第8話『麦稈』では里帰りしていた花街でも猫猫が事件に巻き込まれていましたね。そして養父や緑青館の面々にとても大事に思われているんだなぁと感じる回でした。あと猫猫と壬氏のすれ違いが相変わらずひどくて少し笑える回でもありました。
だって予告を見る限り水に沈みながらら上を見つめ続ける女性だったり、なんか入れ込まれた甕が割れたり、なんか悲しそうな顔している壬氏とか、すごく私気になります。
\コンニチハ/薬屋のひとりごとが好きすぎてアニメ何週もしている僕ソウカナです。
何度見てもここちゃんと見てなかったわーとなりながら楽しんでアニメ『薬屋のひとりごと』全話レビューを書いています。
この記事は『アニメ薬屋のひとりごと』第9話の内容がサクッと把握してもらったり、理解を少しでも深めるお手伝いをできたらと願いをこめ、あらすじを交えた僕の感想を書いています。
この回のめちゃくちゃ簡単な話の流れはこんな感じ
- のんだくれたおじさん浩然が無くなる➡酒で死んだとは思えず人物で、壬氏は猫猫に相談
- 猫猫の推察により死因は塩分の過剰摂取➡実は亡くなった彼は病気を抱えていた…
- 堀から下女の水死体が上がる➡猫猫の検死➡下女は纏足で一人では塀に登れない
- 自殺か他殺かという疑問が浮かぶ➡猫猫の死に対する向き合い方がわかる話をする。壬氏凹む
- 腕に火傷を負った人物を特定し次回へ
第9話の予告はこんな感じ
アニメ『薬屋のひとりごと』第9話あらすじ・感想
おお、サブタイからして必ず誰かしらなくなってるとわかりますね。それでもミステリー要素が強そうで不穏当かもしれませんが少しわくわくしてしまいますね。次回予告の時には甕に何か塊が入れられていたり、猫猫が甕を大事そうに抱えていたりなんだかカオスな感じの回かなとも思ってしまいましたけど。
この回の主な登場人物
- 猫猫(まおまお)・・・この物語の主人公。花街の薬屋の娘。故あって今は宮廷勤め。
- 壬氏(じんし)・・・美貌の宦官。猫猫曰く顔だけは無駄にいい。後宮で強い権力を持っている。
- 高順(がおしゅん)・・・壬氏のお目付け役の武官。まめで気が利く人。宦官?
- 浩然(こうねん)・・・壬氏の知り合いらしき武官。酒を甕でそのまま飲むらしい。
- やぶ医者・・・虞淵(グエン)って名前らしい。後宮の医官。やぶ医者。
飲んだくれおじさんとしょぼくれ壬氏
冒頭でおじさんが飲んだくれていました。この人ね。なんか真面目そう。
それを遠目に見ていた同僚っぽい人たち?は悪口を言いながら談笑。誰かが酒の入った甕に白い塊を何粒か入れて飲んだくれおじさんのいるテーブルに置いていました。
イヤーなんかいやですね人の悪口言いながら笑うのって。って言いつつ自分もやってしまっているなぁとなんか胸が痛かった…
そしてシーンはかわりとある理由からいじけている壬氏とそれに対応する高順。
上司として敬いつつもお父さん的な立場で見守る高順がとてもよかった。うんうん若いって恐ろしい。まぁ壬氏君の気持ちも非常にわかるけど。
執務をつ続ける壬氏でしたが、急遽、浩然が亡くなったという連絡がありました。翌朝、玉葉妃の後ろでその報告を聞いていた猫猫はだいぶドライでした。
まぁ知らないおじさんが酒の飲みすぎで亡くなったと聞かされたらちょっとリアクションに困る部分もありますしね…。可哀そうではあるけれど。
浩然の死亡のわけは?
ただ壬氏は飲みすぎで死ぬ人物とは思えず猫猫に相談?的な感じで話をします。亡くなった浩然は武官で酒を甕でそのまま飲むような豪快な気のいい人物だったみたいです。そして浩然が亡くなった宴席で出されていた酒を猫猫が飲むことになるもその酒はなぜか甘じょっぱくて…とてもまずそう。
浩然はむかしは辛い物好きだったのに最近は大の甘党だった様子。それを聞きながら酒をあおる猫猫。
蟒蛇なんだろうなこの子と思うぐらいには酒をがばがば飲んでいる様子には高順だけでなく僕も少し引きました。
後ほど、浩然が亡くなった時に飲んでいた酒が入った甕の破片をもってこさせますがそれには塩が結晶化していました。
そんな塩味の強そうなものを飲んだらふつうはわかると思いますがそこには浩然のとある病気?が関わっていて…
検証のあと壬氏から礼として酒をもらう猫猫。壬氏にからかわれて真面目て仕事をなさっては?と返します。その後も楽し気なやり取りが繰り広げられました。
浩然についての回想?的なものがありますがそこではちらちらと伏線になりそうなものが出ていたのでおじさんのことなんて知らんと早送りせずにちゃんと見てほしいです。
浩然は壬氏にとっては大切な人物だったようで悲しさがにじみ出ている気がしました。
下女の水死体
シーンは変わり下女の水死体が堀から上がりました。現場に赴いたヤブ医者は全く検死ができませんでした。怖くて。
愛いやつだわ、このやぶ医者ったら…
そんな彼からお願いされる猫猫ですが養父からの言いつけで死体には触れませんでした。
その理由は猫猫ならでは。マッドサイエンティストだからなぁ彼女は…
塀を登って飛び降り自殺をしたのではという衛兵の見解でしたが、その下女が纏足だったことから猫猫曰くそれは一人ではできなかったはずだと壬氏に伝えるのでした。
それにしても纏足ってすごく痛々しいなぁと。
そしてサブタイ回収。自殺か他殺かという疑問にぶつかるのでした。
自殺も他殺も嫌だけど人の悪意にさらされて死ぬことだってある。そして夕日の中で回想シーン。このアニメで初めての挿入歌。
美しくも怖さを感じるシーンでした。
もし粗相をした場合処刑方法は毒殺にしてくれという猫猫に怒りを示す壬氏。冷静に見つめあう二人。
平民の命の重さは貴人のそれとは違う。明確な区切りをつけているのを猫猫からは感じてしまいました。そんな彼女に溝を感じたのか壬氏はどこか寂し気でした。
その後、亡くなった下女については園遊会の毒殺騒ぎの場にいた事やそれらしい遺書が見つかって表向き自殺扱いで事件は幕引きしたようでした。
で高順からの壬氏への報告。腕に火傷を負った人物の特定できたと。その人物は柘榴宮の侍女頭「風明」
どのように彼女に迫っていくのかとてもわくわくしてしまいました。
まとめ!
推理を話す猫猫にもいろいろと葛藤があるようでした。こんだけ頭が働いたら俺スゲームーブをしてしまいそうなもんなのに真面目やなぁと感じてしまいました。それにしても猫猫の酒が好きすぎる様子は面白かったです。
猫猫が壬氏に自分が粗相をした時の処刑方法を伝えていましたが見ていて辛かったー。何が悲しく出自分が好きな女の子からそんなこと言われにゃならんのだと壬氏君可哀そうやろーと思ってしまいました。そして、それだけ覚悟をもって過ごさないといけない時代背景なんだろうなぁとも。
そして最後のシーンでは高順からの報告で前々から追っていた腕に火傷のある侍女の正体が明かされます。その正体はだれなのかぜひアニメを見てみてくださいませー。
そして次回予告では玉葉妃とお茶会をする里樹妃や、すごい顔で後ずさる猫猫、なにやらカッコいい女性が出てきました。第10話「蜂蜜」も楽しみですね。それではまた~。