猫猫、羅漢へいやがらせ『薬屋のひとりごと』第22話感想

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第21話では李白の肉体美と男としての決断を見せつけられる回でした。そして李白を挟んで相変わらずすれ違う猫猫と壬氏の二人の関係がとても面白かった。そして白鈴姐さんの特異体質がわかったりといろいろ心惹かれてしまうかだったという印象が強く残っていますが…

目次

アニメ『薬屋のひとりごと』第22話あらすじ・感想

サブタイトル「青い薔薇」

おそらく自然には存在しないであろう青い薔薇。今回は科学実験的なお話なのかな?それにしては次回予告では帝が出てきたりやたら重々しい感じだし、第21話の最後ではやたら意味深に羅漢がつぶやいていたけれど…

この回の主な登場人物

  • 猫猫(まおまお)・・・この物語の主人公。花街の薬屋の娘。故あって今は宮廷勤め。
  • 壬氏(じんし)・・・美貌の宦官。猫猫曰く顔だけは無駄にいい。後宮で強い権力を持っている。
  • 高順(がおしゅん)・・・壬氏のお目付け役の武官。まめで気が利く人。宦官?
  • 小蘭(しゃおらん)・・・猫猫と仲のいい後宮の下女。元気で噂好きの娘。
  • 羅漢(らかん)・・・軍部の高官でとっても胡散臭い。囲碁や象棋が好き?

幸せそうな翡翠宮と大変そうな壬氏

玉葉妃の妊娠が確実なものになり充実した日々を送っている様子の翡翠宮の面々。玉葉妃の娘がおなかに頭を擦り付けている様子がとてもかわいらしかった。そして猫猫も絵をかいて遊んだりしているようですがやっぱり少しずれていて面白かった。

日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

そのころ壬氏の元には羅漢が訪れていました。そこで話されたのは青い薔薇について。壬氏は話の流れで青い薔薇を翌月の園遊会のために用意する羽目に。国中の花屋をあたってみますが…って羅漢のやつ季節的にまだ早いってわかっていて薔薇を用意させようとはなんて理不尽野郎だろうか。

そんなわけで不通には用意できずに猫猫に相談します。薔薇が咲くのにはまだ早い時期ではありましたが、壬氏の様子から話を持ち掛けた人物を察し無理難題に立ち向かうことにするのでした。壬氏はなんだか大変そうですけど、猫猫抱え込んだのは自分ですからねぇ。好きな娘の父親じゃ無下にもできないし仕方ないような可哀そうなような。

季節外れの薔薇

まだまだ肌寒い時期に薔薇を咲かせるために猫猫が取った手段は、暖かくして薔薇に季節を勘違いさせるもの。以前に水晶宮に用意したサウナ室を利用してそれを実行することにしますが…。

温度管理やらなにやら薔薇の面倒は結構大変な様子でした。いけ好かない親父に対しての反抗心があったのかもしれませんが、それでもやり通す猫猫の意思の強さにはびっくりです。ちゃんと寝れないこともあった様子でしたからね。僕だったら用意した薔薇を全部だめにしそう。

久しぶりに出てきた梨花妃は相変わらず美人でした。

日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

そしてお手伝いの小蘭がかわいい。裏のない癒されるキャラです。あと水晶宮の侍女たちがちらちらきてうっとしいという理由で爪紅という流行を生み出したのがすごかった。薔薇のことで大変なのに。

青い薔薇の正体と羅漢

そして迎えた園遊会。今回は楼蘭妃のお披露目がメインだったぽい。何とか用意した色とりどりの薔薇。それを見た羅漢はなんかぼやいてました。何を考えているのかよくわからない人たちが周りにいて相変わらず壬氏は大変そう…

園遊会の最中、休んでいる猫猫の元に壬氏が訪れました。今回の青いバラは遺伝子操作とかそういう感じではなく、単純な方法で染めたもの。昔、見たという青い薔薇も同じ方法で用意されたものの様です。

あと、猫猫は羅漢に一泡吹かせるため高順に何かを用意してもらっているようでした。

どうやら羅漢はほかの人間の顔が全部同じに見えてしまうような性質の人の様で、園遊会の帰り道?も碁石人間とともに歩いていました。

そこに彼にとって懐かしい色合いの爪でこちらをジト目で見てくる猫猫が現れるのでした。壬氏と高順の間で何かを抱えジト目でそれでいて華やかな色合いの爪で立っている猫猫はなんかシュールに感じてしまいました。

日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

この時の羅漢の表情がなんか本当にびっくりしたようなそれでいて嬉しそうな感じがしてよかったなぁ。ここでニコっとして見せないのが猫猫の良さ…

ソウカナ

だがそれが良い!!

まとめ!

季節外れの薔薇、しかも青いやつという無理難題を出してきた羅漢に対し何とか最低限の答えを出すことができた壬氏と猫猫でした。不眠不休に近い感じで薔薇の面倒を見る猫猫の様子がとても心配になりましたがちゃんと薔薇が咲いてよかった。青くするよりも咲かす方が大変という…。

日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

そりゃ壬氏君もこの表情になりますな( ´艸`)

また、壬氏は自分に向けられる感情をいろいろと感じ取っていましたがなかなかに大変な日常を送ってきたんだなぁとわかります。彼もただのキラキラしたイケメンってわけはないのですね。まぁ猫猫を気に入っている時点で人を見る目あるだろうし。

で羅漢は相変わらず変人でしたけど、人の顔が全部同じに見えてしまう人だったとは。そんなんじゃ人の感情とかわからなそうなもんなのに壬氏との駆け引きが老獪な感じですげぇな。さすが名軍師といったところでしょうか。

彼にとっては人生もゲーム感覚に近いのかなぁと感じてしまいました。

それと、猫猫が爪紅を流行らせて結果それが羅漢の目を痛くさせていたけれどそれも狙いだったのかなぁ?

次回予告では猫猫と羅漢が象棋をしている様子が映されます。そして羅漢が必死に走る様子も。最後出てきたキリっとした目の女性はいったい誰なのか気になる予告でした。いやー第23話も楽しみですね。それではまた~。

アニメ『薬屋のひとりごと』感想記事

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