第5話では炎色反応からの園遊会の準備。そして猫猫がなんと化粧を落とした方が美人だという事が判明しました。
ほかにも壬氏のかんざしや玉葉妃の嫉妬?の意味は?そして意味深になますを置く女の影など気になる感じで第5話は終了。
そしていよいよこの回は園遊会本番。いったいどんなことが行われるのか非常に楽しみですね!!
アニメ「薬屋のひとりごと」第6話のあらすじと感想
親善のためにいろいろお偉いさん?とかを招いて交流する会といったところでしょうかね。
ここでは舞などを見ながら食事一緒にするような会のみたいでした。わかる人にはわかってしまう幼い妃の状況だったり、水面下で行われる侍女たちによる代理戦争等なかなか盛りだくさんな感じ。
そんなわけでここからはネタバレ感想です。
この回の主な登場人物
- 猫猫(まおまお)・・・この物語の主人公。花街の薬屋の娘。故あって今は後宮勤め。
- 壬氏(じんし)・・・美貌の宦官。猫猫曰く顔だけは無駄にいい。後宮で強い権力を持っている。
- 高順(がおしゅん)・・・壬氏のお目付け役の武官。まめで気が利く人。宦官?
- 李白(りはく)・・・若い武官で出世株?かんざしを配りまくる大型犬的な人。
- 玉葉妃(ぎょくようひ)・・・上級妃の一人「貴妃」。穏やで柔らかい雰囲気の妃。
- 梨花妃(りふぁひ)・・・上級妃の一人「賢妃」。凛とした賢そうな雰囲気の妃。
- 里樹妃(りーしゅひ)・・・上級妃の1人「徳妃」。まだ幼く後宮のしきたり等の知識の浅い女の子。
- 阿多妃(あーどぅひ)・・・上級妃の一人「淑妃」。現帝の最初の妃。中性的な印象。
翡翠宮や水晶宮の侍女たち。
園遊会の侍女たち
第6話は里樹妃のいる金剛宮の様子から始まります。
一人ほっとかれる彼女と、ふるまいも幼く知識の浅い彼女に対するか陰口を言う侍女たちの様子が出てきます。
なんかさんざんな言われ様でした。
何も知らない子供と無能な侍女が勢ぞろいとかどんな地獄だろうか…
シーンは変わって園遊会中の侍女たちの待合スペースへ。皆でくっいてなんだかめちゃくちゃ寒そうでした。
そして、表では太鼓や琴の演奏なと園遊会が順調に進められていきました。
隙間から猫猫たちがのぞくと上級妃4人の並びは敵愾心をあおるような並びになっていたり、めちゃくちゃ若い皇太后さまの様子がみえたり。
なんでも皇太后様は息子が二人。帝とその弟。弟は少しだけ顔を出してすでにいなくなっていました。皇太后はまだ子供といっていい年齢でその二人を生んだようで猫猫もドン引きしていました。
体への負担がね心配すぎる…
そうこうしているとと翡翠宮の侍女と、水晶宮の侍女たちの小競り合いが開始。
侍女の見た目に関するお話し合い。代理戦争?的なやつ。水晶宮の侍女は猫猫のことをあの醜女とか揶揄した際に翡翠宮の侍女は怒ってしまいます。
それの様子を冷静に見ていた猫猫はとある方法で水晶宮の侍女を怖がらせます。
よっぽど怖かったのか水晶宮の侍女は焦って逃げていきました。そして最終的に翡翠宮の侍女たちの中で猫猫の評価は変な方向で上がってしまいます。
猫猫の妓女流の冗談が小娘にはめちゃくちゃ怖かったんだろうなぁ。
そして猫猫の幸薄く健気な子という翡翠宮の侍女たちの妄想が面白かった。実際はかなり芯の強い子なのに…
代理戦争とかんざしの意味
代理戦争は金剛宮(里樹妃)と柘榴宮(阿多妃)の侍女間でも。
それを見ていた猫猫にもたらされたのは里樹妃にかんするびっくり情報。先帝のロリコン具合が半端ない。
はたから見て娘みたいな年齢の元姑である里樹妃と年上の嫁である阿多妃は複雑な関係に見える様でした。
シーンは変わりかんざしを渡している様子が出てきます。
それにはいろいろな意味があるようでしたが、猫猫は無関心。
最終的には3本もらっていて武官である大型犬もとい李白、翡翠宮の敵対勢力?である水晶宮の梨花妃からもかんざしをもらうのでした。
梨花妃が猫猫にかんざしを渡すためだけにわざわざ会いに来たのにはびっくりです。
それだけ看病してくれたことを感謝してるのでしょうかね。まぁヤブとはいえ医官で対処できなかったことをやってのけたのだから一目置くのは当然というか。
毒見役である猫猫の真骨頂
園遊会はつつがなく進み会食の段階に。われらが毒見役である猫猫の出番です。
ほかの毒見役の侍女かおびえながら毒見をする中、猫猫は淡々と役割を果たしていきます。
猫猫は周りの様子をみていろいろ考えながらフグ毒への想いを馳せるのでした。
そして出てきた例のなます。いつもなら青魚が入っているはずなのに代わりにクラゲ。
ふと隣を見てみると青魚入りのなますを苦しそうに食べる里樹妃とその様子をみてほくそ笑む毒見役の侍女がいました。
そのころ武官たちは猫猫のことを見てやたらと威勢のいい毒見役がいるとひそひそ話。
おびえながら食事をする様子を見るのが嫌だと目をつぶっていた李白もその様子を見ること。
その眼には猫猫が次に出てきたスープを口にするシーンが移ります。
猫猫はものすごくうっとりした顔になったかと思えば間をおいてキリっとした顔をして
これ毒です
といって急いで裏に入っていくのでした。様子を見ていた大臣はそれを訝しみそのスープをあおってぶっ倒れるのでした。
毒のターゲットは?
何かから帰ってきて着替えを済ませた壬氏が園遊会の会場に向かう途中で猫猫が水場にかけていくのを見かけます。追いかけて猫猫に声をかけるといつもとは違い良い笑みを浮かべて
ごきげんよう。壬氏様
と返します。なんでもない様子の猫猫を壬氏は少し怒った様子で医務室に連れていきます。
あのまま毒を飲み込みたかったと猫猫は振り返りますが…。この娘やはり薬狂いというかなんというか。周りの人からしたら心配でしょうがない娘です。
上目遣いで「残りのスープを飲ませてください」という彼女に対し「お前バカだろ」と返したくなる壬氏の気持ちが痛いほどわかります。
そんな壬氏の様子はいつもよりも年相応の若い青年に見えて「こちらの方がまだいいな」と猫猫は評します。一瞬BL的な妄想もして引いてたけど…
猫猫は念のため用意していた胃がひっくり返るほどの嘔吐薬を飲んで全部吐き出します。薬がとても聞くことに猫猫はテンションが上がっていました。
壬氏は猫猫にだれが玉葉妃を狙ったのかと聞かれますが里樹妃とその毒見役の侍女を呼んでもらうのでした。
壬氏によばれてウキウキの里樹妃でしたが用があるのが猫猫だとしり態度が激変。
おいおい大丈夫か帝の妃だぞ君はといいたくなりますが、まだ幼いし常識教えられてなさそうだし仕方ないよね…猫猫は腕をかゆそうにしている里樹妃の袖を引っぺがし発疹の様子を確認します。
そこで猫猫は食べられないのは魚介かと尋ね、猫猫もそばが食べられない体質だという例に出してアレルギーの話をするのでした。
そして「なんでわかったの?」という里樹妃に対し、玉葉妃に出されたなますの具材が違っていたことから入れ替えに気が付き青魚(鯖)が食べられないと推測したことを明かします。
好き嫌いというレベルではなく場合によっては呼吸困難で死んでしまうこともあり、知っていて与えるのは毒を盛るのと同じことだと話し里樹妃付きの毒見役に万が一の場合の注意事項を渡します。
その際にしっかりと脅しを添えて。
結果的に玉葉妃側の配膳に毒が入っていましたが実は狙われていたのは里樹妃だと判明するのでした。
毒見役は無知ゆえに好き嫌いしてんじゃねぇと軽い気持ちで配膳を入れ替えたようですが体質的に食べられないものがあるってわかってよかった。
しかも怪我の功名というかなんというか本物の毒のほうは猫猫の口に入り助かったわけです。あの毒見役なら里樹妃もろとも死んでたかもだし…
まとめ!
水晶宮の侍女たちは猫猫にすごくビビっていましたけど、その主である梨花妃はちゃんと誰のおかげで救われたのか分かっていましたね。そりゃかんざしも渡すことでしょう。
わかる人はわかるものなんでしょうかね。
そして毒大好き娘の猫猫でしたが毒を接種したときの表情はとても印象的でした。
壬氏君が見ていたらほかの人に見せないようにきっと隠していたことでしょう( ´艸`)
この回、壬氏君が猫猫の手を引いたりと接触が多くてほかの相手が侍女だったら感激してしまうところなんですが猫猫はそうでもなく、肩に置かれた手を払ったりとてもいい反応をしてくれます。
イケメンざまぁと少し思ってしまう自分が嫌だ…
人によって食べられないものがあるというアレルギーの知識、この当時は実体験したものぐらいしかその危険さはわかっていないでしょうね。
その無知さが最初のシーンの陰口につながっていました。なんなら今ですら、「これ食べられない」というと好き嫌いせずに食べろと無理やり食べさせたり人もいますからね。
里樹妃付きの毒見役の侍女は知らなかったからこそ軽い気持ちで入れ替えたのでしょうけど自分が人を殺しかけてたと知って怖かった事でしょう。
「先日の木簡の件とやはりかかわりがあるのでしょうか?先ほどの侍女に火傷はありませんでしたが」という高順に対し「いったい誰が…」と壬氏がつぶやき第7話に続きます。
謎が深まるばかりの終わり方。【スープに盛られた毒】と【料理の入れ替え】は別の事件だったわけですが同時に発生したせいでなんだかややこしくなってきました。
いったいスープに毒をもったのはだれなのか気になる終わり方でしたね。