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女性主人公の学園ものにつきものなのが悪役令嬢。
悪役令嬢といえば前回、第6話で出てきたクローディアはまさにそれ。
そう感じてしまったあなたにはぜひ第7話を見てほしいです。
ちなみに前回のお話が気になった方は下記リンクからどうぞ。

さてさて前回、クローディアの印象が強すぎてあんまり入ってきませんでしたが、別のテーブルでお茶会していた悪そうな女の子がいましたね。

あぁ、あの僕のラナを階段の前で押してモニカを突き落としたやつね
今回はそいつがある意味で主役です。クローディアやイザベルとの悪役令嬢としての格の違いを見せてくれました。
そんな「サイレントウィッチ」アニメ第7話の僕の感想は大まかに
- グレンもモニカと同じく潜入任務?だとしたら目立ちすぎでウケる
- モニカの成長ぶりを感じてうれしいけれど、ルイスとリンの関係性が面白すぎてもう……
- お茶会頑張るモニカだけど相手がクズ過ぎた……経験不足がまずい事態を引き起こす
- モニカが過去を思い出したのは明確に「悪意」を体感したから?クローディアが助けてくれてよかった
- モニカの土下座が見ていてしんどい。シリルが強制的に起こしてくれてよかった
- ニールに恋する様子のクローディアが可愛い。ぜひモニカと本当の友達になってほしい
- 一体いつになったら勝ち筋がないことに気が付くんだカロライン。顔はいいのにもったいないわホントに……
- 本物をやりこめる偽物のイザベルの悪役令嬢ぶりがめちゃくちゃ怖い。やっぱりイザベルは格が違う。
- 結局はモニカ大好きなイザベルでよかった。放置されたリンの素朴な疑問はまさにそれって感じ
以下に詳細な感想と解説を書いていきますので最後までお付き合いいただけますと幸いです。
関連レビュー記事や解説記事はこちらから↓↓↓
『サイレントウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』第7話|感想と解説
一体だれがどんな悪役令嬢っぷりを見せてくれるのか楽しみな限りです。
グレンもモニカと同じく潜入任務?だとしたら目立ちすぎでウケる
学園の窓から外を見るフェリクス。その視線の先にはグレンが
- 地竜を倒したのはとおりすがりの青年
- この時期の編入
このことからグレンのことを監視or刺客かと疑うフェリクス。
そんなフェリクスの考えを尻目にバーベキューを始める。そこにそろったのはモニカ、グレン、ニール、ケイシー、ラナの5人



いやいや学園の庭で肉焼いちゃまずいだろ……
それを見たフェリクスはくすっと笑う。そこでOP
バーベキューはモニカとグレンの再試験合格を祝う物。焼きあがったお肉をみんなで食べる



串にささった肉でっか
モニカはニールとダンスの際もフェリクスとのダンスのようにブローチを見続けていた様子
そんな楽しそうな2年生たちのパーティーに乱入するフェリクス
みんな楽しそうだね
会長に見つかってニールが焦る。何せ生徒会役員が二人もいるのに肉焼いちゃってましたから。
グレンが肉をやいちゃいけないなんて校則はないっすと噛みつくけれど、事前に申請が必要だったらしい



申請すれば校庭で肉焼けるって結構自由だな
じゃぁここに会長居るから問題ないっすねと肉を差し出すグレンに素直に受け取るフェリクス



ってかグレンの肉でけーギャートルズかよ!
フェリクスは肉を一口食べると
これでわたしも共犯だ、黙っていてくれるね?
とウィンク。モニカとグレンを疑いつつも良好な関係を築こうとしているフェリクスの度量の大きさとか、自分も共犯者になって彼らの楽しみに水を刺されないようにふるまう優しさとか



ほんと何こいつかっこよすぎるんだが



天然ってやっぱりずるいよなぁ……
モニカの成長ぶりを感じてうれしいけれど、ルイスとリンの関係性が面白すぎてもう……
その夕方。自室の屋根裏に戻ったモニカを待っていたのはルイスの契約精霊であるリン。何やら包みを持っていました。リンのきれい口から放たれたのはいきなりのドラムロール
ぱぱぱーん
と差し出されたその荷物について
ルイス殿はソーンリーをとらえた褒美とでも言っておきなさい、
あめとむちの使い分けはだいじですからねぇ。はっはっはっ
とすべてを打ち明ける。リンは無感情に言っているのにとても情景が思い浮かぶ話し方



ってそれは言っちゃいけないやつ
包みから出てきたのは黒いワンピース。モニカはお礼の手紙を書くためにリンに待つように伝える。



人の気持ちがわかるようになってきたんだねぇ(´;ω;`)
リンがかわいく?体を傾け話しかける。
そういえば商会をかたる侵入者にも対処されたとか。
お見事です。ルイス殿が学園に施している防護結界は外部からの攻撃には鉄壁ですが内部からの干渉には機能しませんから
そうなのかとネロ。魔術式を書き換えられると結界が無効になっちゃうんだとか
モニカが言うには学園のどこかに隠しているらしい。いつかこう言っていたとリンがまたルイスの真似
わたしの結界には殺意たっぷりの罠を仕込んでありますからねぇ
書き換えられるもんなら書き換えてみやがれというやつです。はっはっはっはっ



椅子に踏ん反りながらすっげぇフラグぶっこんできたなぁルイス
おびえるモニカ。殺意に満ちた結界なんて聞いたことねぇよとネロ
リンが全然表情は変わらないのにとても感情豊かに感じるというか。シリル殿と一応の敬意を払ってはいるのになんか人としてはくずだと思ってそうな対応なのが面白い。
特に笑い方の物まねはこバカにしているんじゃないかと感じる。まぁそういう態度がとれるぐらい良好な契約関係なんでしょうけれど。
モニカが自分から『ありがとう』の手紙を書こうとするのには成長を感じて感動しました。
また、ルイスの防護結界のフラグ。モニカへの挑戦状っぽい感じもしましたし、なんか悪用されてしまいそうな予感。書き換えられた時のルイスの悔しそうな顔を想像してニヤニヤが止まりませんでした。



ギャグの要因なのかなルイスは
お茶会頑張るモニカだけど相手がクズ過ぎた……経験不足がまずい事態を引き起こす
ルイスさんへの返事どうしようとつぶやきながら、資料を運ぶモニカ
その彼女を見つめるクローディア。最近ずっとクローディアに眺められているらしい
理由がわからないまま彼女の前を通り過ぎるモニカ。距離をとってようやく落ち着いたと思いきや待ち受けていたのは悪役令嬢?
それは取り巻きを二人釣れたカロライン。センスで口物を隠しながら
ちょっといいかしら
モニカは警戒するけど白々しいセリフ
そんな顔しないで。あなたをお茶会にお誘いしたいの生徒会のお仕事の前にいかが
モニカは一瞬考えるも社交ダンスも、お茶会もちゃんとできないと。と意気込む。
わたしは生徒会役員なんだからとお茶会に参加することに。



明確な理由がないと断れないんだろうしなぁ
初夏の日差しのなか木陰でお茶会が開かれる
今日はお忙しいなかお越しいただきありがとうと和やかに始まるかと思いきやいきなりぶっこんでくるカロライン
この間は大変でしたわね不幸な事故で階段から落ちてしまって
とあくまで事故を主張するおバカさんぶり。
モニカはそんな言外の意図は気付かず素直に、大丈夫ですと応えます
まぁよかったぁ、ならあなたからシリル様に言ってくださらない?あれはただの事故だったって
そういいはなちモニカをじっとり見つめるカロラインと取り巻き二人



面だけは良いんだよなぁカロライン。もったいねぇわぁ……
学園に来る前のモニカなら受け入れてしまったかもしれないけれど……
事故だと言ったらアシュリー様(シリル)の苦労が、とその事件のために動いた人がいることを考慮して、それを拒否
わたしが発言を翻してアシュリー様に迷惑をかけるのは嫌です
と解答。言えたことを喜ぶモニカ



やったねー!!ちゃんと言えたねーモニカ!!でも相手はくずだってことを忘れるなー
冷たい目でモニカを見つめるカロライン
第一の作戦が失敗したと思ったのか
そう、いけないと話をかえるカロライン。冷めないうちにどうぞとお茶を進める
お茶を飲もうとするモニカをいやらしい笑顔で眺めるカロライン一味
それを見てモニカは
これは、イザベル様が言っていた悪役令嬢の基本動作
と気づいていながらお茶を口にするモニカ



いやいやどう考えても何か盛られているやろ……
苦い、渋いんじゃない苦い。そういう種類なのかなと一気に飲むモニカに慌てる令嬢三人
いつものコーヒーよりも苦くないから飲み干せてしまうモニカ。
3バカ令嬢はむせて飲むことができないと考えていた様子
モニカの視界が赤くなり……紅茶の色。ちがっ炎の赤だと気を失う
勇気を出してカロラインのお茶会を受けてしまったけれど、ただただ悪意を持って近づいてくるような人間もいるのだとモニカにはわからなかったんでしょうね。対人関係の経験値が浅いばっかりに。
- まさか毒なんて盛るわけないっていうモニカ
- 苦いから毒入れても飲み干すわけないと思い込んでいたカロライン一味
モニカは最高峰の魔術師にもかかわらず隙が多すぎるし、カロラインたちはほんとおバカ。飲み干さなかったとしても毒の症状は出るだろうし。良くも悪くもモニカがコーヒーを飲む習慣が彼女の体を追い詰め、カロラインたち考えの浅い悪役令嬢たちを立場的に追い詰めていく流れ……。
モニカもちゃんとしてくれーって思う気持ちがあるけれどやっぱり毒を盛るやつが悪い。おバカですねぇほんと。



無知が体を蝕み、思慮不足が立場を悪くする!!って言いたかっただけ
モニカが過去を思い出したのは明確に「悪意」を体感したから?クローディアが助けてくれてよかった
モニカが見たのは過去の悲しい出来事。
彼女は涙を流しながらお父さんの残したすべての数字を覚えなきゃと燃え上がるページを見つめる
だってあれはとうさんが生きた証だから
きっとモニカの父親に病気とか直してもらっていた人たちが、彼の研究が異端と言われた途端にきっと手のひら返しして魔女狩りのようなことをしたのでしょうね。
モニカは叔父に引き取られるがひどい扱い
彼女は不幸から目を背けるかのように数字を唱え続ける
兄貴が馬鹿な研究をしたせいで俺までとばっちりだ
お父さんの研究はそんなんじゃないと主張したかったモニカに身内に犯罪者が出て商売あがったりなんだぞ!とブチ切れる叔父。ふざけるなと瓶が割れる音。
シーンは現代に戻る。庭に倒れるモニカとそれを呆然と見つめる三バカ令嬢
モニカは無意識でごめんなさいと唱え続ける。自分のふがいなさを謝っていたのかもしれませんが、なかなか見ていてしんどい。そんな彼女に救いの手
みんなが遠巻きに見るだけで行動しない中、颯爽と現れるクローディア
モニカの症状を確認すると何を飲ませたのか質問、知らないと言い張るカロライン
クローディアはカロラインに近づいてそのポケットから目薬の瓶を取り上げる
カロラインのあごをつかみ目を見ると瞳孔が散大していることから目薬の成分を見抜く



すっげなこの子の知識は
出した答えはベラドンナかそれに類する毒
カロラインはこれはただ瞳を大きく見せる目薬でというがクローディアは一蹴
毒よ。あなたはあの娘に毒を盛ったのよ。
盛った理由がひどい。
だってあんな苦い紅茶。飲み干すなんて思わないじゃない
それを無視してモニカの応急処置を始めるクローディア
近くにいる人たちに的確に指示。
- 薄い食塩水を持ってくること
- 医務室と生徒会役員に連絡すること
カロラインちゃんはおバカなこと言いますねぇほんと。毒をもったくせに飲んだ奴が悪いと言い張るとか……ただ、この目的が魔女毒殺なのだとしたらものすごいことですけどね。ほんとわれらが沈黙の魔女様は隙が多くて困るところです。
あとは悪役令嬢のモニカへの仕打ちから、悪役令嬢?クローディアが助けてくれる様子がすごかった。知識も豊富で的確な指示もできるしとてもできるご令嬢です。自分が汚れることも、怖がられることもいとわない様子はとても素敵でした。



凛としたクローディアにはほれぼれするよね
モニカの土下座が見ていてしんどい。シリルが強制的に起こしてくれてよかった
モニカは目をつぶりまどろみの中。フェリクスに手を握られたぬくもりから
お父さんとつぶやく
そんなに年上に見えるのかなとフェリクス。殿下、寝言に耳を傾ける必要はありませんとシリル
そんなやり取りが聞こえて安心したのか目を覚ますモニカ
殿下とアシュリー様と第一声を上げると、モニカは慌てて起き上がりフェリクスとシリルに土下座
それを心配そうに見つめる二人。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。お茶会ぐらいこなさないとと思ったのに
モニカに顔を上げるようフェリクスが優しく声をかける
それでもモニカは涙を流しながら土下座を続ける
生徒会なのに……ちゃんとできなくてごめんなさい
ごめんなさいを繰り返すモニカに何か思うところがある様子のフェリクス
シリルが見かねて殿下に膝をつかせるとは何事かとモニカを持ち上げる
貴様は被害者だ。被害者が頭を下げる道理があるか!?
厳しくも優しいセリフを吐いたシリルは、モニカをベッドに無理やり寝かせる。



これだけ読むとなんかロマンスを想像しちゃう僕はもう……
でもシリルとモニカなんで恋愛なんて今のところ発生しませんのでご安心を。
次勝手にベットから降りてみろ。縄でベットに括り付けてやる
それを微笑ましく眺めるフェリクス
あら、何を喚き散らしているの?お・に・い・さ・ま
と現れたのはクローディア。



シリルとは遠縁だと思うけど瞳の色は一緒なんだよね
モニカが初めて知ってびっくりする中、フェリクスは
アシュリー嬢君の応急処置のおかげで助かったよ。心からお礼を
というけれどつれない態度のクローディア。
もう少し喜べというシリルに対してクローディアの結構辛辣なセリフ
誰かさんみたく、ほめられた馬鹿犬みたいに尻尾を振れと?
だれが犬だ。フェリクスが笑う。病人の下に長居は無用だと言われ尻尾をふってしたがうシリル



素直な犬はかわいくて好きだよ!!シリル!!
その後のシリルのツンデレなセリフの意図を読み取っては、はっきりと言ってしまうクローディア。
あら、心配ならそういえばいいのに、モニカ・ノートンの寝顔をやたらと心配そうにのぞき込んでおろおろしていたお・に・い・さ・ま
恥ずかしそうなのが可愛いシリル。フェリクスも何気に笑っているのが少しひどい( ´艸`)
クローディアとシリルが兄妹だったという新事実。お兄さんにも結構な辛辣具合。家族にも向けるぐらいだから前回のお茶会でそうだったようにストレートに思いを告げるのが彼女の流儀みたいなもんで悪意なんてなかったんでしょうねきっと。
シリルがちゃんと怒らずに相手をしている様子から二人の関係が良好なことがうかがえました。
それにしてもシリルのわんちゃんぶりはかわいかった。モニカの土下座をみてどよんとした気持ちを忘れさせてくれました。それを引き出したクローディアとフェリクスには感謝です。



僕もクローディアに「この馬鹿犬」って言われたい……
ニールに恋する様子のクローディアが可愛い。ぜひモニカと本当の友達になってほしい
病室に残されたクローディアとモニカ。
標準体型なら死に至らないような毒も幼児体系には致死量になることもあるわ
命拾いしたわね
よっ幼児体系?と慌てるモニカ
あらどうしたの幼児体形。一応言っとくけど今日は食事をやめておきなさい幼児体形。
吐くわよ幼児体形。
幼児体形幼児体形言われたモニカがおろおろしていて面白かった。クローディアがなぜこんなことを言うのか
その理由はクローディアがモニカに命の恩人だと感謝されたくないから。
それでも別にモニカのことが嫌いだとか好きだとかではないらしい。
そうなると気になるクローディアがモニカを尾行した理由は
モニカがクローディアの婚約者をたぶらかしたから
『やっぱり私の正体……』と心配したのに意外と普通の理由
えぇと慌てるモニカ。
同じ生徒会であることもちょっと嫌だったみたいだけど、ダンスの練習につき合わせたのが許せないらしい
それを聞いてクローディアの婚約者がフェリクスだとモニカは思うけど……
グレンと一緒に病室にやってきた彼はクローディアに挨拶
生徒会長から聞きましたよノートン嬢の応急処置をやってくれたって。さすがクローディア嬢ですね。
クローディアは先ほどまでつんとすましていたのにもかかわらず、そう。と少しだけ口角を上げる
それを見てモニカも何かに気づく
グレンがモニカとクローディアに対して二人は知り合いなんすか?
と聞くと、クローディアはモニカの肩をつかみ
ええそうよ私たちお友達なの
モニカはさっき嫌いじゃないけど好きでもないって……とうろたえる。
グレンに名乗るクローディア。
高等科2年。クローディア・アシュリー。ニールの婚約者よ。よ・ろ・し・く
なんとお人好しなニール君が婚約者だったと。それはダンスの練習につき合わせたら嫌だわ。



いやいや誰かモニカに教えてやれよー(笑)
婚約者とびっくりするグレン。
ニールは親が勝手に決めたと謙遜。自分とクローディアでは不釣り合いだと感じているみたい。
クローディアはそんなことは一切思っていないようで彼の腕に飛びつくかのように抱き着く
ねぇモニカ?私とニールとってもお似合いよね?ねぇ



ねぇの圧つっっよ。そりゃモニカうなづくしかないわ
串焼きを病室に持ってきたグレンでさえも圧力がすごいっすとうろたえる
そんなやり取りをしているさなか、病室にケイシーが駆け込んでくる
モニカ!?倒れたって聞いたけどだいじょう…ぶ?どういう状況?
クローディアがこれからニールとのなれそめ話をするところでシーンが終わりました。
クローディアがモニカと友達だといったのは、モニカが婚約者と仲良くしていたのは許せなかったけど、彼女を救ったおかげでニールに褒められたクローディアはうれしかったんでしょうねきっと。
幼児体形を連呼したり、圧が強かったりするけれど、なんだかんだ可愛いところがある。
兄であるシリルとの関係も良好なようでよかった。ややシリルが尻に敷かれている感が強いけど。フェリクスも笑っているのがなんだか微笑ましかった。
クローディアがモニカを尾行していた理由を聞いて思ったけれど、これ……乙女ゲームの主人公がいつの間にか生徒会のイケメンたちに囲まれてキャッキャうふふしているような構造に似ちゃっている。
そこに陽キャ強コミュ力娘をぶち込んだらまさにそうなりそうですが、この世界の主人公はモニカ。自己肯定感もコミュ力も低く、恋愛に興味のない彼女がそこに入ると崩壊しちゃうわけです。
そもそも王子以外の生徒会の人たちに比べると主人公(モニカ)の闇の方が圧倒的に深いっていうね……今後、その闇の部分がどう物語にかかわってくるのか楽しみな限りです。



それにしてもクローディアは意地悪なわけじゃなくて、ものすごいマイペースな娘だったんだねぇ
一体いつになったら勝ち筋がないことに気が付くんだカロライン。顔はいいのにもったいないわホントに……
病室を出て廊下を移動するフェリクスとシリル。
モニカが土下座していた様子と、王族なのにちゃんとできなかった頃の様子と重なって思えた様子



でもなんだか他者視点っぽいというかなんというか……彼自身の姿を重ねたのか?それともだれか別の……?
今回のモニカ毒殺未遂に関して怒りをあらわにするフェリクスに、首謀のノルン伯爵令嬢と他2名を事情聴取のため待機させているというシリル。さらに話題に上がったのはイザベルのこと
それと、ケルベック伯爵家のイザベル・ノートン嬢が生徒会室に乗り込み、ノルン伯爵令嬢と話がしたいと
それを聞いてにんまりするフェリクス。



いったいどんな悪だくみを思いついたんや……
待機させられているノルン伯爵令嬢(カロライン)たち。あんなに大事にしやがってとまたも逆恨み
大丈夫お父様が何とかしてくれる、絶対に大丈夫と高をくくっている様子。



殺人未遂を起こしておいて勝ち筋があると思えるのがなかなか……顔だけはいいのにほんと。
やってきたフェリクスとシリル。席につき、カロラインに声をかけるフェリクスは微笑みを見せていました。
それを見た彼女はフェリクスが自分が悪くないとわかってくれていると勘違い



笑顔は威嚇だってよくわかる殿下のご様子なんだけどね……
フェリクスはモニカの毒殺未遂事件について確認。毒殺というフェリクスの認識に、誤解だ、いたずらだと言い張るカロライン。
君はいたずらで同級生のカップに毒を盛るのかい?
と聞かれたカロラインはあれは毒ではないただの目薬ですと涙ながらに主張。



このカロラインの粘り強さだけは評価できるよね
挙句、いつもおどおどしているモニカのために気付け薬として持ったと謎主張
シリルはクローディアから聞いた話ではあの目薬は本来目の手術に使われるもの



手術に使われるような強い薬。これが殺人未遂でなくて何だというんだ
そんな恐ろしい目薬だなんて知りませんでしたの。あぁ殿下どうか信じてくださいまし
そこまで聞いたフェリクスは
そう、君は何も知らずにほんのいたずら心であの目薬をモニカ・ノートン嬢に盛ったと
それを聞いて嬉しそうにええそうですとカロライン。それを聞いたフェリクスはモニカに恥をかかせるためだと判断。
名誉棄損罪も上乗せに……
最初からフェリクス王子が自分の味方ではなかったことに気が付いたのか絶望した様子のカロラインでした
最初微笑んでいたフェリクスに勘違いしてしまう彼女。一見会話をしているようで全然コミュニケーションになっていない感じ。こういうのを本当の意味でコミュ障なのだと僕は思ってしまいました。
モニカみたいにしゃべれない方が全然ましというか。誰かをいたずらに貶めたりしないですから。
自分に都合のいい現実を見すぎると痛い目を見るという……



夢だったらよかったんだけど
本物をやりこめる偽物のイザベルの悪役令嬢ぶりがめちゃくちゃ怖い。やっぱりイザベルは格が違う。
とそこまでやり取りしたところで真打登場
われらが悪役令嬢(偽)のイザベル・ノートン嬢です
大丈夫よ、ケルベック伯爵令嬢はモニカを毛嫌いしているって有名ですもの……
と噂を信じて自分はまだ大丈夫だと信じるカロライン。



自分の『所有物』に手を出された令嬢がどう思うかわからない彼女が哀れで泣けてくる
この度は我が家の厄介者が皆様にご迷惑をかけたとか。ケルベック伯爵家の物として大変心苦しく思いますわ
イザベルのこのセリフを聞いてほらやっぱりと勝ち筋を見出すカロライン
イザベルはお詫びと言っては何ですがと、アガサに紅茶を用意させる



黒髪美人メイドっていいよね
おいしそうな紅茶の香りをかいで少し落ち着いた様子のカロライン一味
でもそうは問屋が卸さず、イザベルが爆弾を投下
そうそうせっかくですからカロラインさん達にはこれを。
と懐から例の目薬のような瓶を取り出す。
行商人から買ったのですけどとっても美容によいお薬ですのよ
唖然とする三人。微笑みながらイザベルの様子を眺める王子



敵対したと判断した相手に容赦ない様子が二人とも素敵
さっ召し上がれと口元を扇子で隠しながら楽し気に告げるイザベルが可愛いだけにとても怖く感じました。
紅茶を前に思わずカロラインを見つめる取り巻き二人。
はったりよ、同じ目薬のはずがないと恐る恐る紅茶を口に運ぶカロライン
口に広がる苦味からかえずいてしまう彼女、それをビビった様子で見る取り巻き二人



こいつらも可愛い顔してもったいないわぁ……
毒よ、この女はこの私に毒をもったわと騒ぐカロラインでしたが
まあ、先ほども申し上げましたでしょ。美容に良いお薬だって。
そう言いながら自分の紅茶にも目薬を垂らしお茶を口にする。



苦いだけで毒ではなかったってことか……
この発言によってカロラインは『モニカに毒を盛ったこと』を間接的に自供してしまったのです。
少々苦いから驚かれてしまいましたのね?あれは育ちの悪い女ですけどどんなにまずい紅茶でも残さず飲もうとした。客人としてのふるまいだけは評価します。あなたはそれ以下ですわね。殿下の前でなんてはしたない
何なのよ、なんなのよこれと心の中で嘆くカロライン



それについては気持ちはわからんではない…イザベル怖すぎるわ……
さらにイザベルはカロラインを追い詰めていきます。
そうそう今回の件ですが、お父様に報告をさせていただきますわ。仮にもノートンのせいを持つものが毒殺されかけたんですもの。当然ですわよね
これを聞いたカロラインは茫然。



きゃーもうやめて彼女のライフはもうゼロよ
ここから先、フェリクスとイザベルのカロラインを追い詰める会話が展開。その内容からわかったのは
- 東部の竜害はケルベックの兵たちが対抗していること
- カロラインの籍を置くノルン伯爵家はそこまでの兵力を持たないこと
- 今回の一件でノルン伯爵家とケルベック伯爵家の親交にひびが。ケルベックの兵も出されなくなること
- 王都から兵を向かわせることになるが到着まで、ノルン伯爵家だけだと持ちこたえられない可能性が高いこと
そこまで言われてようやく自分がしでかしてしまったことの愚かさをちゃんと認識したカロラインはそんなつもりじゃなかったと嘆きますが、続くイザベルの言葉がとどめの一撃に
軽率な行いが故郷にまで影響を及ぼす社交界。今回の件を利用してケルベック伯爵家を敵に回すことの意味を。寮に戻ったらほかのご友人がたにしっかりとかたってくださいまし。わがケルベック伯爵家を敵に回すとどうなるのかということを
貴族然とした態度。悪役令嬢には悪役令嬢を。毒をもって毒を制する形で終わりました。
カロライン嬢が最後の方は哀れに見えてしまいましたねぇ。あのまま放っておけばシリルに出した反省文だけで済んだのに。学園内ですんだ問題が、領地方まで問題を拡大させてしまう始末……
どんなに嫌っている家族だとしても同じ姓を名乗る以上、毒殺されかけて黙っていたんじゃ舐められますからね。そこまで思いが至らなかったカロラインはちょっと考えが足りてなかったんでしょう。
モニカがコーヒーで苦いものを飲みなれていたのが不運でもありましたけど。
「まさか飲み干すわけない」という安易な考えで毒をもっちゃいけないことぐらいわかるでしょうに……
イザベルのお父さんも沈黙の魔女(モニカ)のことは大好きですからねイザベルが言ったことは実現されてしまいそうです。そうならないようにカロラインの実家であるノルン伯爵家は莫大なお金やいろんなものを差し出すしかなくなることでしょう。
もしそうしなかったとしても、領民たちがどんどん他領に流出してしまうことは想像に難くありません。



イザベルはいつもかわいいだけに怖かった(´;ω;`)
結局はモニカ大好きなイザベルでよかった。放置されたリンの素朴な疑問はまさにそれって感じ
廊下を歩くイザベルとアガサ。その様子を遠巻きに眺める生徒たち。



イザベルを知らない人からしたら強兵を持つ悪役令嬢とか怖いもんなぁ
よろしいのですかと聞くアガサに覚悟のうえだと返すイザベル。
彼女があそこまでカロライン(ノルン伯爵家)を踏みにじることをした理由は
モニカに邪魔をする存在を排除するため
そこまでするのは、彼女がケルベックを救ってくれた沈黙の魔女(モニカ)に己のすべてを尽くし恩返しをすると誓ったから。
私のへやもう一つベットを入れられるわね。
と聞かれてアガサは意図に気づいてちょっと嬉しそうに返事
屋根裏部屋ではろくに看護もできないわ。私の部屋でしっかり休んでいただきましょ!
モニカの看護もしつつ、自分の欲望を満たすという一挙両得のかわいらしい?提案



よかったぁーいつものイザベル様だわぁ
そしてイザベルの下で一週間看護を受けることになったモニカ。
何か大事なことを忘れたまま
モニカが屋根裏部屋に帰ってきた日。ちょっと太ったか?とネロ。



イザベルはモニカに餌付けしていたんだねぇ
それにネロの言うとおりもともとがやせすぎだったから吸収率がよかったんでしょうね。そして忘れていたことが判明
なんとリンのことを1週間近く放置してしまっていたのです
梯子を上りリンを見つけるとびっくりしてしまい落ちかけたモニカ。それを魔術?魔法?で宙に浮かせて助けるリンが少しコミカルでした。
リンはモニカがルイスに返事を書くから待っていてと言われてずっと待っていたらしい。



言われたままに実行するAIに近い存在なのかな。
毒を飲まされた話をするモニカに素朴な疑問をぶつけるリン。
第二王子の護衛をする側の沈黙の魔女殿がなぜ毒殺されかけているのでしょうか?
ネロと目を合わせて、なんででしょうねとモニカ。いい感じでオチがついて今回の幕引き。
まとめ|モニカの学園生活は悪役令嬢たちの協力があってこそ
この回までのモニカのなよなよした感じ。正直見てられんって感じた人もいるかもしれません。ですが面白くなるのはここからなのです。
生徒会の皆、友人たちによって支えられ成長したモニカが今度は助ける側になるのです。そこからの展開がマジですごいはずなので!!



web版で読んだ時はちょっと鳥肌ものだったよ!!!
また今回、特筆すべきは「悪役令嬢の格の違い」ではないでしょうか。
クローディアは婚約者にべたべたしやがってとかわいい嫉妬を見せつつも、カロラインたちを歯牙にもかけない様子だったし、そもそもその知識量が半端居ない。ニール君のいうとおりさすがクローディア嬢。



謙遜するニール君にぐいぐい行くクローディア。漂うおねショタっぽさに興奮……
何よりもイザベル嬢ですね。自分の受けた大恩を返すべく体を張っている感じがすごい。また毒をもって毒を制する様子はとても華麗でした。演技の悪役令嬢なのにも関わらず、天然の悪役令嬢をやりこめてしまうのは役者が違うからでしょう。
そして今回もやっぱり気になることが出てきました
- ルイス自慢の防護結界が破られる時が来るのかどうか?
- フェリクスがモニカと重ねていたのは誰か?
- なんでケイシーはラナと一緒に病室に来なかったのか?
- グレンが何のために学園にやってきたのか?
- モニカの幼少期に一体何があったというのか?