第1話『猫猫』では人さらいにあって後宮で働くことになった猫猫が、思いもよらず出世してしまいました。世継ぎの連続死、おろおろするだけの医官、それを解決して見せたのだからそりゃねぇ。本人は不服そうでしたが…
WEB小説の段階でめちゃくちゃ好きだったこの作品がアニメ化されて大興奮の僕です。アニメ第2話を見ると猫猫がどんな子なのか結構わかりますので是非見てもらえると嬉しいです。
- 猫猫の後宮での初仕事どんなんだったけ?
- 壬氏との仲は最初のころどんな感じだったけ?
- 壬氏が猫猫に媚薬作らせるのいつだっけ?
という疑問を持った方が思い出すために、1度見た方が理解を深めるために…
まずはこの回の予告から
それにしても第一クールオープニング曲の緑黄色社会さんの「花になって」もアイナ・ジ・エンドさんの「アイコトバ」もとても好きな感じです。物語に合わないという人もいるけれどこれだけでも見る価値あるなぁなんて僕は思っています。
アニメ『薬屋のひとりごと』第2話あらすじと感想
第1話で呪いの正体を見抜いたことでやたらと美し宦官壬氏に目を付けられ、薬師としての知識を買われて上級妃の玉葉妃の侍女になってしまった猫猫。
「花街の薬師」➡「後宮の下女」➡「上級妃の侍女」
なかなかの転職です。それも1話で(笑)。ある種のシンデレラストーリーなのかしら?
まぁ自分の腕を毒の実験台にしたり、美貌の人から色目をつかわれても虫を見るような眼をしてしまったり、薬草見てテンション上がって変な舞を披露してしまう猫猫だからそれっぽさを感じさせなくて面白いんですけどね。
この回の主な登場人物
- 猫猫(まおまお)・・・この物語の主人公。花街の薬屋の娘。故あって今は後宮勤め。
- 壬氏(じんし)・・・美貌の宦官。猫猫曰く顔だけは無駄にいい。後宮で強い権力を持っている。
- 高順(がおしゅん)・・・壬氏のお目付け役の武官。まめで気が利く人。宦官?
- 玉葉妃(ぎょくようひ)・・・もっとも皇帝の寵愛を受けているといわれる上級妃の一人。
- 翡翠宮の面々・・・玉葉妃の宮である翡翠宮。そこで働く侍女たち。
与えられた役割は??
翡翠宮に向かう初日の道中、しっかりと働かせるために猫猫に色目を使う猫猫。周りの女性陣が黄色い声を上げる中冷たい目で思わず気持ち悪いと震えてしまう。確かにこの時の壬氏君ってば気持ち悪いかもな・・・
そして翡翠宮の人たちを紹介された後、猫猫にはある役割が与えられます。それはなんと
普通なら嫌な役割だけどそれに歓喜してしまう猫猫。本当においしそうに毒見をします。
いやー毒好きって何よ。それも接種する方。さすが薬屋の娘だわ?ってあれ・・・
うん、ちょっとやばい娘だわ…
猫猫の初仕事
最初の毒見役としての仕事に喜んで取り組む猫猫。
毒があるかもしれないのにルンルンしながら役目を果たします。そしてこの指摘
「皿は毒に反応しやすい銀製のものにした方がいいと思います。」
アニメ『薬屋のひとりごと』第2話より
今でこそ知っていいる人は多い知識ですが時代背景的には知っている人のほうが少ない知識なのでしょう。
それを知っていた猫猫に侍女頭の紅娘(ほんにゃん)は感心してしまいます。
ちなみにこの時の食事はわざと陶器に盛られたもの。壬氏の入れ知恵でテストされてたようです。
それを知った猫猫のリアクションといったらもうたまりません。
紅娘の気遣いで人さらいたちに給金が行かなくなったことで猫猫も安心して働けるようになります。
いやーお局様とかいなくてほんとによかった。
毒は意外なものにも含まれる
毒見役として飼われる?日々を送る中呼び出しを受ける猫猫。
そこで壬氏から包子を確認するように言われ催淫剤入りと見抜きます。その時のやり取りが面白くてその場にいた玉葉妃も思わず笑ってしまいます。
かっかわええなぁ玉葉妃…
しかも思慮深くて忠誠心もあるなんてそりゃ帝も通っちゃいますわな。
誰もがその美貌にやられる中「けっ」とでも言いそうな猫猫の態度はなんかこちらとしてもうれしくなりますな。
そして壬氏はほかにも聞きたいと猫猫に話をします。それは遠征に出ていた異民族の討伐部隊が毒を盛られた?話。
近隣の村で作られた食事をとった兵士たちが吐き気や呼吸困難を訴えたというもので、異民族に肩入れしたとのことで村長がとらえられましたが武官が処分保留としているという内容。
その話を聞いた猫猫はさらに食事をとった場所や、兵士が用意した箸などの話を聞きだし
そのことから壬氏は兵士が焚火に生木を入れるシーンを思い浮かべました。これにより事故だと判断したわけです。
よかったよかった。この話を聞いてなかったら猫猫のいうように村長が処分されて村がなくなるところでしたね。
知らないままに裁いてしまうというのは怖いですからね。
壬氏からの調薬の依頼
↑の話が終わった後さっさと帰らせろとばかりに猫猫は挨拶をして帰ろうとしますが壬氏に引き留められます。
そして壬氏からの調薬の依頼。その薬はなんと媚薬。
「媚薬をつくってくれないか」とやたらと色っぽくいってくる壬氏に一瞬怪訝な顔をしてしまう猫猫ですが調薬の依頼だとすぐに認識して一気にテンションが爆上がりします。
一瞬とても怪訝な顔をしていたのに。このうれしそうな表情。
ほんとこの娘はもう壬氏への態度と調薬できる喜びの落差が半端なくて面白すぎる。そりゃ壬氏も
「あんな軽蔑した目で見られたのは初めてだ」
アニメ「薬屋のひとりごと」第2話より
って喜びたくもなるよね。
そのあと高順の導きで医官の管理する調薬室とでもいうのかそんな部屋に通されます。
薬が大好きな猫猫は思わず呪い?の踊りを披露。
そして用意したのは牛乳とバター、砂糖、はちみつと粉末のカカオ。
まぁ材料でわかりますけど、チョコレートです。
現代人の僕たちにはあんまり効果はないですがあんまり薬やお酒に慣れてない人たちからしたら強壮剤としても役割を果たすそうですね。
そういえば子供のころチョコレート食べ過ぎて鼻血をだしたなぁ…
その後、壬氏が猫猫にいろいろささやくわけですが思わずぞわっとしちゃいました。
あらやだ壬氏くんったら大胆なんだから。まぁ美貌に魅了されていない猫猫からしたらキモいったらないわけで。
それにしても…
そもそもなんで壬氏は媚薬を作るようお願いしたの?なんで猫猫は媚薬としてチョコレートを作ったの?
もし気になった方はこちらの記事で詳しく解説しています➡【薬屋のひとりごと|チョコレート調薬と壬氏の本当の目的は?】
そしてシーンはかわり夜中、後宮内を移動していた侍女が塀の上で踊る白い人影を見かけてこの回は終了します。果たして白い人影は幽霊なのかそれとも…
まとめ!!壬氏にとって猫猫は面白い?
この回は猫猫の能力をしる良い機会といった感じでした。そしてちょくちょく壬氏君がうざい。
じゃなくて壬氏がとても美しくて魅了されてしまう侍女や妃さまがいるという状況。
そしてそれは皇帝への忠誠を図るための試金石的な部分も兼ねているというなかなかに怖い役割。そんな中つれない態度をとる猫猫に対してこれはおそらくあれでしょうね
『おもしれぇ女』
一見するとよくある展開に感じてしまうかもしれません。
ただ、攻略対象に虫を見るような眼をする女性はなかなかいないわけでしてその辺がなんかちょっとずれてて面白いなぁ。と感じてしまいした。キャラクター設定がしっかりしているからこそいいんでしょうかね?
そんなわけで魅力的な人物たちとともに、猫猫が何をなしていくのか楽しみです。
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