猫猫の誕生秘話『薬屋のひとりごと』第23話感想

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第22話『青い薔薇』では見事に青い薔薇を用意してみせた猫猫。

あれは本当に大変そうでしたよね。いよいよ今回は毛嫌いしていた羅漢と対決します。

どうやってぎゃふんといわせるのか楽しみな回です。

ここから下はネタバレを含みますのでお気を付けください。

目次

アニメ『薬屋のひとりごと』第23話あらすじと感想

そんな親子対決回のサブタイトルは…

サブタイトル「鳳仙花と片喰」

タイトル的に爪紅に関連する話なのかなと思いましたが…。

冒頭に出てきた六娼館のとある人物をが出てきてこの人と羅漢の関係を写すんだろうなぁと予見させます。

夫婦のなれそめとか普段は興味を持てませんがこの二人のはきっとドラマティックなんだろうなぁと知りたくなりました。

この回の主な登場人物

  1. 猫猫(まおまお)・・・この物語の主人公。花街の薬屋の娘。故あって今は宮廷勤め。
  2. 壬氏(じんし)・・・美貌の宦官。猫猫曰く顔だけは無駄にいい。後宮で強い権力を持っている。
  3. 高順(がおしゅん)・・・壬氏のお目付け役の武官。まめで気が利く人。宦官?
  4. 羅漢(らかん)・・・軍部の高官でとっても胡散臭い。囲碁や象棋が好き?
  5. 鳳仙(ふぉんしぇん)・・・六娼館の妓女。碁の強い妓女。今は緑青館の離れに…

この回は小説でいうと第2巻の後ろの方です!

羅漢に挑んだ勝負は?

そしてシーンは後宮に戻り猫猫のジト目ドアップ。

羅漢と猫猫以外の周りのひとが碁石だったり象棋の駒だったりでシリアスなのにかなりシュールな感じというか…。

ソウカナ

笑ってはいけないのに笑いたくなる…

そして猫猫は象棋で条件付きの賭け勝負に挑みます。

あえて羅漢の得意分野に強気で攻める感じが何か作戦があるのかなぁとてもわくわくしました。

そして賭けの賞金代わりとしてお互いが要求するのですがまずは羅漢が猫猫に

娘になって

と要求。一方の猫猫は

まおまお

緑青館から妓女を一人身請けしろ

羅漢的にはどっちに転んでも問題ない物。そりゃ前向きに挑むわけです。

日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより
ソウカナ

なんだかとっても楽しそうな羅漢n

羅漢にほかにもうないのといわれて猫猫は二つの条件を出しました。

はめられた羅漢

猫猫が出した条件は下記の2つ。

  1. 1つは5つの盃うち3つの盃に3杯飲めば猛毒になるという液体を入れて人勝負ごとに負けた方が飲む
  2. もう一つはどんな理由があっても試合を放棄したら負けというもの。

壬氏がいろいろ心の声を流して勝負を盛り上げてくれます。

猫猫が負けたら会えなくなっちゃうかもしれないから心中穏やかではないのはしょうがないかなと。心配でしょうがない様子でした。

でもそれは猫猫が仕込んだ罠でした。

象棋の勝負は順当に羅漢が勝ちを重ねますが…。3戦目で娘に毒を飲ませられないとわざと負けます。

そして盃を一杯のんでぶっ倒ることに。

いったい猫猫は何を仕込んだのか?

日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

まさか毒を盛ったのか??と一瞬壬氏と一緒になって焦りましたが…

その正体は毒ではなく酒

彼は下戸だったみたい。

それによって羅漢は不可抗力で試合を放棄することになり負けるのでした。

イヤーなんだかんだ猫猫ったら羅漢のこと知ってるやん。

って思ってしまいました。まぁ六娼館にいたしなんとなく聞いていたんでしょうかね。

ソウカナ

いつも飲んでたあれジュースだったんか…

羅漢と鳳仙の出会いと別れ?

そして羅漢の回想シーン。

彼は昔、男女の区別もつかないくらいで結構大変だったみたい。

家族からもよく思われていなくて…

そんな中で今でいえばゲーム、碁と象棋に出会ってハマってしまいました。

叔父のアドバイスでなんとなく駒に見える程度に判別できるようになったとか。

そして大人になり軍部に入り仕事も象棋も負けなしに。

付き合いで妓楼に行って碁が強いという噂の妓女、鳳仙と出会いました。碁を打つ彼女の指先は優しい朱色で彩られていたそうです。

羅漢はある意味で彼女に一目ぼれ。

日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

鳳仙の方も碁の強い羅漢に興味を持った様子でした。

ソウカナ

猫猫のかーちゃんきれいやなぁ…

そんな2人は碁と象棋をするだけの逢瀬を繰り返していきますが、いずれ身請け話が出てしまいます。

そしてある夜、二人は体を重ねてしまい…。

その後いろいろあり都を離れた羅漢はすぐに戻れると思っていたにもかかわらず3年間も戻れずじまい。

悪いことは重なり見受け話が破談になっていた鳳仙は、価値が下がってしまい売り方が変わりそれが原因で病気をもらってしまいました。

つらすぎる。

羅漢も後悔してもしきれないだろうけど鳳仙はもっと苦しかっただろうなぁと。思わず涙ぐんでしまったのは僕だけではないでしょう。

回想シーンが終わり羅漢が目覚めたのは緑青館。

そして梅梅から差し出された薬湯を飲んで吹き出したり、

枯れた青い薔薇をみて何か考え込んだりしていました。

どちらも猫猫が用意したもの。

薬湯に関してはおそらく激マズなのににやにやしていました。とってもキモいリアクション。僕も気を付けたいものです。

この薔薇にどういったメッセージが隠されているのか次回がとても気になる終わり方でした。

まとめ

最初に象棋で羅漢に挑む時点でおいおい大丈夫か?

と思いましたが猫猫は羅漢を

見事に罠にはめてました

羅漢はもー娘と象棋が打てるのがうれしくて仕方のない様子でかわいいやつじゃないかと少し上から目線で思ってしまいました。

そして羅漢と鳳仙の出会いから離ればなれになるまで。彼にとって後悔だらけでしょうね。

あの時もっと自分に力があれば、あの時気が付いていればとか、事件が重ならなければとか…

ソウカナ

思わず泣いてしまった…

きっと何もなくても大変だったんでしょうけど、もしかしたら幸せになれていたのかもしれませんし。

そして妓女の生きる道の過酷さをひしひしと感じてしまいました。

ソウカナ

つらい(´;ω;`)

どうでも良いことですが、猫猫のジト目とかは父親譲りなのでしょうかね?なんとなく気になりました。

ちなみに次回予告は、あれ?総集編なのかしら?と思わせられる感じでしたが全然違うようですよ。

アニメ『薬屋のひとりごと』感想記事

薬屋のひとりごとアニメ第1期|1クール

薬屋のひとりごとアニメ第1期|第2クール

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