
こんにちは!アニメ大好きソウカナだよ!!
第39話ではピンチに陥った小蘭を見事に猫猫がすくって見せました。もうこれ猫猫が男だったら小蘭は惚れていることでしょうね。なぜか子翠が騒ぎを聞きつけて猫猫が借りた厨房にやってきたのも印象的でした。この3人の様子がいつまでも見られたらうれしいと思うばかりです。
第39話の感想はこちらからどうぞ


今回は逆子対策にやってきた羅門と猫猫の関係性も気になるところですが
何よりも39話で最後に出てきた翠苓似の宦官が何をするのか気になります
結論から言えば宦官はやっぱり翆苓【黄泉がえりの薬の作り方】という餌をぶら下げて後宮から猫猫を連れ出します。悪意の根源まで行きついた推理力が素晴らしい猫猫ですが知識欲には勝てないんだなという印象の回です。
さて39話の感想は大まかにこんな感じ
- 羅門と猫猫の関係性が垣間見えてなんか嬉しい
- 妃は若い方がいいかもだけど女官はやっぱり経験豊富な方がいいよね
- 注意喚起が悪用される。悲しいかなそれも人間のサガかも
- 悪意の根源はまたあの人!?先帝の残した負の遺産は診療所に巣くう
- 猫猫の思い人あらわる?翠苓に知識欲をつつかれて即落ちとか欲望に素直すぎて素敵
- 狐(羅漢)と狸(子昌)の化かし合い?何なら皇弟も化けててびっくり
アニメ『薬屋のひとりごと』第40話|解説と感想
今まで後宮内に散見された悪意の数々。その悪意の出所がどこかわかったときに猫猫なら駆け付けずにはいられないでしょう。なぜなら彼女は強い好奇心とほんの少しの正義感で動いているのだから



ぼくなら逃げるけどね
羅門と猫猫の関係性が垣間見えてなんか嬉しい
画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより
猫猫が引き出しから簪を取り出すところから始まる。簪をつけてこいという約束だし仕方ないと思いながら懐に入れる。



どんだけ嫌なんだ。ジンシ君泣くぞ…
医局ではグエン(やぶちゃん)と羅門が猫の毛毛を挟んでやり取り。餌をやっていたらしい。グエンは毛毛をハラワタを避けて食べてえらいと褒めるけど羅門はこの苦味が良いと猫の残り物を食べる。
猫猫は毒をも食らうぐらいだから食べ物を粗末にしない教えはしっかりと伝わっていると…



ってただのマッドサイエンティストなだけか
おもむろに薬を作り始める猫猫がグエンに許可を取ってからにしなさいと怒られいる様子は羅門と猫猫の親子関係が垣間見えてなんだか嬉しかった。
猫猫の評価では羅門はこの国の最高の医師
でも欲がないから花街で貧しい暮らし。



まさに清貧と言った感じだよね。
ちなみに壬氏は羅門を医局勤めにした。
特定の妃につけなかったのは後宮内で二人は妊娠しているから。
猫猫は梨花妃にも今度はちゃんと生んでもらいたいと願うのでした。
妃は若い方がいいかもだけど女官はやっぱり経験豊富な方がいいよね
画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより
羅門は後宮で気になるところをまとめて注意喚起する文章を書いていました。
侍女や下女に読ませるためわかりやすい簡単な文章で
グエンがいうには水晶宮には新しく経験豊富な年配の侍女たちが入り落ち着いたんだとか。
若い女官が多く年配の女官は極端にすくない。子を産み育てる場なのに足の引っ張り合いとか妃いじめる女官とかはうまくいっていなかったのは若い子ばかりだったからっていうのもあるみたい。



確かに必要な知識が伝わっていなかった…
羅門はグエンに紙の切れ端を発注。手習い所の書き取り練習にそれを使ってもらい書きとったものを後宮中に貼る算段
医局を出る前に最近玉葉さまは疲れやすいらしい。そこで疲労回復になるものをと猫猫が薬棚をあさる。その時の毛毛が騒ぎ猫猫に縋りつく様子は可愛かった。
医局から出る前にアルコールを一本確保していました。
注意喚起が悪用される。悲しいかなそれも人間のサガかも
画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより
医局を出て手習い所に向かう猫猫。
簪をどのタイミングでつけるか考えながら歩き出す。翡翠宮でつけているのを見られるとめんどくさそうだと後回しに。



確かに桜花はうるさそうだー
手習い所のおじいちゃん先生に羅門から預かった紙を渡すとすぐに羅門の字だとわかる。その理由は羅門の字をまねると科挙に受かると言ってみんなで字を真似していたから。



どんだけスゲーんだよ羅門……
ふとしたはずみで急に医官になっちゃうのもすごい。
小蘭は年期明けの仕事探しと若い宦官の話に夢中で手習い所に言ってないらしい



あぁ小蘭やっぱり君も顔なんだね……
おじいちゃん先生は騒ぎ立てるのもどうかと思うんだけどねえ……とあんまり良くは思っていないみたい。南側に若い宦官をおいておくと女官たちの仕事が手につかないからと数人が北側に送られてきたんだとか。
診療所の女官は男手が増えて喜んでいる
生徒たちに書き取りをしてもらいたいと依頼。昔も似たようなことを書いていたらしい。後宮中に張り紙を張っていたんだとか。羅門医官をしてた20年前ごろ。当時の張り紙の内容は
- 鉛入りのおしろいは使わない
- 強い香料は控える
- 後宮内の植物を勝手に取らない
今回の内容はそこまで変わらない。そのことに違和感を覚える猫猫
- 後宮の人員は殆ど2年で入れ替わる
- 先帝の崩御で妃も入れ替わっている
という状況だから害のあるものを知るものは本来いないはずだから。
ただ一つ診療所の女官たちという例外を除いて
良かれと思ってひろめられた知識が悪用されてしまう。それは現代でも起きうること。知性があるゆえに発生してしまう害意。人間ってそんな悲しい一面も持つものなんでしょうねぇ
悪意の根源はまたあの人!?先帝の残した負の遺産は診療所に巣食う
思わず診療所に駆けつける猫猫



インファに言われた悪い癖がまた出ちゃった(笑)
深緑にどう切り出すか猫猫はさっき持ち出したアルコールを差し出して会話のきっかけをつくる。お礼にとばかりにお茶を出してくれる深緑。
- 診療所は年配の女性ばかりだということ
- 10歳ぐらいでで後宮に入った者が多いということ
- 誰も迎えに来てくれない後宮から出られないということ
猫猫が会話で引き出した情報はこのことを示唆
診療所の女官たちはかつて先帝が手を出した少女達



またお前か!紳士協定を破ったロリコンめ
向かい合う猫猫には冷や汗をかく。後宮の悪意の根源はここにあると感じ取ったから。
例えば前に深緑に言われて助けた水晶宮の女官のこと。
診療所でのその女官とのやり取りでリファ妃が妊娠していることを知った深緑は善意のふりをして杏に手紙を渡す。
それは妊婦に害のなすものを書き示した手紙
杏みたいに妃に害意を持っている人物が毒の存在を知り、それがキャラバンに売られていたら買ってしまうのは想像に難くない。さらにあらかじめキャラバンにそれが欲しいと依頼していた。



そうだとしたらすごく遠回しな殺人教唆
殺意とまでは行かない悪意がすくっていたというセリフでサブタイトルの回収。猫猫は確証がないことから問い詰めることはせず、悪意がほかに及ぶ前に摘みとることを心に決めるのでした。
猫猫の思い人あらわる?翠苓に知識欲をつつかれて即落ちとか欲望に素直すぎて素敵
画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより
猫猫は帰ろうとしたところで本棚に気が付く。
- その本棚は自由に本を借りられる状態
- 本棚はたまに本が増えていることもある
- 本棚には虫の図説がおいてあった。ひと月前くらいから
虫の図説は以前に子翠が持ち歩いていたもの。



ああ、あの月精の時に見てたやつね
子翠が紙の帳面を持っていたり字が読めたりすることからなぜ下女をやっていたのか疑問を抱いたところで宦官がやってくる。その宦官の声と見た目から翠苓だと猫猫はすぐに気が付く。
翠苓は猫猫が先ほどまでの会話で深緑が何をしたのか気が付いたことを指摘。
猫猫は図らずも皇弟暗殺未遂の犯人とその協力者に挟まれてしまったわけです。翠苓に余計なことをすれば刺すと釘のような凶器を取り出した翠苓とも冷静にやり取りをする猫猫ですが……
翠苓は子翠を人質にして猫猫につげた目的は
猫猫が彼女たちと一緒に後宮を出ること
拒否する猫猫でしたが「黄泉がえりの薬の作り方」という餌をぶら下げられて、まんまと食いついてしまうのでした。
狐(羅漢)と狸(子昌)の化かし合い?何なら皇弟も化けててびっくり
画像引用元:アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより
後日の昼間。皇弟の下に集うは【東の狐、羅漢】【西の狸、子昌】



突然の明るい雰囲気のアナウンスにびっくり
羅漢は皇弟と子昌も誘い、皇弟が茶に付き合うと回答し中庭でお茶会が開かれる。
最初出されたのは銀牌に注がれた赤色の飲み物。おいしいらしい。
話題は先日の市北州での皇弟暗殺未遂について。調査で飛発の設計図が見つかった。
これが何か知っているか子昌に尋ねるも何ですかと返す
犯人たちが所持していた凶器の設計図なんだとか
それを聞いて至極冷静にリアクションをする。
犯人たちははどうやってこれを手に入れたんですかねぇという羅漢にそれをしらべるのはそちらの仕事でしょうと返す子昌。でも羅漢が言うには
担当部署のものが加減を間違えたもので何もしゃべれなくなってしまったらしい



ひー羅漢が馬鹿っぽいふりしていて怖い
それらしい話を聞いたことありませんか子昌殿と声をかける知っていることがあれば話していると返す子昌の様子はまさに狐と狸のばかし合いといったところ。
そんな険悪なムードがガラッと一変し急に妻の話を始める羅漢。棋譜を見せてはしゃいで見せる。いつまで続くんだこの会話と思ってしまう馬閃でした。



馬閃そういうとこやで。また高順に怒られるで。意図があることぐらい察しなさいな
子昌はどう思ったのか用事があると席を立とうとしたところで声をかける羅漢。
あとで棋譜の写しと実況を書いたものを送るといって断らせてから「そうだついでにぶどうのジュースは如何です?玻璃のグラスに生えるんです」と緑色のぶどうジュースを注ぐ。きれいな赤色でしょう?という質問に子昌は確かにきれいですなぁと返すのでした。
なぜ緑色であることを指摘しなかったのか馬閃は気になっている様子。



選択の廟にはいってないからねこの子。
羅漢はおじさん(羅門)に色覚異常のことを聞いていたようでした。相手が気を抜いてしまうようなくだらない話をしてから緑色のジュースを注いで赤と緑が識別できないことを確認する手法はマジですごいなと。羅漢がコロンボみたいだなぁと感じてしまいました。
茶会がおわり部屋に戻ってきた皇弟覆面を外して出てきたのはなんと阿多妃影武者ができる程度にはそっくり



やっぱり壬氏と阿多妃は親子なんじゃねーか?って思っちゃうよね。
その時の阿多妃と馬閃の会話から猫猫が行方不明になって壬氏が動いているという状況が判明しました。
まとめと気になる謎
いやーもう先帝の残した負の遺産には困りものですね。皇太后がつくった診療所は彼女と同じように幼くして先帝に手を出されたかつての少女たち。しかも厄介なことに年を取ったら興味を失い放置。
そりゃ先帝や後宮に悪意を抱いてしまうのも当然といえます。ましてや先帝に似た容姿の人物がその後宮にいたらもうねぇ……
40話で残された気になる謎は?
さらわれた先で猫猫はどんな事件に巻き込まれるのか心配なところです。さて、そんな40話で残された気になる謎は↓をどうぞ~
- 手習い所の先生って猫猫が診療所に駆け込むように誘導したの?
- 猫猫はやっぱり薬の作り方に食いついちゃったんだよね?
- 猫猫失踪を把握して羅漢は動いているんだよね?
- 緑のぶどうジュースで子昌が王母の血筋だと確認したのはなんで?
- 結局、子翠の正体ってなんなの?
『薬屋のひとりごと』関連情報|僕と一緒に作品を応援しよう!!
ここでは『薬屋のひとりごと』の関連書籍等を紹介します!!
気になった方はぜひ僕と一緒に作品を応援しましょう!



ついでに僕も応援してくれると嬉しい……
アニメ『薬屋のひとりごと』関連小説
小説版、漫画版×2種類と関連書籍があるこの作品ですがここでは小説版を紹介させていただきます。



アニメは小説版に準拠してるって聞いたことあるよ!!
『薬屋のひとりごと』第1期の範囲はこちら!!
『薬屋のひとりごと』第2期の範囲はこちら!?



3期だと思いがちだけど実は2期なんだよね……
もっと先が気になるんだよねって方は


薬屋のひとりごと (全15巻)
後宮内で大活躍の猫猫がその中でとどまらず活躍。羅のお嬢様になっていたりいなかったり…
壬氏と猫猫の関係もどうなっているのか気になるところ
僕はkindleで中途半端に買ってたけどちゃんと購入済みの巻ははじいてくれたから安心して買えました!!
アニメ『薬屋のひとりごと』を配信で見るなら
各種VODで放送中です。特にこだわりがあるわけでなければ僕としてはアマプラがお勧め!!



他の特典がたくさんあるからね!!
気になるって方は↓のボタンからどうぞ!!
『薬屋のひとりごと』マンガ作品
漫画版はなぜが2種類あるので絵柄の好みとかで選ぶといいかもです。



原作者先生もなんでかは知らんらしいよ!!
- よりミステリーに重きを置いたのがサンデー版(後宮謎解き手帳の方)
- 読みやすさキャラの可愛さ重視ならガンガンバージョン
っていうのが僕の印象でした!!