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アニメ『サイレント・ウィッチ』最高に面白いよね!



そうですね。この作品の面白さはどこから来るのでしょうか。
無詠唱の七賢人、≪沈黙の魔女≫モニカ・エヴァレットが、その正体を隠しながら学園で大活躍(主に内心で大パニック)する姿は、見ていてハラハラドキドキの連続!!
- 「モニカ、最強なのに泣き虫とか可愛すぎる!」
- 「ネロとのコンビがたまらない!」
そんな声がたくさん聞こえてきそうです。また、モニカの圧倒的な魔法の実力や、次々と起こる事件を解決していく様は、この物語の大きな魅力です。



でも『サイレント・ウィッチ』の本当の魅力はそれだけじゃないんだ!



この物語の真の面白さの源泉は、個性豊かな登場人物たちが織りなす、複雑で、切なくて、そして何よりも”尊い”人間関係にあるんです
この記事では、特に主人公モニカを取り巻くキャラクターたちに焦点を当て、彼らの関係性を深掘りしていきます。
この記事を読めば、各キャラクターへの理解が深まります。



今後のアニメの展開が100倍楽しくなるよ!!



それはさすがに言いすぎなのでは?
関連レビュー記事や解説記事はこちらから↓↓↓
アニメの主要登場人物(キャラクター)をサクッと紹介!



まずは、物語を彩る中心人物たちを簡単におさらいしましょう。



基本的なプロフィールと役割を知るだけで、物語の見え方がガラッと変わるよね
モニカ・エヴァレット(CV: 会沢紗弥)
本作の主人公。歴史上最年少で「七賢人」に選ばれた天才魔女≪沈黙の魔女≫。しかし、その素顔は極度の人見知りで、引きこもり気質。第二王子を護衛するため、正体を隠して学生生活を送ることに…。
ネロ(CV:生天目仁美・土岐隼一)
モニカの使い魔である黒猫。ただの猫と侮るなかれ!モニカの言葉を完璧に理解し、時にはお説教までする最高の相棒であり、最高の理解者です。彼のツッコミは必見!
フェリクス・アーク・リディル(CV:坂田将吾 )
リディル王国の第二王子。モニカの極秘護衛対象。文武両道、眉目秀麗で学園のアイドル的存在ですが、どこか影のあるミステリアスな雰囲気を纏っています。
ラナ・コレット(CV: 中村カンナ)
モニカの唯一無二の親友。ミネルヴァの聖女と呼ばれ、誰にでも優しく慈悲深い心を持つ少女。彼女の存在こそが、モニカにとっての「光」であり、前に進むための原動力となっています。
ケイシー・グローブ(CV: 直田姫奈)
学園でモニカに近づいてきた、人当たりの良い少女。モニカにとってラナの次に出来た「学園での友達」でしたが、その裏には恐ろしい目的が隠されていました…。
セレンディア生徒会の面々(シリル、エリオットなど)
モニカが会計係として所属することになる生徒会のメンバー。有能だけど少し変わった(?)仲間たちとのドタバタな日常も、この作品の魅力の一つです。



他にもたくさんのキャラクターが物語を盛り上げてくれます。



今回は僕の大好きなラナとケイシーにスポットをあててみたよ!
【尊い友情】唯一無二の絆!モニカとラナの関係性を考察



さて、ここからは本記事のメイン考察です。



まず語りたいのが、モニカとラナ、この二人の【尊すぎる”関係性】だよね
アニメでも描かれた通り、二人の尊い関係はラナがモニカを暗闇から引っ張りあげてくれたことから始まります。
自己紹介で完全にやらかして孤立していたモニカ。そんな彼女の心を溶かし、手を差し伸べてくれたのがラナでした。彼女はモニカを見下すことなく、ただ一人の人間として、友人として接してくれたのです。



自己紹介で声が出せない様子は見ていて苦しいものを感じました



あの時、ソーンリー教諭がめちゃくちゃうざかったよね
モニカにとってラナは、単なる友人ではありません。彼女はモニカの人間関係において「太陽」であり「道しるべ」なんです。
モニカが人見知りを克服しようと必死に頑張るきっかけになったのはラナに「ありがとう」をいうことでした。



モニカとラナのやり取りを見ているととても癒されます。



ラナのツンデレ具合もまたかわいいんだよね!
ラナの存在がなければモニカのセレンディア学園での生活はとても暗く苦しいものになっていたでしょう。それほどまでに、この二人の絆は深く、そして物語の根幹を成す、かけがえのないものなのです。



ふたりの出会いは第2話です。レビュー記事もよろしければどうぞ


【敵か、味方か?】静かに迫る脅威!ケイシーの真の狙いとは
モニカとラナの尊い関係性とは対照的に、視聴者の心を揺さぶるのがモニカとケイシーの関係です。
偽装業者の学園潜入事件をきっかけに、生徒会会計であるモニカに親しげに近づいてきたケイシー。人見知りのモニカにとって、学園で初めて自然にできた「友達」と呼べる存在でした。
なぜ彼女はモニカに近づいたのか?それは、モニカが「利用しやすい駒」だったからです。目立たず、それでいて生徒会に所属し王子に近づく機会があるモニカは、ケイシーにとってまさに格好のターゲットでした。



この事実が発覚した時のモニカの絶望は、想像するに余りあります。



仲良くなれた友達からの裏切り…モニカ悲しかっただろうなぁ(´;ω;`)
では、ケイシーにとってモニカは、本当にただの「駒」だったのでしょうか?
暗殺計画がモニカによって阻止された後、捕らえられたケイシーは言い放ちます。「私は敵なんだから」と。



これは、モニカをこれ以上巻き込まないための、彼女なりの最後の優しさだったのかもしれません。
短い間でも、モニカと過ごした時間に、友情のかけらのようなものが芽生えていたとしたら…?そう考えると、非常に切ないですよね。



あと何より心を打たれるのが、モニカの行動だよね。
裏切られたにもかかわらず、モニカは処刑されるはずだったケイシーの助命を嘆願します。それは、ケイシーが抱えていたであろう苦しみや孤独を、同じく孤独だった自分と重ね合わせたからではないでしょうか。
「敵だから」と切り捨てるのではなく、その裏にある心まで救おうとする。この優しさと強さこそが、モニカ・エヴァレットというキャラクターの真の魅力なのです。
ケイシーとの出会いと別れは、モニカにとって辛い経験でしたが、彼女をまた一歩成長させた重要な出来事だったと言えるでしょう。



ケイシーの裏切り発覚については第8話のレビュー記事でより詳しく書いています


【図解】一目でわかる!サイレント・ウィッチ人物相関図



アニメ10話までの人間関係を相関図にしてみたよ!



少しごちゃついてしまいましたが参考にしていただけますと幸いです。


相関図のポイント解説



基本的にモニカとの関係性について書いています
- モニカ⇔ラナ: 二人の尊い関係は親友と言っても差し支えないでしょう。
- モニカ→フェリクス: モニカからは一方的な「護衛」の矢印ですが、フェリクスもモニカに興味を持ち始めているのがポイントです。
- モニカ⇔ケイシー: 友情と裏切りが入り混じった、非常に複雑な関係性。



モニカがケイシーに馬に乗れたこと報告できたらうれしいな



より詳しく知りたい方は下記ボタンから各話レビューをご覧ください
まとめ:関係性を意識すると『サイレント・ウィッチ』はもっと面白い!
今回は、『サイレント・ウィッチ』の登場人物、特にモニカを取り巻く人間関係に焦点を当てて考察してきました。
- モニカの学園生活の礎となった、ラナとの【尊い友情】
- 彼女を成長させた、ケイシーの【悲しい裏切り】
これらの関係性を知ることで、モニカの一つ一つの行動やセリフに、より深い意味が感じられるようになったのではないでしょうか?



『サイレント・ウィッチ』は、ただの最強主人公の無双物語ではないんだ



不器用な少女が、人との関わりの中で傷つき、悩み、そして成長していくヒューマンドラマでもあるのです。
これからアニメで描かれる物語の中で、彼らの関係はどのように変化していくのでしょうか?新たな出会いや試練が、彼らを待ち受けているはずです。
ぜひ、キャラクターたちの心の動きにも注目しながら、今後の展開を一緒に楽しんでいきましょう!