さて第8話で悠太がやっとこさ沙季とみんなでプールに行く約束を取り付けていました。
その大変そうな様子は↑の記事を読んでもらってもわかりますがとにかくもーめんどくさ可愛い娘。いよいよ待ちに待ったプール回。沙季や悠太も素敵な水着姿が楽しめますよ皆さん!!
今回は悠太のとんでもないモノローグとか。楽しみにしていた方も多いんじゃないでしょうか?
ちなみにこの記事を書くために4回ぐらい見ていますが、また再放送でもされようものならまた見てしまう事でしょう。詳しいわけではないんですが心理描写が丁寧なアニメが好きで何回でも見れちゃいます。そんな僕ですが…
今回の見所はこんな感じ
悠太は自分の気持ちに気づき、沙季は自分の気持ちを認める。気持ちに蓋をして家族になる。その過程がすごくわかる。めちゃくちゃ切ない、いやもう、うぉおおおおおってなる回です。
と取り乱してすいません。まずは今回の予告から
アニメ『義妹生活』第9話|解説と感想
沙季の悠太への想い
冒頭。沙季のモノローグ。おそらく赤裸々に自分の気持ちを日記に綴っているのでしょう。
沙季は水槽に手を触れたり離したりしながら心の中で言葉を重ね「私は彼にひかれているのだ」という気持ちを認めていました。好きになるまでの気持ちの変化の過程はこんな感じかなと↓↓↓
あまり期待しないでおこう➡面倒な自分にもフラットにいて、すり合わせにも付き合ってくれる➡見せていない苦労や努力を認めてくれる➡なにより理解してくれる➡悠太をもっと知りたい理解したいと願う➡好き
理解してもらえないと他人に期待していなかったところに現れた理解者とか魅力的に見えちゃうよね。そのくせ変に恩着せがましくないのが良い。さすが悠太。
また、読売先輩への嫉妬。出てきたこの言葉がすごくかわいらしいというか
浅村君も長くてきれいな髪が好きだったりするのかな?私も髪の長さだけなら…
アニメ『義妹生活』第9話より
プールに行ってほしいという悠太を私は遊んじゃいけないと彼を拒絶してしまい『少し困ったような顔』をさせてしまう。そこから中学の時、海へ誘うお母さんに同じ表情をさせてしまったことを思い出す。
悠太がお父さんと海にいったという思い出の詰まったカセットテープと思考が重なる。
あの時もしすでに家族で一緒に海にいっていたなら兄弟として心がポカポカするような、とても素敵な時が過ごせただろうなと思っている様子が伝わってきました。
プールに行ってもいいよ
アニメ『義妹生活』第9話より
ようやくずっと考えていた言葉が出てきて悠太の頑張りが報われた瞬間です。
この面倒さが癖になるんだよね…
ここまでがOP前の沙季のモノローグ。長い…けど好き( ^ω^)・・・
悠太が気付いた沙季への想い
みんなでプールに行った帰りのバスでしょうか。
©三河ごーすと・Hiten/KADOKAWA/義妹生活製作委員会|アニメ『義妹生活』公式サイトより
沙季は幼少期、お母さんとのお出かけを思い出す。その時カバをカッコいいと思いぬいぐるみを買ってもらっていました。とてもうれしそうで可愛かった。
その時の帰りと同じようにバスの窓に張られたシールの隙間から差し込む光の粒をぼーっと眺める。
でみんなでプールに行った思い出を心の中で語る。
それは悠太のこと好きすぎでしょと言いたくなるエピソードばかり
- 人づきあいが苦手な沙季は悠太がいるおかげかそんなに苦しまずなかった
- 悠太の様子を見ていて周りに気を使いながらも嫌なところは嫌という姿にひかれている
- 自分が活躍するのではなくフォローに徹する様子をカッコいいと思ってしまった
いや、もう好きな人が何しても何でもかんでもよく見えてしまう状態。もう悠太のこと好きすぎるでしょ沙季さん。
で沙季と悠太のプールでの会話。
©三河ごーすと・Hiten/KADOKAWA/義妹生活製作委員会|アニメ『義妹生活』公式サイトより
沙季の少し独特な価値基準で褒められて照れてしまう悠太。
そこで悠太のモノローグが入る。
会話終わりに沙季が見せた柔らかい表情。みんなと遊びながら見せる無邪気な笑顔。出会った頃からの様子を思い出し漏れ出たこのセリフ
好きだ…
アニメ『義妹生活』第9話
きたーーーー悠太ーーーー!!と思ってしまった視聴者も多かったと思います。
帰りのバスでの悠太。
©三河ごーすと・Hiten/KADOKAWA/義妹生活製作委員会|アニメ『義妹生活』公式サイトより
彼は親の離婚、父と母のやり取りを見てきたことで女性が苦手だったそう。男女関係も冷めた目で見てきたらしい。それをあっさりと簡単に超えてきた沙季すげぇな。悠太は思いなやむ…
なんで今。どうして、よりによって。彼女は妹だ。だけど彼女は綾瀬さん。義理の妹だ
アニメ『義妹生活』第9話
いやーやばいです。義理の妹と接しようと頑張ってきたのに気が付いてしまった「好き」という感情。これを家族としての好きに変えるなんてことできるんでしょうかね彼に…
悠太と沙紀二人で帰る道中の会話。奈良坂さんのことを話す。
「羽は伸ばせた?」と聞く悠太に「おかげさまでね」と沙季。彼女は悠太に言われた通りプールに言ってよかったと伝える沙季。「いや別に…」と言葉を続けようとする悠太を遮る花火の音。
沙季は悠太をほめる言葉を連ねる。「カッコいいなって思う」「良いなって思う」と。感情が溢れないよう
兄さん
アニメ『義妹生活』第9話より
この言葉で止まることができた悠太。彼女の好意的な態度も誉め言葉も兄として信頼してくれているからなのだと認識する(ように努めている?)それなのに自分は女性として見てしまっていたことを反省している様子でした。
悠太はなにやらぎこちないし、沙季は嫉妬を見せないのがねもうそれだけでなんかぐっときました。
沙季が自分に好意を持っていたという事に気づいていたようです彼は。
悠太は自転車置き場で一人になりこう言います。
どんな顔して家に帰ればいいんだよ…
アニメ『義妹生活』第9話
想像したらめちゃくちゃつらい状況…。しかも恋愛経験ないわけですし。その翌日の何気ない亜希子さんのセリフはめちゃくちゃしんどかったろうに。
それにしても亜希子さんかわええなぁ…
視点は沙季に戻ります。
自分たちは兄妹なのだと自分に言い聞かせつつもとある恐怖心を抱いていました。そしてお母さんとお義父さんの幸せを願い自分の気持ちを封印することを決意し
髪を切り日記を封印し義妹としての生活を送っていくことを誓う
©三河ごーすと・Hiten/KADOKAWA/義妹生活製作委員会|アニメ『義妹生活』公式サイトより
悠太は髪を切ってきた沙季の姿をみてハッとしていましたが何とか普通にふるまっていました。
僕の勝手な考えですけど、このタイミングで髪切ってきて兄さんって言ってきたら察しのいい悠太ならなんとなくわかってしまいそうな気がします。兄へ向ける信頼や好意だと認識しようとしていたのに。
日記はあくまで封印です。テンション高ぶって勘違いした僕のツイートはこちら
それぞれが自分の感情に気がつき
それぞれが自分の感情に蓋をする「兄さん」
この呼び方がそれぞれの一歩を抑えこむ
感情を割り切れる様になるまで続けられるのだろうか?そして沙季は自ら水底に潜る
日記を捨てた彼女が始めるのは義妹生活 #義妹生活 9話花火はいつかの自動販売機と同じ? pic.twitter.com/G00TDIWGhz
— ソウカナ (@sssS_souka_7) August 29, 2024
いやホントお恥ずかしい。日記をしまった引き出しのカギを水槽の水底に沈めただけなのに…
これ、沙季さんばれないようにと願いつつどこかの「誰か」に見つけてほしいという気持ちも少しはこもっていたりして?
この第9話を見る前後でこの動画を見るとめちゃくちゃぐっときますので共有させていただきます。
もう上手に笑いすぎて悠太落ちちゃってますからね( ´艸`)
まとめ!!
そんなわけでお互いが気持ちに蓋をすることでようやく家族になった二人。義妹がいる生活と義妹としての生活は始まったばかり。二人は感情を抑えて過ごしていくことができるのか非常に楽しみですね。
お父さんお母さんの幸せを願う気持ちや、今の関係を続けていきたいという気持ち、兄妹になっちゃえば別れるって心配もないとか…いろんな考えがしがらみとなって邪魔をして一歩踏み出すことをしない彼ら。
誰かもロミジュリみたいって言ってましたけど、傍から見ると障害のせいでなおのこと盛り上がってしまう恋もあるわけでこれはなかなかにきつい選択を二人はしたなぁと。
でもそれはそれで楽しそうな恋だよなぁとか思ってしまう僕なのでした…
アニメ『義妹生活』第9話一番好きなしぐさ
この回はもちろんこれです。この沙季が「さぁて、もう少し泳いでこようかな」と伸びをする仕草。
©三河ごーすと・Hiten/KADOKAWA/義妹生活製作委員会|アニメ『義妹生活』公式サイトより
いやぁこれは惚れるわー。何より脇がたまらんのですよ。と僕のような変態的な思考ではなく(いや少しはある?)
悠太は純粋に内面もひっくるめて好きになっちゃったわけで結構ガチだなぁと。まぁ沙季がこんな柔らかい表情を見せているのは悠太のおかげでもあるんでしょうけどね。
さて今回で日記はもういらないと沙季。日記表現も今回で最後となるんでしょうかね?次回以降の演出も変わってくるものなのかも非常に楽しみな限り。
で、この作品は僕のつたないぶんしょうでは伝えきれない部分が非常に多いです。ぜひ一度アニメで見てみてもらえると幸いです。
それでは皆さん良いアニメライフを~
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