珍味は毒?調理法にはご用心『薬屋のひとりごと』第15話感想

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第14話は新しい淑妃が出てきたり、猫猫がなにやら気になる授業をしたり、爆発事件が起きたりととっても盛りだくさんな回でしたね。今回はいったいどんな事件が起こるのか?そんな

第15話のサブタイは「鱠」

なますという食べ物がサブタイってことはめっちゃうまい鱠の作り方なんて話にはならなそうですから、おそらくは毒に関連するお話かと…。

そしてあのモノクルおじさんがどうかかわってくるのか私、とっても気になります。

それではまずはこの回の予告から

猫猫が嬉しそうにしてるシーンがあるってことは毒が出てくるのねってわかる次回予告。とてもいい。

目次

第15話「鱠」あらすじと感想

今回も知識がないと毒にもなってしまう珍味。料理するときは気を付けようという気づきも与えてくれたこの回。

主な登場人物

  • 猫猫(まおまお)・・・この物語の主人公。花街の薬屋の娘。故あって今は宮廷勤め。
  • 壬氏(じんし)・・・美貌の宦官。猫猫曰く顔だけは無駄にいい?実は偉い人??
  • 高順(がおしゅん)・・・壬氏のお目付け役の武官。まめで気が利く人。宦官?
  • 玉葉妃(ぎょくようひ)・・・上級妃の一人「貴妃」。穏やで柔らかい雰囲気の妃。
  • 李白(りはく)・・・大型犬っぽい若手武官の出世頭。緑青館の白鈴が好き。
  • 羅漢(らかん)・・・軍部の高官でとっても胡散臭い。囲碁や象棋が得意

食中毒事件と壬氏と羅漢の絡み

現在と過去のそっくりな事件

宮廷内で噂される小火騒動解決についての噂。外廷にある東屋?の近くでそんな話をしていた男たち。噂話だったり揶揄するような話はちゃんと周りを確認した方が良い。お偉いさん聞かれるかもしれないから

おそらくその噂から「壬氏の部屋付きの下女」=「緑青館の妓女」となんとなく気が付いたであろうモノクルおじさんこと羅漢はとってもニヤニヤしていました。なんか怖い…

シーンは変わり高順から猫猫はとある事件について聞かされます。それは

10年前の商家で食中毒事件と、最近起きたよく似た事件の話。官僚がフグの鱠を食べて昏睡状態になったというもの。ただ、興味深いことにどちらの事件も料理人はフグを使った料理は出していなかったのです。

そのほかにもいろいろ共通点はありました。そして猫猫はどう思うか聞かれますが、情報不足で保留。ちなみにこの事件、羅漢から高順は聞いたっぽい感じでした。猫猫に情報元を明言してい葉いなかったけど。

この後、髪を濡らした壬氏が猫猫にこうやって突然声をかけます。

日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

その時の猫猫のリアクションがまたひどいのなんの。口に飲み物入れてたら吹くところでした。水蓮が壬氏のオカンみたいやった。

調理法の違いで毒になる?

翌日、高順が持ってきた調理書。鱠の使い方はいたって普通でしたが、海藻を使っていたと聞いて猫猫は何か思いついた様子でした。それにしても話に入れてもらえない壬氏の行動がかわいかった。

猫猫は馬閃に連れられて事件の起きた厨房に向かいます。

日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

そこで海藻の入ったツボを発見。その時、猫猫はとある行動をとります。手癖の悪さが素敵。昏睡状態に陥った官僚の弟が必死すぎて犯人だったらバカすぎる。

ちなみにその海藻は被害者の官僚が普段から食べていたものらしいのですが…。

なんだかんだで、屋敷から持ち出した海藻。

実はその海藻にもちゃんと処理をして無毒化したうえで食べるモノでした

それをを食べたときの猫猫の嬉しそうな顔とそれを見た壬氏達のリアクションのギャップがすごかった。

日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

吐かせようと必死な彼らの様子は面白かった。隠れて食べようとしますが壬氏に止められるのでした。

お馬鹿な理由で兄を消そうと考えた犯人。彼に毒のことを教えたのは酒場の人はいったい誰なのか。そもそも酒場で知らない人に教えてもらった方法でことをなそうなんてリスク高すぎるでしょうに…

そして猫猫が冬虫夏草に想いを馳せるなか、壬氏が戻ってきます。思わずかわいらしく挨拶してしまった猫猫に

壬氏混乱?そのリアクションがとても痛そうでした!!

壬氏の疲れの原因は?

壬氏はとある人物に絡まれてとっても疲れた様子になっていました。その男は40を過ぎて妻帯もせず軍部の高官の変人。猫猫は頑張って聞かなかったことにしていました。

この時代で高い地位にいる人間が結婚していないのはかなり目立つんでしょうね。

で変人の名は羅漢。壬氏に絡む理由は緑青館の妓女関連。

日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

彼は気位の高い妓女の話とその価値を下げた方法の示唆。その意図はいったい?

それを尋ねた壬氏に対し羅漢が要求したのは猫猫による調査。

なんでも、とある宮廷御用達の彫金細工師が3人の子供に秘伝の技術を伝えずに逝ってしまったため、それを知るすべがないか調べてほしいというものでした。迂遠な言い回しがとってもうざったい羅漢に壬氏はとても辟易していた様子でした。

ソウカナ

これを相手にするとか壬氏君も大変…

まとめ

この回の重要ポイントはこちら

  1. 10年前の事件と最近起きた事件の類似性
  2. 海藻によっては毒になる物もある
  3. 羅漢の話とその意図は?
  4. 羅漢から提案された調査とは?

今回は猫猫がホントに毒?が好きなんだろうなと久々に伝わってくる回。そしてそのせいでいろいろと大変な壬氏。

やっぱり壬氏と猫猫の関係はいいなぁ。と。

それにしても前話が盛りだくさん過ぎたのか15話はなんかすっきりした印象でした。

そして羅漢の鬱陶しい感じがたまりませんでした。あのモノクルの先に何がみえているのかとっても気になりますね。

次回は??

そして第16話「鉛」。次回予告で出てきたのは3人の職人の息子達ととても立派な箪笥。太陽光が差し込む様子が写ってましたが…。猫猫は秘伝の謎を解くことができるのか。次回も謎解き回という事でとっても楽しみですね。それでは~。

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