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突然ですが「葬送のフリーレン」が大好きだと言いながら各話の感想が今になったことを言い訳させてください。

薬屋のひとりごとが放送時期が被ったからなんです!!
ってことで気を取り直して感想を書いていきます。前回はフリーレンの二つ名の由来が敵役のリュグナーによってかっこよく明かされて幕引きされました。


今回はその続きというわけですがその見どころはなんといっても
フェルンvsリュグナーの魔法戦&シュタルクvsリーニエの近接戦
二つの戦闘がアニメオリジナルな表現も相まってめちゃくちゃかっこよく見ごたえのあるシーンに仕上がっています。
リュグナーは終始舐めプしてフェルンにわからせられる感じがあっけなくて、リーニエはあんなに小柄でかわいい見た目なのにとても厄介な戦士。
倒された時はこうなってしまった人もいたのではないでしょうか?



シュタルクてめぇなんてことしてんだ!!



人間と魔族は相容れない存在なので仕方ないことではありますが……
そんな第8話の感想は大まかにこんなところ
- アウラにとって人間はただの素材?80年の時は人を変えるが魔族は変わらず……
- アウラの下種な魔法はお人形遊びの一環だったりして?
- フリーレンの中にヒンメルの想いが確かに息づいているのがうれしい
- シュタルクはカッコよく、潔い、お調子者。フェルンにこいつこういうやつだったわーって思われてそう……
- 攻撃を受けたフェルンは心配だったけど、大きな斧を振り回すリーニエが可愛くて正直それどころじゃなかった!!
- 舐めプリュグナー、フェルンに後ろをとられてようやく気付く彼女の実力
- リュグナーは早さ、リーニエは重さでシュタフェルに敗北。リュグナーも嫌いじゃないけど再登場するならリーニエだけが良いな
詳細な解説と感想を書いていきますので最後までお付き合いいただけますと幸いです。
関連レビュー記事や解説記事はこちらから↓↓↓
アニメ『葬送のフリーレン』第9話|解説と感想



今回はマンガ「葬送のフリーレン」第3巻3~56ページの範囲です



第18話「不死の軍勢」第19話「急襲」第20話「師匠の技」のとこだね
アウラにとって人間はただの素材?80年の時は人を変えるが魔族は変わらず……
「葬送のフリーレン」アニメ公式サイトより
© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
映されたのは街の教会。グラナト伯爵を治療
フェルンとシュタルクに助かったと礼を言う伯爵。フリーレンのことについては
連れの魔法使いの件も許そう。彼女の判断は正しかった
と、フリーレンが街に戻ってこれることに。それを聞いたシュタルクはリュグナー達を倒してもらうことをフェルンに提案
フェルンはそれをスルーしてグラナト伯爵にフリーレン様は殺していない都直談判。グラナト伯爵はすでに魔族がやったことだとわかっていたので問題なし。
彼はそのことより魔法使いの名前がフリーレンだったとしり無礼なことをしてしまったと気にしているようでした。
なぜなら、グラナト家は勇者一行には恩義があるから
具体的には彼の祖父の代のときに「断頭台のアウラ」が率いる魔族の軍勢を撃退してもらったのだとか。
シーンはフリーレンのもとに切り替わると、宙に浮く彼女の眼下には首なしの兵たちが群がっていました



みんなデュラハンってわけではないんだよね?



ええ、後でわかりますがアウラに操られている死者の遺体です……
フリーレンとアウラの対面は実に80年ぶり
彼女たちの見た目はまったく変わっておらず時が止まっているかのように感じました。
引き返してくれないかフリーレンが提案するがアウラはいやよと否定。その理由は
わたしのほうが圧倒的に優勢だから
そう。とはじめから期待していなかった様子で、80年前よりも増えていると冷静に評価。
人類の魔法技術では想像もつかないほどだと高く評価。でも魔法が魔法だけに
最低に趣味の悪い魔法だ。反吐が出る
頑張って集めたのにと言うアウラをしり目に、見知った鎧があるの気が付き、アウラを殺さないとダメだというフリーレン。
アウラはそれを聞いて天秤を掲げるのでした
アウラにとって人は素材。魔族と人は相容れない
グラナト伯爵の祖父の代にヒンメル一行がアウラの軍勢と戦い退けていたという昔話。フリーレンの容姿などが残されていたら、あの場でリュグナー達を一掃することができたのでしょうね。
やっぱりヒンメルが作っていた銅像は大事だったと証明されました。
人間たちの時間は大きく流れているのに、80年ぶりに再会したフリーレンとアウラの様子には時の流れを感じませんでした。
80年もの間ただただ研鑽を続け魔力と軍勢を増やし続ける。アウラの存在はそれはそれで悲しいものがあると感じてしまいました。長いこと変わらない時を送り続けることができるのは、魔族にとって魔法こそが存在意義であり生きる理由だからでしょうか?
彼女にとっては人間は魔法のための素材に過ぎない。それを感じたからこそフリーレンは今すぐやらないとだめだと思ったのでしょうね。



天秤の身持ち手部分が♡になってるのかわいいよね



その天秤の効果はまったくかわいくありませんが……
アウラの下種な魔法はお人形遊びの一環だったりして?
「葬送のフリーレン」アニメ公式サイトより
© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
シーンは教会に戻りグラナト伯爵がアウラの持つ天秤【服従の天秤】について語ります。
七崩賢の魔法は人知も人の理も超える
それが500年もの間、人類がアウラに勝てなかった要因。その魔法は
相手が死んだ後も服従させ続け意のままに操るえぐい魔法なのです。



あぁ…だから首がなくてもみんな動いていたのか…



フリーレンが最低で反吐が出るといった理由もわかります
リスクは魔法をより強大にする。
自身の魂というとんでもないリスクをかけているからこそのアウラの魔法の強さ
一番の対抗手段は
アウラの絶大な魔力を秤にかけるので普通の人間では無理。アウラが七崩賢になってから500年そんなことはなかったらしい。



おぉ立ったねフラグが!!



問題はフリーレンの魔力がアウラよりも大きいかどうかですね
ちなみに、アウラの魔法には致命的な欠陥がありました
意志の強いものなら一時的であれば抵抗が可能ということ
その欠陥をなくすため、アウラが施した実に合理的な処置



そかー不死の軍勢に頭がないのはアウラの趣味ではなかったのか



首切り役人の存在意義はそんなところにあったんですね
服従の天秤で作る軍勢はアウラにとってはお人形遊びみたいなもの?
アウラの魔法はとんでもなくえげつないものでしたね。
自身の魂をかけなければいけないものの、長い時を生きる魔族が研鑽を重ねたら人間じゃ太刀打ちできませんからね。
唯一あった欠点も物理的に「断頭」することで回避することができていますし。
自身の研鑽により魔力を磨き、絶大な魔力を誇り続ければ自分は安全なまま対象を操れるというかなり完成された魔法とも言えるでしょう。
見方を変えれば自分の大好きなお人形遊びをしている女の子にも見えてアウラが余計に怖く感じました。



やっぱりアウラの魔法ってリスクほぼゼロのような気がするんだけど?



【無限大×1/1000】の答えはやはり【無限大】なのですよ
フリーレンの中にヒンメルの想いが確かに息づいているのがうれしい
「葬送のフリーレン」アニメ公式サイトより
© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
不死の軍勢はもともとが精鋭の兵士たち。首がなくなった今でも鍛え上げられた彼の体は強い。そんな兵士たちを相手にもフリーレンは攻撃魔法を使いませんでした。
代わりに彼女が使ったのは解除魔法
アウラが言うには自身の魔法を解くほどの解除魔法は魔力を相当使うはずとのこと。
めんどくさがり屋っぽいフリーレンがそんな回りくどいことをする理由は
後でヒンメルに怒られたんだよ
言いながらフリーレンは倒れた鎧を拭く。その理由を聞いてアウラは余計に不思議に思ったようで
ヒンメルはもういないじゃない
それを聞いてフリーレンは一安心というか確信を得ます
やっぱりお前たち魔族は化け物だ。容赦なく殺せる
マンガとは違い、アップでフリーレンがそのセリフを言うことでより強くその気持ちが伝わってきました。
魔族は中身がないからこそ人間をくらうのかもしれない
フリーレンは「ヒンメルはもういないじゃない」といわれたとき魔族を化け物だと再認識しました。
彼女の心には確かにヒンメルがいた過去がありそれが彼女を大きくかえた。
フリーレンの中にはヒンメルが、ハイターが、仲間たちの旅の思い出が根深く息づいているのです
彼女がいることでヒンメルがいた痕跡が完全に消えることはありません。でもアウラにはそれは理解できない。それはきっとこう考えているからでしょうか?
魔族にとって「死ぬこと=存在の消失」
記憶にも心にも残らない。ただ消えただけという感覚なのかもしれません。彼らは遺体を残さず魔力の粒子になるのですから。
彼ら魔族はやっぱり心がない伽藍洞の化け物ってことなのでしょう。



人間にもいるよね言葉が通じているようで通じていない人



魔族にとって「言葉」は獲物を狩るための道具でしかありませんからね
シュタルクはカッコよく、潔い、お調子者。フェルンにこいつこういうやつだったわーって思われてそう……
シュタルクは治療を受けてだいぶ動けるようになった様子。
教会内が安全なことを神父に確認すると、伯爵にそのまま待っているように告げ、外に出る準備。
何をするつもりだと伯爵は心配。フェルンも思わず問いかけてしまう
シュタルク様本気ですか?
フェルンは伯爵を救出したときの状況を不意打ちが偶然成功しただけで、あのまま戦っていたら死んでいたと感じていたのです。



シュタフェルの作戦がよかったんだと思うけど……



二人はまだ強い相手に打ち勝った経験が少ないから自信が持てないのでしょう
でもシュタルクのセリフは
これは誰かがやらなきゃいけないことだろ?
アニオリ演出のおかげでその振る舞いは覚悟を決めた男って感じでとても格好がよく、特に壁に影が映されているのにはしびれました。
それを受けてフェルンは息をのみ覚悟を決めた様子で、一緒に頑張りましょうと意気込む。
フェルンには衛兵の詰め所に行くように伝えたシュタルクが担う役割はこれ
俺は全力で土下座して、フリーレンを連れ戻してくる。
それを聞いてフェルンはドン引き。さっき見直した気持ちを返してくれよって感じでしょうか。
なんだよ!ってなっているシュタルクの気持ちは非常によくわかりますが……
経験不足ゆえの過小評価。今回がいい経験になってほしい
いやーここでもアニオリ演出がちょいちょい入っていましたが本当に入れ方が上手。本筋が変わらずキャラのイメージも変わらず、よりかっこよく、よりコミカルにシュタルクを描いてくれました。
勇ましく魔族に立ち向かうかのように見せて、全力で頼ろうとするシュタルクの姿勢は嫌いじゃありません。
まぁシュタルクもフェルンも師匠達がすごすぎて自分を過小評価しているきらいはありますから、成功体験を積んでこれから自信をつけて行ってくれると嬉しいですね。



シュタルクの本気の土下座はちょっと見習おうと思う



いえ、土下座されてもあなたが食べたプリンは帰ってきませんから
攻撃を受けたフェルンは心配だったけど、大きな斧を振り回すリーニエが可愛くて正直それどころじゃなかった!!
「葬送のフリーレン」アニメ公式サイトより
© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
城壁の上、シュタルクはフェルンにグラナト伯爵のネックレスを渡す
フェルンはシュタルクの腕の包帯が血まみれなのに気になったようです。街中を両手血まみれであるく戦士なんて見たことないと指摘。それを受け
第一、人のこといえねぇだろ、フェルンだって……
とシュタルクはフェルンのローブをつかみ、血がついていることを教える。しかもその血はシュタルクの物ではなく……
フェルンはリュグナーの魔法を思い出したのか即座にシュタルクの手を払いローブを捨てる
シュタルクの方をにらむように見て襟についた力魔力が出ているのを感じ、確認しようと近づきます。
その瞬間フェルンの体が吹き飛ばされる
フェルンを助けようと近づくシュタルクを斧を巧みにぶん回しリーニエが強襲



イヤー小柄なかわいい女の子が大きな武器振り回すのっていいよねぇ



魔力が存在する世界であればいてもおかしくないですからね
夢でも見ているのかとシュタルクはびっくり。
リーニエが師匠アイゼンの技を使っていたのです
冒険とは失敗がつきものシュタフェルには今後の糧にしてほしい
せっかくフリーレンを呼んでくる算段を立てたのに急襲により破綻。ですがこれから先の旅を考えるとちょうどよかったのかもしれません。
また、フェルンは今回こそ衣服にリュグナーの血を付けられていたことを見落としてしまいましたが、きっとこの経験は活きてくるでしょう。
普段マージンを取ってなかなかできない自分より強いかもしれない相手との対戦。それが二人にどんな成長をさせてくれるのか楽しみに感じました。



それにしても教会にいるところを急襲されなくてよかったよね



教会に施された結界が探知を阻害していたのかもしれません
舐めプリュグナー、フェルンに後ろをとられてようやく気付く彼女の実力
「葬送のフリーレン」アニメ公式サイトより
© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
フェルンはリュグナーと対峙。彼女は左肩を貫かれ壁に貼り付け状態。
下手に動いたせいで急所を外してしまった。苦しめるつもりはなかったのだがな。
リュグナーはそれ以降もよくしゃべる。まるで自分の方が魔法においては上だと言いたいかのように。フェルンは極めて冷静に
よくしゃべりますね。とどめを刺さないんですか?
殺しそこなったついでにとリュグナーがフェルンにきいたのは
- シュタルクが強いのかどうか
- フリーレンはどこにいるのか
フェルンはアナタたちが衛兵を殺したせいで街から逃げたと伝える。
リュグナーは衛兵殺しの罪が重いことを自体はさして気にしておらず、フリーレンがそれぐらいで逃げるはずがないと彼女が街を出た本当の理由を考え始めるリュグナー。
フェルンことなど意識すらしていないかのように
フェルンに杖を取り戻す大きな隙を与えてしまったのです。そしてフリーレンがアウラとの戦いに出向いたことをリュグナーが悟ったタイミングで、フェルンを壁に縫い付けていた血の槍が砕け散ります。



フェルンのこと甘く見すぎなんだよなぁ
フェルンはリュグナーの背後を取るとこう指摘
- 不意打ちの意趣返しがしたかっただけ
- 傲慢でプライドが高く傲慢
- いまだにフリーレン以外を脅威と感じていない
- だから私(フェルン)に隙を与えた
この距離なら心臓を打てるというフェルンに
やってみろ。その前にお前の首が飛ぶ。
フェルンは過去にフリーレンに教えられたことを思い出します
フリーレンとフェルンの間にある魔力と技術の差は生きてきた年月が違いすぎて追いつくことはできない。でも……
フェルンが戦った方が早く終わるんだよ。私よりも魔法を打つのが速いから。
フェルンの魔法戦における強みは速さだったのです
フェルンは実際にリュグナーが驚くほどの速さで魔法を放ちました。
リュグナーはそれを受けてようやくフェルンは全力を出して戦うべき相手だと認識したのでした。



あぁ舐めプしてくれたら楽だったのに
自尊心のためにとどめを刺さず、舐めプして隙をさらすリュグナーはなんか悲しい
リュグナーはとても自尊心が高く、魔法で不意打ちを受けたことがとても悔しかったのでしょう。お前ら風情がやった襲撃など私にでもできるのだぞと主張したかったのです。
魔族にとって魔法戦に負けることは存在否定みたいなもので、本能的に許せなかったのかもしれません。魔族は魔力の塊で、魔法を追い求めることが命題。
長い年月をかけて研鑽してきた魔法が人間の少女、小娘に破られるなどリュグナーにとってはあってはならないことなのです。
魔法のためだけに生み出されたような悲しい化け物でもあるのかもしれません。



リュグナー魔法砕かれてちょい悔しかっただろうね?



起こりえないと確信していただけにか悔しさもひとしおでしょうね
リュグナーは早さ、リーニエは重さでシュタフェルに敗北。リュグナーも嫌いじゃないけど再登場するならリーニエだけが良いな
「葬送のフリーレン」アニメ公式サイトより
© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
フェルンとリュグナーの本格的な魔法戦闘が始まったところでシュタルクとリュグナーの戦いに映像が切り替わりますが……
すでにシュタルクは倒れており、リーニエはつまらなそうにしていました。



魔族って戦闘狂が多いのかな?



特に彼女の魔法は戦闘特化ですから性格にも影響しているのかもしれません
結構ひどい怪我でもシュタルクはまだ終わってねーぜと立ち上がりました。
そこからはスピーディーで臨場感あふれる胸が熱くなる戦闘シーンが展開!
フェルンとリュグナーはどちらも単一の魔法のみで戦っているにも関わらず、フェルンの早打ちのせいかド派手。



リュグナーのケツがわりとプリっとしてて笑ったのは僕だけかな?



確かにぴっちりしたトラウザーズを履いてはいましたが……
リュグナーがリーニエにさっさと終わらせてこっちを手伝えというがリーニエもシュタルクを仕留めきれておらず悪態をつく。



邪魔するなと言ったり手伝えといったいるする上司はうっとおしいですからね



リーニエたん、ふてくされる様子も可愛いんだよなぁ
次々と師匠の技を繰り出すリーニエにシュタルクは苦戦。防戦一方に。
リーニエの魔法は二つの要素が合わさって完成している様子
- 様々な武器を顕現させることと
- 人が動いているときの肉体の魔力の流れを記憶して模倣すること
シュタルクの動きを見たとき、昔見て記憶した最強の戦士と同じ動きをしていることに気が付いたのだとか。
こんな偶然あるんだね。運命は面白い。私は戦士アイゼンを模倣している。



うわーリーニエたんが運命感じちゃってるのうらやましい



状況をちゃんと見てください。死闘ですからね?
シュタルクは地面にたたきつけられこんなの勝てるわけないと諦めかけますがアイゼンが教えてくれた強い相手に勝つ秘訣を思い出して立ち上がる
何度でも立ち上がって技を叩き込め。戦士ってのは最後までたっていた奴が勝つんだ。
立ち上がったシュタルクに対しておとなしく寝てればよかったのにとリーニエ。



えっ優しい。見逃してくれるつもりだったのかな?



後でやればいいと思っただけかもしれませんよ
リーニエはシュタルクにお前の技は軽いといわれて少し怒った様子
ならその真似事で引導を渡してあげよう
「エアファーゼン(模倣する魔法)」とリーニエがかがみこんだ瞬間
リュグナーも大規模に魔法を展開、それをフェルンが迎撃することで花火が打ちあがるような背景でリーニエとシュタルクの最後の一合を盛り上げてくれました。
シュタルクは大ぶりな一撃を放つ。それに対しリーニエは防御もないと横振りで彼の腹に一撃を入れる。
その一撃はシュタルクの強靭な筋肉によって止められます。
相打ち覚悟だったのにビビって損したぜ。やっぱり全然重たくねぇや。
シュタルクは閃天撃を食らわせてリーニエを倒すのでした。



あぁリーニエたんッッ!!!
リュグナーもリーニエがやられたことに驚き気を取られてしまう。その隙をフェルンが見逃すはずがなくリュグナーをゾルトラークで打ち抜きます。
リュグナーは「魔族を殺す魔法……」と悔しさをにじませるのでした。
アニメ独自の表現がより「葬送のフリーレン」を面白くする
このアニメは戦闘シーンが本当にすごい。めちゃくちゃ動くし絵もきれい。
マンガにはない要素が足されることでとても見ごたえのあるものに仕上がっていました。
シュタルクが倒されるシーンもうつぶせで斧で地面にたたきつけられる形になっていましたが、それによってよりリーニエの攻撃の重さ(軽さ)が伝わってきました。
あの勢いならシュタルクが真っ二つになっていてもおかしくないですからね。
また泥臭く始まったシュタルクvsリーニエの戦いが盛り上がりを見せて終わり、ド派手に始まったフェルンvsリュグナーがあっさりと終わっていたのも面白く感じました。



原作マンガの淡々とした感じもいいんだけどね



アニメの見事な戦闘描写のおかげてファン層が広がったのは間違いないはずです
まとめ|戦闘描写のダイナミックさが普段の「静」の良さを引き立ててくれる
フリーレン対アウラ戦が始まった背後でシュタフェルとリュグナー&リーニエの戦闘が開始した回。漫画で数ページで淡々と終わるのですが、アニメではめちゃくちゃ見ごたえのあるものに変わっていました。
原作の本筋が全然ぶれずにアニオリ表現をたくさんぶち込んでくるこのアニメはまさに傑作アニメといえるものでしょう。
また今回は魔族と、人類の死生観の違いを見て取ることができました。
こんな印象を受けました。まぁ自分が楽しむために他人を糧にするとんでもない魔法ヲタクとも言ってもいいのかもしれません。
リーニエがやられた時に焦っていたリュグナーではありますが、あれも自分の勝ち筋がなくなってしまうからでしょう。
ただ、リュグナーがしゃべりすぎだからでしょうか



リュグナー舐めプ乙!wwwwww
という感情しかわいてこないのに対して



リーニエ…また一人惜しいキャラをうしなってしまった……
と感じるのはやっぱり、リーニエが言葉少なめでかつ、めんどくさい上司に困らせられている感じが身近に感じたからでしょうか。



彼女の魔法は誰かから学ぶ必要があるという人間っぽさを感じるからかもしれませんね



結局のところ一番の理由は、リーニエたんがかわいいからだけどね!!
アニメ「葬送のフリーレン」第9話で一番好きなセリフは!
今回もたくさんの素敵なセリフがありました
- アウラの「ヒンメルはもういないじゃない」
- シュタルクの「俺は全力で土下座して、フリーレンを連れ戻してくる」
- リーニエの「こんな偶然あるんだね。運命は面白い。私は戦士アイゼンを模倣している。」
- フリーレンの「後でヒンメルに怒られたんだよ」
- アイゼンの「何度でも立ち上がって技を叩き込め。戦士ってのは最後までたっていた奴が勝つんだ。」
でも特に僕の胸を熱くしたのがコレ
相打ち覚悟だったのにビビって損したぜ。やっぱり全然重たくねぇや。
大したことは言ってないんですが、アイゼンの言っていた言葉をしっかりかみしめている感じがして、とてもいい師弟関係だなと感じたからです。
もちろん本人がわからない良さを気付かせてくれるフリーレンとフェルンの関係も素晴らしいですけどね。



やっぱり戦士どおしの会話は漢!って感じでいいよね



はい、不器用ながらもとても熱い気持ちにさせられます