アニメ感想『薬屋のひとりごと』第8話|娼館での心中事件とその真相。強かな祇女達に尊敬を覚える!!

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第7話では指紋採取という技を見せてくれた猫猫

毒を盛った第三者の存在を示唆し、里樹妃へのいじめについて推察してみたりと何気に活躍していました。

そして小蘭にかんざしについて聞いてからすぐに李白を利用し里帰り、引き合いに自分が育った六娼館の姐さん紹介するというアグレッシブさには遣手婆にも通づるものを感じました。

そんな前回の感想が気になる方は下記をどうぞ

そして今回は久しぶりの猫猫の里帰りでしたが、やっぱり事件には巻き込まれてしまいます。

この記事はアニメ『薬屋のひとりごと』第47話の感想を、すでに見たけど感想を共有したいって人や、まだだけどネタバレ全然大丈夫って人、見るかどうかの参考にしたいって方へ向けて書いていきます!!

その事件の真相を解き明かしていきますが相変わらず動機はあえてはっきりはさせない感じで終わりますが……

ソウカナ

それでもちゃんとした『納得』を僕ら視聴者に与えてくれるのがこの作品のすごいところ

そんな第8話の僕の感想は大まかにこんなところ

  • 事件は娼館で起きている!猫猫の応急処置の手際の良さに感動
  • 養父(羅門)の指導の厳しさとあらぶるカムロにびっくりした!!
  • 心中はほんとは殺人未遂?真実を解き明かすことは必ずしも優しくはない
  • お風呂で梅梅に抱きしめられる猫猫がうらやましい!壬氏の嫉妬ドンマイ!!
目次

アニメ『薬屋のひとりごと』第8話|感想と解説

サブタイトルは「麦稈」

「稈」とかいて「わら」と読むむぎわらでしたが僕のPCでは変換候補に出てきませんでした…

ソウカナ

次回予告からわかることですが牧歌的な内容ではなく事件の予感がするよね

アニメ(小説)だからこそダメなんだけどちょっとわくわくしてしまう自分がいました。実際は事件なんて起きてほしくはないですからね、身近ではやめてほしいところ。

そんなわけで花街で猫猫はどんな事件を捜査するのか感想いきます!!

この回の主な登場人物

  • 猫猫(まおまお)・・・この物語の主人公。花街の薬屋の娘。故あって今は宮廷勤め。
  • 壬氏(じんし)・・・美貌の宦官。猫猫曰く顔だけは無駄にいい。後宮で強い権力を持っている。
  • 高順(がおしゅん)・・・壬氏のお目付け役の武官。まめで気が利く人。宦官?
  • 養父(オヤジ)・・・羅門(ルォメン)猫猫の育ての親。元宦官。花街の薬師をしている。
  • 李白(りはく)・・・若い武官で出世株?筋骨隆々、白鈴姐さん狙いの人。
  • 玉葉妃(ぎょくようひ)・・・上級妃の一人「貴妃」。穏やで柔らかい雰囲気の妃。
  • 翡翠宮の侍女たち。

ここから先はネタバレも含まれますのでまだ薬屋のひとりごとを見ていない方はご注意ください!!

事件は娼館で起きている!猫猫の応急処置の手際の良さに感動

花街近くにある実家である薬屋に里帰り中の猫猫。目を覚ますとオヤジ(羅門)さんはすでにおらず薬草畑に。

ソウカナ

羅門は自分で育てた薬草で薬を作るのが好なこだわりのある人

そんなことを考えていると薬屋の扉を激しくノックするカムロ。猫猫とやり取りして、その手を取ってカムロは駆け出します

連れてこられたのは事件現場である妓楼。六娼館とは別のところ。そこには寝台に並んで倒れる男女がいました。

どうやら何か体に良くないものを接種してしまったようで。現場にたどり着いた猫猫は即座に応急処置を開始。

画像引用元:©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

嘔吐物がのどに残ってないか確認し呼吸の止まっていた男の方には人工呼吸を行うのでした。

治療の一環なので一切の躊躇なく猫猫は行うけど、これを壬氏が見ていなくてよかったとほんとに思う。

何とか二人は一命をとりとめ、猫猫は事件現場の考察を開始。

現場には酒とたばこのにおいが充満し、酒瓶が2つ、割れたガラスの器、散らばった数本の麦稈、キセルにたばこの葉。それを見て猫猫はめんどくさいことをやらかすもんだとぼやくのでした。

ソウカナ

猫猫のポニーテールがなんかかっこよかった。いつもと違って新鮮。

その後木簡をカムロに持たせてオヤジさんを呼びに行かせました。

養父(羅門)の指導の厳しさとあらぶるカムロにびっくりした!!

猫猫はカムロから受け取った炭をつぶしているとそこにオヤジさんがやってきました。処置についてはまぁまぁとオヤジ(羅門)から厳しめの評価もらった猫猫。

ソウカナ

あれでもまぁまぁとは見た目に反して羅門はスパルタか??

画像引用元:©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

そしてオヤジさんによる状況見分が開始され猫猫はこれは何の毒だとおもったか質問されます。

ソウカナ

いつも質問をしては猫猫に学ばせようとするみたい。

猫猫の答えはたばこの葉が猛毒で心中に使うならこれだと思うと伝えます。

今回、猫猫は処置の段階で水は飲ませませんでした。たばこの葉をそのまま摂取した場合水を飲むことで吸収が早まるから。

でも今回は最初からたばこの葉の成分を水に溶かして飲んでいたため、水を飲ませて薄めたほうがよかったみたい。

ソウカナ

状況を見て判断しろとか大変だなぁ毒の対処。とっさにそこまで観察しないといけないのか…

すげえかっこいいオヤジさんだと思いきや、金には無頓着でそこの妓楼の遣手婆に謝礼金を出されて断ろうとして猫猫に叱られてました。

その際、その妓楼の遣手婆が麦稈をつかってお茶を飲んでました。いるんですよね仕事はすごいけどお金ちゃんともらうのが下手な人って。僕の祖父もそうだったらしく…ってどうでもいいか

心中は花街ではよくあること。

なんでも年季の開けない女と金子が用意できない男が一緒になるべく図るらしい。

でも、男は心中するような輩には見えなかった。で猫猫が男の様子を見に行くとカムロが男に刃物を突き立てようとしていて猫猫は刃物を取り上げます。

カムロは必死に食らいつきますが猫猫の頭突きに膝をついてました。

その娘に同情的な妓女から事情をきいてみると身請け詐欺的に妓女をもてあそぶくそ野郎で、そのカムロの姉も被害者…

ソウカナ

いや男の方は別に助からなくてもよかったような・・・。と思うけど妓楼全体がまずいことになるだろうしなぁ。

猫猫の言う通り妓楼としては頭が痛い話です。

心中はほんとは殺人未遂?真実を解き明かすのは必ずしも優しくはない

気になって推理をしてしまう猫猫でしたが真相に気づいている様子のオヤジさんは何のヒントもくれません。

ソウカナ

てかオヤジさん真相にすぐ気づくのすげぇなマジでナニモンだろう。

水に溶かしたもの、麦稈、種類の違う2色の酒というワードから心中でなく殺人未遂だと気が付く猫猫。

オヤジさんはもう終わったことだといっていましたが心情的に祇女側の味方をしてたのかなぁなんて思ました。

分かってはいてもやっぱり気になる。猫猫は花街を歩きながら推理をまとめていきますました。

殺そうとしたのは妓女のほう、犯行に使われたのは毒の酒。用心深い男に飲ませた方法は?

答えは聞かされてみると簡単で、比重を利用して酒を層にして…これ自体は見た目が良いから客を喜ばせる小ネタとしてよく使われるらしい。

ソウカナ

2層に分かれたカクテルみたいなもんね

その性質と麦稈ストローを利用して、自分は死なずに男にだけ毒を飲ませる方法を考えついたようです。

考えるのは簡単だけど実行するのは命がけ。度胸がすごい。

猫猫はそれに対し悪感情をそこまで持っている様子ではありませんでした。

よくよく考えるとカムロもその娘に同情的だった妓女も、妓楼の遣手婆も共犯だったのではないか疑わしい点はありましたがそこで思考をやめていました。

ソウカナ

だって真実がわかってもだれも得しないもの

お風呂で梅梅に抱きしめられる猫猫がうらやましい!壬氏の嫉妬ドンマイ!!

思考しながら向かった緑青館。猫猫はそこで風呂をかります。湯船につかっているとそこにやってくる緑青館の三姫の一人である梅梅姉さん。猫猫が後宮にすぐに戻ってしまうことを知って寂しそうにしていました。

三姫のみんなも緑青館の遣手婆も急にいなくなってしまった猫猫を心配していたとのこと。婆はほんとか?とおもってしまうけど本当でしょう。猫猫のまえではいつも通りにしてくれてい様子。

ソウカナ

梅梅姉さんに抱きしめられてなんだか楽しそう。ってか、うらやまし…

その後、梅梅さんが言っていた離れで猫猫がすごく陰鬱な表情をしているシーンが出てきました。

そして3日間の里帰りを終え後宮に戻る猫猫でしたが、帰り道、緑青館で合流した李白はすっかり白鈴姐さんに骨抜きに。

夢のようなひと時を過ごしたのだでしょうね。

ソウカナ

うらやm…いや、逆に一度でも良い夢を見てしまった李白はきっと大変だよね

画像引用元:©日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会|アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイトより

後宮にもどり玉葉妃に挨拶に行くとその背後にはやたらと不機嫌な様子で猫猫を見つめる?監視?する壬氏がいました。

気まずい雰囲気にすぐに退散しようとする猫猫でしたが、壬氏に応接室に呼び出されるのでした。

応接室での壬氏はなにやらイラついた様子でしたが猫猫はスルー。そして里帰りと李白について聞かれました。

猫猫的にはちゃんと答えていた様子でしたが壬氏の求めていた答えとは違ったようで面白いことに

壬氏は自分が頼られなかったことを拗ねていましたが、猫猫はそれを暇人だから厄介ごとでも構ってほしいのかと思い

壬氏に見合う対価が用意できなかった、李白に一夜の夢を見てもらったと報告。

それを聞いた壬氏は茫然。それでも猫猫は淡々と壬氏に接するのでした。それを聞いた玉葉妃や侍女頭の紅娘(ほんにゃん)のリアクションが面白かった。

ソウカナ

ってか涙目で笑う玉葉妃がめちゃ可愛くて好き

まとめ|娼館の祇女も後宮の妃も本質は一緒なのかもしれない。

「花街も本質は後宮と変わらない。花園であり鳥かごだ。みんな閉じこもった空気に毒されていく。」

アニメ「薬屋のひとりごと」より

という猫猫の独白にはなんだか重たいものを感じました。

現代日本と違い自由の少ない閉鎖的な世界で強く生きている彼女たちの様子には心惹かれる何かを感じます。

ソウカナ

非常に生きにくく大変そうだけどね

そう語るときにテレビ画面に映されていた夜の花街はとても美しかった

そして猫猫全く意識していないんでしょうけど、壬氏への報告はわざとか?と疑ってしまうほど情報不足。あれだと確かに猫猫自身が…と思われてもしょうがないというか。対価として六娼館の姐さんを紹介したといえばいいのに。

気になる娘があんなことやこんなことをしたと思ったら育ちの良い男の子は気が気じゃないでしょう。

ソウカナ

周りも知ってたら教えてあげてー( ´艸`)

それにしても壬氏の手が肩に置かれた時の猫猫のリアクションがひどかった…

次回予告は自殺か他殺かという事件の香り満載な題名。コミカルな感じの猫猫が酒と思われる入れ物を俺のもんだーという勢いで抱えている様子が非常に気になりました。

ソウカナ

ここまで読んでくれてありがとう!!

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ソウカナ

ついでに僕も応援してくれると嬉しい……

アニメ『薬屋のひとりごと』関連小説

小説版、漫画版×2種類と関連書籍があるこの作品ですがここでは小説版を紹介させていただきます。

ソウカナ

アニメは小説版に準拠してるって聞いたことあるよ!!

『薬屋のひとりごと』第1期の範囲はこちら!!

『薬屋のひとりごと』第2期の範囲はこちら!?

ソウカナ

3期だと思いがちだけど実は2期なんだよね……

もっと先が気になるんだよねって方は

薬屋のひとりごと (全15巻)

後宮内で大活躍の猫猫がその中でとどまらず活躍。羅のお嬢様になっていたりいなかったり…

壬氏と猫猫の関係もどうなっているのか気になるところ

僕はkindleで中途半端に買ってたけどちゃんと購入済みの巻ははじいてくれたから安心して買えました!!

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ソウカナ

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『薬屋のひとりごと』マンガ作品

漫画版はなぜが2種類あるので絵柄の好みとかで選ぶといいかもです。

ソウカナ

原作者先生もなんでかは知らんらしいよ!!

  • よりミステリーに重きを置いたのがサンデー版(後宮謎解き手帳の方)
  • 読みやすさキャラの可愛さ重視ならガンガンバージョン

っていうのが僕の印象でした!!

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