第4話『恫喝』では水晶宮の侍女を恫喝し調教して何とか梨花妃の容態を快復させた猫猫。
無知からくる思い込みで苦しめられるとか梨花妃も大変でしたね。そして最後に猫猫が何をアドバイスしたのかとっても気になりました。
そしてとある男が自分のただれた手を見て「呪いだ」とつぶやいていましたが、今回はその呪いに対してどんな活躍をするのかとても楽しみです。
アニメ『薬屋のひとりごと』第5話のあらすじと感想
さて前話の最後に出てきた呪いに関する話だろうと思われるこの回ですがなんとサブタイトルはこれです。
なんかわくわくする響きのサブタイですね。
前話で出てきた呪いは?暗躍って何するの?とか次回予告でなんか猫猫きれいな服着てたけどどうしたん?とかいろいろ気になりましたが……
そんな感じで今回もあらすじと感想を書いていきたいと思います。
この回の主な登場人物
- 猫猫(まおまお)・・・この物語の主人公。花街の薬屋の娘。故あって今は宮廷勤め。
- 壬氏(じんし)・・・美貌の宦官。猫猫曰く顔だけは無駄にいい。後宮で強い権力を持っている。
- 高順(がおしゅん)・・・壬氏のお目付け役の武官。まめで気が利く人。宦官?
- 玉葉妃(ぎょくようひ)・・・上級妃の一人。穏やで柔らかい雰囲気の妃。
- 翡翠宮の面々。
鍛錬と松茸と呪い
真夜中に血?のようなものが付いた自分の手を見ておびえる男性の様子から物語はスタート。
そしてシーンは変わり夜明け前後、木刀で鍛錬をする壬氏と馬閃。
そして高順にくすりや(猫猫)の様子を尋ねる壬氏。猫猫の恫喝シーンをふりかえりいろいろ考えている様子でした。
そんな他人が頭を悩ませている中、猫猫は後宮にある林?の中でのんきにキノコ狩り。
その後は小蘭の元へ。小蘭からはとある噂を聞きました。
とある女官が堅物武官を媚薬を使って落としたとかなんとか。
その後、やぶ医者の元を訪ねる猫猫。林で確保した松茸の相談を持ち掛けます。
二人で松茸をあぶって食べていると、薬を作って欲しいと一人の宦官?が医局に駆け込むのでした。
庭に赤松植えたら松茸生えるのかな……
呪い=炎色反応+かぶれ
駆け込んできたのは深夜に自分の手を見ておびえていた人物。
手がひどくかぶれていました。
その宦官は後宮で出たごみを焼くのが仕事。彼が言うには……
女物の着物と木簡を火に投げ入ると火が7色に燃え上がり、その後自分の手がかぶれており呪いの仕業だと思ったようです。
かぶれを治す薬を調薬していた猫猫はその話を横で聞いていて冷静に現象を説明。
炎色反応のことを知らないと「手のかぶれ」と「7色の炎」を結び付けてなんだか怖いものだと思ってしまいますよね。
やっぱりある程度知識があった方が生きやすいのね世の中…。
あっても生きにくいけどさ…
それを聞いてその宦官は安心していました。
そのタイミングを見計らったのか壬氏が現れ猫猫に話しかけました。
自慢の美貌が通じない壬氏さんはたじたじ。
壬氏に執務室に連れていかれ猫猫は改めて炎色反応について説明。
それをきいて何かの確証を得た様子の壬氏は高順に腕に火傷を負った者を探すように指示するのでした。
なんかこれもある意味壬氏による暗躍といえば暗躍だよねーと思ったり思わなかったり。
化粧は美しくするためだけではない
翡翠宮に戻ると園遊会の準備が進められていました。
寒い中行われる園遊会のために猫猫は血行を良くするショウガと蜜柑の飴を作り、肌着を改造。
最初は自分用だけの様子でしたが翡翠宮の皆の分や壬氏や高順、皇帝直属のお針子と食事係の分まで準備をする羽目に…
なんか猫猫いろんなことができるなぁ…
そして迎えた園遊会当日。きれいに着飾った玉葉妃は侍女の皆に変な虫が付かないようその証としての宝飾品を配ります。
玉葉妃はなんだか可愛いことを言いながら猫猫に首飾りを付けていました。
そばかすむき出しのままの猫猫でしたが侍女仲間にしっかりと化粧をされることになります。
化粧をし直す前に顔をぬぐうのですがその段階で猫猫をみてみんなびっくりした様子でした。
園遊会が始まる前、4人の上級妃の元へ挨拶周りをしていた壬氏はるんるんとした様子で玉葉妃の元を訪れます。
そこで美しく着飾った猫猫を見てびっくり。思わず見惚れてしまったようでした。
化粧をしてそばかすを消したのか?と聞く壬氏に化粧を落としたから消えたという猫猫。
実は猫猫は毎日かわいた粘土でそばかすの化粧をしていたというのです。そうするようになったのは裏路地に連れ込まれないようにするため。花街は一歩裏に入ると結構危険なようで…
その話を聞いた壬氏はいろいろ申し訳なく感じている様子でした。壬氏は猫猫に謝ると同時に猫猫の紙にかんざしを挿すのでした。
てれかくしかなぁ。ええなぁこのシーン。
侍女のみんなはうらやましがり、意味が分からず困惑する猫猫。そんな彼女に玉葉妃はこんな言葉をかけます。
「もう、早速約束をやぶったのね。私だけの侍女じゃなくなったじゃない」
そして園遊会が始まるのでした。どうにもこのかんざしには何か意味があるようですね。
まとめ!
僕は中学校で習った炎色反応が出ましたね。
この時代そんな風にまとめられて勉強することなんてできませんでしょうからそんなこと知っていた猫猫はすごいです。
そして自分もあの場に居たらきっと呪いだーとか言って騒いでる方だったんだろうなと思うと胸が……
あぁ僕ってばモブ中のモブだよなぁなんて。早く主人公になりたい。
猫猫にかんざしを挿すときの壬氏君ってばかわいかったわぁ。年頃の少年の様でしたね。
そして化粧をしてそばかすをつけて醜女に見えるようにするなんてとても大変な状況で育ったのね猫猫。
そしてかんざしや宝飾品をあげる意味は何なのかとても気になっちゃいますね。
おっちゃん年甲斐もなく興奮してしまいましたよ。壬猫尊すぎますわ。
それにしてもちびっこくてかわいくて薬も作れて毒見もできる侍女なんて自分だけのものにしたくなりますよね玉葉妃からしたら。
最後のシーンでは暗いところでなますを意味深に置く女が出てきました。
こやつ一服盛ったなと思わせる形で次の回につながります。いやーいよいよお待ちかねのあのシーンですわあ。