アニメ感想『薬屋のひとりごと』第47話|壬氏の顔に傷が!?楼蘭(子翠)、子昌の最後は見事、神美は哀れ…

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46話が放送されてから一週間あいてからの47話の放送。前回が楼蘭(子翠)が猫猫との別れを済ませて、猫猫が李白に救い出されてってところで幕引き。

猫猫が子翠に託された役目とはいったい何なのでしょうか?

また、猫猫が楼蘭に簪を預けるところなど、印象深いシーンがたくさんありました。

そんな第46話の様子はこちらからどうぞ

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さて、今回の47話ですが、今回は殆ど猫猫はでません。最後のシーンだけ。印象としては楼蘭、神美、子昌の最後を壬氏が見届けるような内容でした。

見どころは楼蘭(子翠)の悪女としての一世一代の最後の舞台

狂気にも満ちたような舞のシーンは引き込まれるような美しさ?がありました。

この記事はアニメ『薬屋のひとりごと』第47話の感想を、すでに見たけど感想を共有したいって人や、まだだけどネタバレ全然大丈夫って人、見るかどうかの参考にしたいって方へ向けて書いていきます!!

僕の今回の大まかな感想はこんな感じ

  • 閉幕する子昌劇場。化かしきって見せた彼の最後は見事
  • 楼蘭は神美におびえた様子の翠苓を壬氏にみせたかったの?だとしたら凄すぎ
  • 神美のためにしてきた子昌の努力。彼女にとっては受け入れがたい真実っていうのがとても悲しい……
  • 娘に煽られて飛発を手にとる神美。その最後はあっけなく、なんだか哀れ
  • 楼蘭が求めた二つの願い。押し通す彼女のしたたかさに心うたれた
  • 世紀の悪女を演じきった楼蘭。最後に、翠苓の手が届かないのが切ない
  • やっぱり壬×猫は尊い。でもめちゃくちゃ良いところで次回って!!
ソウカナ

それにしても、久々の放送が嬉しかったなぁ……

目次

アニメ『薬屋のひとりごと』第47話|解説と感想

サブタイトルは『子の一族』

閉幕する子昌劇場。化かしきって見せた彼の最後は見事

砦の中を歩く壬氏たち一向。

壬氏は猫猫を外に連れ出した合図を聞いて落ち着いた様子。

対照的に馬閃は一番前を歩く壬氏に気が気じゃない様子でした。

子昌たちがいるであろう部屋に向かうと扉を開けた途端にフェイファを打たれる

ソウカナ

あたらなくてよかった。こりゃお偉いさんには確かに後ろからついてきてほしいわ…可哀想な馬閃

そこにいた男はあっさり抑えられ

子昌はどこにいるか聞かれる

男は騙されていただけだ、国のためだと言われたと見苦しい言い訳。

そこに子昌が登場。

飄々とした様子に彼の覚悟を感じました。

事実、こんなセリフを吐いていました

お優しい事ですな

どうせ処刑台に昇るのだから

一思いに仕留めてやれば良いものを

フェイファをぶっ放す彼。ちなみにそれは火種がなくても撃てる新型

ソウカナ

フェイファの弾を剣ではじくとかすごい壬氏

以前の月の君の暗殺未遂について、あれは惜しかったとさも自分が首謀したかのように振る舞っていました。

神美のせいだとは言わない。

壬氏も、用意されたセリフだと感じていたようです。

昔を思い出して微笑んでみせた子昌

ソウカナ

昔は美しかったんだなぁ神美

剣を刺され笑って最後を迎える様子は

まるで子昌の舞台演劇。最後まで化かして逝った子昌は見事ともいえる

先帝の寵臣であり反逆者である彼は一体何がしたかったのだろうか?

楼蘭は神美におびえた様子の翠苓を壬氏にみせたかったの?だとしたら凄すぎ

楼蘭達がいたであろう部屋に着くと

女たちは自分は何もしてないと神美と楼蘭を売る

ソウカナ

おまえら楽しんでたろ…って割と美人だから男側がうらやましくもあるけど……

隠し扉を開けると潜んでいた楼蘭が壬氏に銃を突きつける。

壬氏はそれを奪おうともせず大人しくついていきます。

ソウカナ

その時の楼蘭の目に感情がこもってなくて怖い

連れてこられた部屋には神美と翠玲。

翠苓はすっかり怯えた様子で、後宮で大胆な事をやってのけた人物とは思えませんでした。

ソウカナ

そりゃ壬氏もびっくりする

これも楼蘭の狙いだったのかなぁ?と思ってしまいました。

翠苓は神美にしいたげられ続けたことを印象付けるため?

あとにでてくる一つ目の願いを成就しやすくするためだったのだと考えると楼蘭(子翠)の計算高さには感心してしまいますね。

神美のためにしてきた子昌の努力。彼女にとっては受け入れがたい真実っていうのがとても悲しい……

楼蘭は先帝や後宮のことを持ち出して神美を煽り散らします。

彼女は神美が先帝をずっと憎んでいた理由を見事に指摘

  • 自分よりずっと美しいことに嫉妬?
  • 幼い侍女を選んだから?
  • 一度も閨にこなかったから?

神美からしたらとってはコケにされたと感じてもおかしくない。彼女にとって更に不快な真実を叩きつける楼蘭。

請われて後宮に召し上げられたのではなく、人質として後宮に送り込まれたのだという事

子昌と婚約していたのに結婚する

こんな北の地の領主の妻で終わってたまるものですか

とシェンメイは嬉しそうに後宮へ

ソウカナ

何も知らなすぎて哀れに思えてくる…

嘲笑するかのように言葉を重ねていく楼蘭

子昌は一度は諦めたけどチャンスが

それは先帝がロリコンだったという事

彼が神美を取り戻すためにやった事は

  • 後宮の拡大を提言
  • 奴隷交易が終わり残った奴隷達を後宮へ

流れとしては

女帝が奴隷交易を禁じる→子の一族は家業の奴隷交易を縮小→国外で売ることを避けるため後宮に預ける事を提案

若い娘は下女や女官男は宦官として。後宮拡大は先帝のためだといって。

そうやって女帝の信頼を得たのは

  • 人質である神美を取り戻すため
  • 子の一族の地位向上のため

子昌は神美に逃げる事を提案したらしいけど

  • 大宝に先を越された
  • 安氏より先に入内したのに

と揶揄されるのが嫌だったようでそれはせず。

ソウカナ

プライド高くて不器用な人なんだなぁ

神美曰く大宝の娘を娶った男を信用できなかったらしい

結局は先帝が気にかけていた大宝の娘を子昌が娶りその対価として神美を下賜してもらうことになったと。

娶ってすぐではなく、孫(翠玲、元子翠)を見て、ようやく安心した先帝が神美を手放したらしい

先帝は大宝との娘をずっと気にかけていたみたいで、翠玲が持っていた簪がその証明に

鳳凰の簪=皇帝の血を引くものの証

神美は子昌がずっと自分を裏切っていたと思い込んでたみたいだけど、子昌の言い分が正しい事が示されたわけですね。

娘に煽られて飛発を手にとる神美。その最後はあっけなく、なんだか哀れ

お母様のためにやってきたのにと、なおも否定し続けるシェンメイを追い詰める楼蘭

子昌は神美のために動きながらその結末も見えていたため、子の一族の膿もろとも消えようと目論んでいたと。

うまくいこうがいくまいがどっちに転んでも良かったみたい。

ソウカナ

もし今の帝が先帝の様に暗愚だったら成功しちなってたんだろうねぇ

その後も神美を煽り続けた楼蘭はフェイファを奪わせて、トドメの一言

お母様まるで小物なんですもの

奪ったフェイファを暴発させる神美

銃を暴発するようにしくんていたようですがこれもかなりチャレンジングな手段。もし暴発しなかったら楼蘭がやられていたわけですがそれすら覚悟していたんでしょうね。

ソウカナ

倒れた神美に向かって涙ぐらい流せと辛辣

猫猫のくそババアと言われるレベルで印象が悪かった神美。何も知らずに駄々をこねているだけの子供というかなんというか。その最後はあっけなくて、哀れで……

そんなんでも楼蘭にとっては母親。追い込むのはとてもしんどかったでしょうね。

楼蘭が求めた二つの願い。押し通す彼女のしたたかさに心うたれた

そして楼蘭は今後この国に起こりうる事を記した紙と引き換えに2つの願いを託す

ソウカナ

虫に関連するなにか災害とかかなぁ?

一つ目は一度死んだものを見逃してほしいという願い

子の一族でまともな思考のもの→神美によって追放、名前を捨てている、姉の翠玲も同じようなもの一度死んだものとして見逃してくれないか、というもの

努力するという壬氏の言葉から楼蘭は一度死んだものは見逃すという言質をとる。

そこで浮かんでくるのは毒杯?を煽ったきょううら子供達。

あれがもし蘇りの薬を飲んで仮死状態なのだとしたら、まさにその願いに合致。

ソウカナ

すげぇ女性だわ楼蘭

もう一つの願いは母の爪飾りで壬氏顔に傷をつけること

部下が罰せられることをわかってはいたものの思わず受け入れてしまう壬氏

これが私にできる精一杯なのですと母、神美に告げる楼蘭

ソウカナ

神美に代わり先帝に一矢報いたってところなのかな?

世紀の悪女を演じきった楼蘭。最後に、翠苓の手が届かないのが切ない

私もお父様以上の役者になれるかしらと扉を開けて砦の物見台?へ

雪の舞う寒空の下、舞を踊る楼蘭。どんな願いが込められているのか

壬氏の顔の傷をみて悔やむバセンは楼蘭の笑い声を聞いてフェイファを発砲する

フェイファでうたれて流血しても舞い続ける

壬氏は楼蘭の様子を「世紀の悪女の一世一代の舞台」と感じ止めることも目を逸らすこともできなかったらしい

ソウカナ

やっぱり壬氏は情に厚すぎる……

その後、楼蘭は胸を打たれますがその傷跡からは血は出ておらず……

成し遂げたような笑顔で砦の上壁から落ちて行った

ソウカナ

翠玲の手が届かないのが切ない

それが壬氏とって楼蘭を見た最後だった

やっぱり壬×猫は尊い。でもめちゃくちゃ良いところで次回って!!

体が重い、数日寝ていないと独りごちる壬氏。おやすみになられた方がという高順に猫猫の場所へ案内させます。

猫猫は子の一族の子供達の遺体?と一緒に寝ていました。

猫猫は彼らを一緒にのせる様に頼み込んだらしい

ソウカナ

これが子翠に託された役割の一部なのかな?

部下が罰をうけることをわかっていながら願いをうけ入れてしまったことを考える壬氏。

確かに馬閃がすこしかわいそうでした……

猫猫の様子をみて羅漢こしがやられててよかったと壬氏と高順の意見が合致。

俺がいなければこんな目にはと猫猫の様子を心配そうに見る壬氏。

彼女の首のあざが気になって触ろうとすると猫猫が目を覚まし、壬氏に声をかけて幕引き

その後、次回への伏線なのか猫猫に俺は逃げるって言っていた兵士さんはやっぱり生きていて、木の中に何か光り輝くものを見つけていました。

砦の近くだと思うのでもしかすると……

アニメ「薬屋のひとりごと」第47話まとめと気になる謎

結局のところ、壬氏が楼蘭(子翠)から銃を奪わなかったのは何を伝えたいのか気になったからってところでしょうか。猫猫の友人だったっていうのもあるのかもしれませんが。

また気になったのは楼蘭の最後。舞を踊っている最中に撃たれますが、一回目は流血して最後に胸を撃たれた時には血は流れず。その胸元には確か猫猫が預けた簪があったような?さらには楼蘭が落ちていくときの子翠の時にみせたような笑顔。

楼蘭(子翠)いきててほしいなと願う僕たちの望みをつないでくれたような気がしました。

気になる謎

  • 楼蘭は結局生き残れたの?
  • 子供達は蘇りの薬を飲んでいただけ?
  • 森の中に落ちていた光り輝くものはいったい何?
  • あれ?特使のあいらは逃げたのもう?
  • 楼蘭の書いたこの国におこりえることとはいったい何?
ソウカナ

ここまで読んでくれてありがとう!!

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