配でほっとけない様子だし……
そう、まだまだ人としてのスタートラインに立ったばかり。



ラナとの友情もようやく自覚できたぐらいだしね
でね、今回はただダンスの練習して、お茶会して、またダンスの練習して終わった和やかな回で終わっているんですけど謎が残っていますよね
誰がモニカの茶葉をごみ箱に捨てたのか?
感情を優先して書けば、あのモニカを突き落とした女であってほしいところですが……
捨てられた茶葉は見事にモニカの物だけ。あれがモニカの茶葉だと判別できる必要があります。
でも、モニカは目印に「モニカ・ノートン」とは書かずに蛇腹に折っただけの紙を目印としておきました。
それを目印にできるのはモニカが置いた瞬間を見た者たちだけ
そうするとあの場にいたのはケイシーと、誰かの使用人たちだけですが……
いったい犯人はなぜモニカの茶葉を捨てたのか。とっても気になる謎が残ったまま今回は終わりました。



日常回と思わせての問題提起ってやっぱ薬屋に似てるよね
あと個人的な一番の感想を言わせてもらうとこれ
- 一番おいしいお茶を飲んでもらいたいというラナの気持ち
- 一番好きなもの(コーヒー)を飲んでもらいたいというモニカの気持ち



二人の気持ちはしっかり重なりあっちゃたからね
そんなわけでサイレントウィッチのアニメ第6話の感想は終了です。